《出産レポ☆その5》
やがて猫のポーズでいるのも疲れて来たので、看護師さんに休ませて欲しいと懇願する。
駄目と言われても、側臥位になって倒れ込んだ。
仰臥位になり、再度陣痛と戦う。
すると、看護師さんが夫の立ち会いについて聞いてきた。
傍にいた方がいいのか否か。
手すりをガンガン動かして暴れている自分を想像する。
例えば夫に手を握って貰った所で、腕を捻りあげて攻撃してしまうのがオチだ。
心配ばかりさせるのも良くない。
そう判断し、私は迷わず外で待っていてくれと頼んだ。
夫は、トボトボと分娩室から出ていった。
その内に、赤ちゃんの頭の気配が下半身から伝わってきた。
これが子宮口が完全に開いたという事なのか?
段々いきみたくなってきたので、私は思わず訊いた。
「うーっ! うーっ! いきんでも大丈夫ですかぁっ!?」
いいよ、と言う声を聞く。
息を吐きながら、少しずついきむ。
とはいえ、そんなスルッといくわけもなく。
痛みが引く瞬間を狙って、少しずついきむ。
少しすると、いつの間にか会陰切開の流れになっているのに気付いた。
麻酔を打たれ、パチンとやられた。
痛みは無かった。
少しずつ頭が出てくるのが分かる。
もう少し、もう少し。
しかし、やがて我慢の限界に。
これまで呼吸を整えるのに必死になっていたが、耐えられなくなってしまった。
力一杯
「ああああああ! 痛いよぉーっ!」
と天井に向かって叫んだ。
大きなエネルギーを放出し、自身の醜態を反省した所で、再び呼吸を整える。
もう少しだ。
頑張るんだ。
やがて猫のポーズでいるのも疲れて来たので、看護師さんに休ませて欲しいと懇願する。
駄目と言われても、側臥位になって倒れ込んだ。
仰臥位になり、再度陣痛と戦う。
すると、看護師さんが夫の立ち会いについて聞いてきた。
傍にいた方がいいのか否か。
手すりをガンガン動かして暴れている自分を想像する。
例えば夫に手を握って貰った所で、腕を捻りあげて攻撃してしまうのがオチだ。
心配ばかりさせるのも良くない。
そう判断し、私は迷わず外で待っていてくれと頼んだ。
夫は、トボトボと分娩室から出ていった。
その内に、赤ちゃんの頭の気配が下半身から伝わってきた。
これが子宮口が完全に開いたという事なのか?
段々いきみたくなってきたので、私は思わず訊いた。
「うーっ! うーっ! いきんでも大丈夫ですかぁっ!?」
いいよ、と言う声を聞く。
息を吐きながら、少しずついきむ。
とはいえ、そんなスルッといくわけもなく。
痛みが引く瞬間を狙って、少しずついきむ。
少しすると、いつの間にか会陰切開の流れになっているのに気付いた。
麻酔を打たれ、パチンとやられた。
痛みは無かった。
少しずつ頭が出てくるのが分かる。
もう少し、もう少し。
しかし、やがて我慢の限界に。
これまで呼吸を整えるのに必死になっていたが、耐えられなくなってしまった。
力一杯
「ああああああ! 痛いよぉーっ!」
と天井に向かって叫んだ。
大きなエネルギーを放出し、自身の醜態を反省した所で、再び呼吸を整える。
もう少しだ。
頑張るんだ。
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