シナモンCANDY

お花畑なポンポン日記

出産レポ4 呼吸と猫のポーズ

2016-04-28 20:35:46 | 出産
《出産レポ☆その4》


徐々に強くなる陣痛。
看護師さんに
「深呼吸して! 鼻から吸って、口から吐く。ゆっくりゆっくり、力を抜いて!」

鼻から息を吸い、ウーッ!とゆっくり吐くのが良いらしい。
5秒くらいかけて息を吐くんだっけか。

痛みで呼吸が浅くなると、過呼吸になってしまうらしい。
そうすると赤ちゃんに酸素がいかなくなるので、ゆっくり力を抜いて呼吸するのが望ましい。

……と、簡単に言うけれど、痛みで息が詰まりそうなのにそんな余裕はない。

しかし、出産は母体より胎児の方が何倍も痛みがあり苦しいと聞く。
それを自分に言い聞かせて、呼吸に注意する。

吸って、「うーっ!」
半分唸りながら息を吐き続けた。

とはいえ、陣痛なので痛みが来たり引いたりの繰り返し。
痛みが引いた時は天国みたいな気持ちになり、そのまま脱力して閉眼し休んだ。

何回も押し寄せる陣痛。

呼吸を繰り返すことによって、子宮口がどんどん開いていくという。
10cm開けばいきんで良いと言うが、これがまた遠い遠い。

「うーっ! 頑張れ、頑張れ!」

いつしか自分を励ましていた。

その内に、赤ちゃんの向きが反対だと言われた。
逆子とかそういうのではなく、旋回異常とでもいうのか。
出てくるのに顔の向きがあって、それが逆になっているらしい。

それを修正する為、四つん這いになるように指示を受けた。

痛みに耐えながら体勢を変える。
そのうちに、腰を左右に振れと言う指示が来た。

家で時々やっていた、ヨガの猫のポーズっぽい。
やはりその体勢は安産の体勢なんだな。
産前は元より、産中も有効とは。

必死に腰を振る。
痛みで絶叫し、分娩台で大騒ぎ。
呼吸を意識しつつ、痛いと叫んだりした。

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