緊急事態宣言が解除され、奇跡のように感染者が少なくなっています。
勤務先の規制も緩和され出張できるようになりました。
これまで保留になっていた案件を処理しなければならず、先々週、1年半ぶりに1泊2日の仙台出張をしました。
部分月食を忘れて日程を組んだのは失敗でした。
60歳を過ぎて給与が減額になっているため、何とか費用を浮かせようとお得な宿泊プランを探しました。
検討した結果、これまでも時々使っているJR東日本のダイナミックレールパックにしました。
やまびこ号利用で大宮-仙台往復と朝食付きのホテルがパックになって18,500円でした。
今回の日程での大宮-仙台往復のやまびこ号の指定席料金は行きが10,350円(閑散期)、帰りが10,550円(金曜日で通常期)で合計20,900円になります。
往復の新幹線料金よりも2,400円安い金額で宿泊まで出来てしまいました。
とてもありがたいパックツアーです。
勤務先は出張の宿泊費を5,000円までは無条件で出してくれます。
(5,000円を超えた場合は領収書が必要になります)
最寄駅から大宮までの料金が別途必要なことと、精算時のJRの料金も変わってくるので最終的にお得になった金額は7,268円でした。
東京回りで精算できると都区内扱いになってもう少しお得になるのですが、大宮から新幹線に乗る方が料金が安く時間もかからないため出来ない話です。
他のパックツアーにはないダイナミックレールパックの特徴が往路の到着地と帰路の出発地が同じでなくても良いことです。
(往路の出発地と帰路の到着地は同じ駅でなければなりません。)
例えば、行きは大宮-仙台、帰りは盛岡-大宮にして仙台に宿泊し、翌朝、盛岡に移動して、夕方、盛岡から乗り換えなしに帰路に就くというような手配が可能です。
利用したことはないのですが、うまく活用するとお得になるかもしれません。
気を付けなければならないのがダイナミックレールパックは旅行商品になっているので直前にキャンセルすると高額なキャンセル料が発生することです。
(前日40%、当日の出発前で50%、出発後は100%)
ですが、ホテルが空いていれば前日まで申し込めるのでぎりぎりに申し込めばリスク回避ができます。
今回は2日前に申し込みました。
金額以外の利点として申し込んだ新幹線に乗り遅れても後続の自由席に乗車できることです。(以前も紹介しています。)
JR東海のパックツアーは指定の列車に乗り遅れると特急券と乗車券が無効になり、後続の列車には乗れず払い戻しもできないので非常に危険なのですが、ダイナミックレールパックはその危険がありません。
JR東日本は太っ腹ですね。
ダイナミックレールパック以外のツアーの中には列車限定で、乗り遅れるとJR東海と同様に特急券と乗車券が無効になるものがあります。
ただ、ダイナミックレールパックと料金がほとんど変わらないので選ぶ理由がありません。
ホテルは法華クラブ仙台を選びました。
仙台駅から徒歩10分ぐらいと少し遠めで建物自体は古いですが部屋はリフォームされており不満はありません。
何と言っても朝食の品数が多いのが魅力です。
おかずなどの配置がコの字型になっていて全貌が見えない状態で取って行ったのでこんなことになりました。

食べきれないと思ったので5~6品は取りませんでした。
笹かまぼこ、だだ茶豆の入った豆腐、牛タンのそぼろ、芋煮汁など、仙台ならではのメニューを含め25品ぐらいあったと思います。
連泊しても飽きることはなさそうです。
ご飯のほかにパンも何種類か置いてありました。
他にフルーツやケーキなどのデザートもありましたがお腹いっぱいになり食べませんでした。
飲み物もコーヒー、紅茶、ジュース、牛乳がありました。
新型コロナウイルス感染防止対策はルートインホテルズと同じ、触れずに装着できる使い捨て手袋が用意されていました。
部屋の鍵も独特です。

刺しこんで右に回したままドアを横にスライドさせます。
シングルルームを予約したのですが、ツインルームにしてもらったのでとてもリラックスできました。
次の機会も同じ法華クラブのダイナミックレールパックにしようと思っています。