成長期の子ども、スポーツをしている子どもは、隠れ貧血！

こんばんは。
朝夕、寒くなりましたね。
秋バテという言葉があるようで
最近、風邪をひいている人も多いようです。
気をつけてください。

先日、コンパスのお客様から
依頼があり、お子さんをお持ちの
お母様たちに栄養学の勉強会をして
もらえないかということで、
行ってきました。

9人の方が集まり、熱心にお聞きに
なっていて、お子さんの体調面を
みなさん、心配されていました。

なかなか栄養の勉強をする機会が
ないのが、現状だと思います。

先ず、体のしくみ、人間の細胞は
栄養でできていること、病気は
どのようにできるか、自然治癒力を
みんな持っていることなど・・・

基本的なお話をして、成長期に
一番ポイントになる、かくれ貧血の
お話をしました。

通常の血液検査で貧血（Ｈｂ）を見ると
正常な子も、ほとんどの子が
貯蔵鉄（フェリチンという検査項目）を
みると、すごく少ないのです。

この貯蔵鉄をいかに増やしていくかが
子どもの体と心の成長のポイントに
なります。
というお話をさせて頂きました。

貯蔵鉄が少ないと、頭痛、集中力がなくなる
疲れやすい、食が細い、成長痛、身長が伸びない
スポーツで体力、持久力がない・・・

多くの子どもが抱えている悩みが
当てはまります。

この隠れ貧血を改善するには、貯蔵鉄の材料に
なる、タンパク質、動物性の鉄分、ＶＢ群を
中心にした十分な栄養が必要になります。

牛肉の赤みの部分などはオススメです。
食事でなかなか取れないときは、我が家では
ヘム鉄という動物性の鉄分をサプリメントで
補います。

我が家の子どもは、私の実験によく
付き合ってくれますが、
次男、三男は、プロテインとヘム鉄は
まめに飲んでいるせいか、長距離は学校でも
一番速いようです。

長距離選手の筋肉は、赤い筋肉が多く、
赤いところには鉄分が十分に必要だそうです。

自分の体験をもとに、子どもたちの
成長期に必要な栄養について

少しずつでもお伝えしていけたらと
改めて思いました。

最近、うつと診断される人も増えてきているようですが
この隠れ貧血がうつの原因になっていることが多い
ようです。

コンパス南青山店
　　　宮城