“森林減少・劣化による排出量の削減(REDD)”を補完するための基金、「森林炭素パートナーシップ基金(FCPF)」の発足が世界銀行により本日正式に発表されました。REDDにおいて、世界銀行は市場メカニズムを導入することによりその資金源を確保しようとする構想を打ち出しており、その市場メカニズムを補完するための基金としてFCPFを設立しました。日本政府はこれに3年間で最大1000万ドル(約11億円)を拠出すると表明しています。
FoEと他の環境団体は、FCPFの発足発表会場にて、“世界銀行は森林から手を引け!”“世銀が立ち退けば森林は増える”、“森の人たちの住む場所をとるな、排出権取引は禁止しろ”と叫び、世銀に森林を取られ殺された先住民族になりきり、デモを行いました。世界銀行が森林に市場メカニズムをも持ち込むことにより、取引に参加する富んだ国々や企業が森林管理の長期商業契約を結ぶことにより、森林に依存して生活している10億人を超える先住民族や他の地域住民を森林から締め出し、今よりもさらに不利な立場に追いやられること懸念し、デモで訴えました。
FoEと他の環境団体は、FCPFの発足発表会場にて、“世界銀行は森林から手を引け!”“世銀が立ち退けば森林は増える”、“森の人たちの住む場所をとるな、排出権取引は禁止しろ”と叫び、世銀に森林を取られ殺された先住民族になりきり、デモを行いました。世界銀行が森林に市場メカニズムをも持ち込むことにより、取引に参加する富んだ国々や企業が森林管理の長期商業契約を結ぶことにより、森林に依存して生活している10億人を超える先住民族や他の地域住民を森林から締め出し、今よりもさらに不利な立場に追いやられること懸念し、デモで訴えました。