クッキングアップルの郷

秋田県横手市のりんご農家6人がつくるクッキングアップルの生産グループ「クッキングアップルの郷」の日々を記事にします。

クッキングアップルの郷【インタビュー|佐藤和也さん①】

2017年05月09日 06時58分09秒 | インタビュー

こんにちは。 調理用りんごの生産者グループ「クッキングアップルの郷」

インターン生の「さんご」です。



前回に引き続き、クッキングアップルの郷メンバー紹介をします。
今回は佐藤和也さんに迫ります!! 


 クッキングアップルの郷

佐藤 和也(かずや)さん (33)

*さとう果樹園*平鹿金麓*オカノウエプロジェクト


 さとう果樹園に取材に行ったのは、2017年5月4日木曜日。

快晴で、風も少なく穏やか。

最近できたてのCAMOSIBAから自転車を借りて平鹿を目指します。

和也さんの果樹園は横手の「ゆっぷる」の近くにあります。

 
平鹿金麓地域の果樹出荷場です。
 
 
和也さんの畑まであと1分くらいです。ここまでで20分かかりました。
 
心地よいGWの風に髪をなびかせつつ坂を下ると、
 
 
「やあ。」
 
とは実際に言ってなかったけど、出迎えてくれました!到着です!


「こんにちは〜!よろしくお願いします。」
「本当に自転車できたの!?wりんごジュース飲みな!」
「うま!!ありがとうございます」
 
 
※このインターンシップではりんごジュース飲みがちになります。しあわせ。
 

*話しやすいように、椅子をセットしてくれていました!
*作業着がオシャレ!

さ 「りんご作りはいつから始めたんですか?」
「28くらいかな!つらかった〜〜笑
  今はこうやってりんご作ってるけど、前は洋食屋さんで働いてた。料理人になりたかったんだ。」
 
「へー!洋食屋さんですか!」
「外国の料理の方が、強烈な感じがするというか...HAPPY感があるよね!パーティーみたいな!」
「HAPPY感(笑)いいですね!和也さんらしいです」
「だけど、両親の体調不良がきっかけで就農することにしたんだ。
  よし、帰るかって思って」


「結構大きな決断だったんじゃないですか?」
ワインを作りたかったから、りんごを切ってブドウにしようと考えてたよ(笑)」
↑笑顔で話す和也さん。面白いですw

「それはひどいwでも、今りんご作ってますよね。」
「昔は何もわかってなかったからさw
  今はシードルっていうりんごから作られるお酒を作っているよ!
  イタリアンのシェフに教えてもらったんだ。
  26~27くらいの時だったね。りんご作りに張り合いが出たよ。」


「運命的ですね。」
「ホントそれ!あとは、2014年の”農楽交”も。
  そこに行って、生産者と消費者で話をしたんだ。
  そのおかげで今のシードルがあるようなもんだよね。背中を押してもらったというか」


「そのような場があったとは、初知りでした。」
「その頃からようやく楽しくなってきたよ(笑)
  あっ、ジュースなくなったでしょ?もう一個のむ?」


↑またもらってしまいました。


「このパッケージのりんごジュース、おばあちゃんの家でめっちゃ出てきます!」
「でも、おばあちゃんの家で出てくるりんごジュースと中身違うからねw」
「どうやって生産者を見分けるんですか?」
「お店で買うときにちゃんと名前書いた札かなんかついてるよ!」
「へー!自分ではあんまり買わないから、今度見てみます!味の違いはわからないかもしれませんが(苦笑)
  一ついくらで売ってますか?」



「100円くらいかな〜。原価ギリギリ!
  だけど、前はりんご代の概念がなかったからなぁ。
 
 
 
「りんご代の概念がないってどうゆうことですか?」
「規格外になってしまったりんごを絞って作っていたから、
  ジュースにして売れたらラッキー!ぐらいに思ってたってことだよ」
「味は一緒なのに...厳しいですね。」
「りんごの価値が下がってきているんだ。
  1パック120円くらいで売れたらちょうどいいんだけどね!」

 


今回はここまでにします!
続きは次の記事をご覧ください🍎
 
さんご


*和也さんも取り組んでいるオカノウエプロジェクトについて*
こちらからのぞいてみよう!
 

 


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