ロートル技術屋の日記

カタカナ表記を使いたがる人は学の無い人?その3 今度はソーシャル・ディスタンシング

今度はソーシャル・ディスタンシング

昨晩のNHKのニュースで「ソーシャル・ディスタンシング」という言葉を使っていました。
直訳は「社会的距離」だそうです。
海外の企業が自社の会社ロゴの模様やアルファベットを離したものに変えてお互いの距離を保ってコロナウイルス感染拡大を防止しましょうと呼びかけていることの紹介でした。

「ソーシャル・ディスタンシング」という言葉を聞いてすぐに意味が分かる人がどれだけいるのでしょうか。
英語がわかる人は「ディスタンシング」という言葉で距離を取る、離すというような意味合いだと理解するかもしれませんが、一般の方は「???」だと思います。

国営放送ならばそのまま使わずに良い訳語を提案してほしい

NHKのホームページに昨晩のニュースの内容が掲載されています。
「ソーシャル・ディスタンシング」をGoogleで検索するとトップに出てきます。
その中で昨晩の放送と同様に
直訳と意味を紹介しています。
でも、その記事の中では直訳以外は「ソーシャル・ディスタンシング」をそのまま使っています。(見出しも含め5回登場)
最初に直訳が「社会的距離」だという説明がついているだけで後は訳語がありません。
文章的には同じ言葉の繰り返しは美しくないのですが、論文ではないのだから意味が分からない言葉にはその都度訳語をつけるべきだと思います。
NHKは「ソーシャル・ディスタンシング」という言葉を国民に覚えてほしいのでしょう。
NHKの放送は危機的な状況になると視聴者が増え影響力が大きくなります。
「ソーシャル・ディスタンシング」をそのまま使うのではなく日本語の良い表現を考えて提案してほしいものです。
そうすれば一部の人にしか本当の意味が伝わらないカタカナ言葉は流通しなくなると私は考えます。


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