お笑いに限らず、芸能というものは反権力とか「お上」への反骨心が無ければならない、、、とは思わないのだけれど、お上のカネをアテにするというのも如何なものか。
やすしがアチャコがダイマルが… ワッハ上方のお宝資料、橋下改革で風前の灯火
イザ!より
文化だというのなら、ワッハが入居しているビルの持ち主である吉本や、管理を委託されている在阪の放送局の面々も痛みを共有すべきではないのか。
大阪府立上方演芸資料館
wikipediaより
ワッハ上方の利用については、展示室への入場は有料であるものの、演芸ライブラリの利用は無料であるという。そう言えばTVのニュース映像でも、向かいのNGKでは入場料が掛かるが、こっちは無料だし今のお笑いはわからんからこれで充分などと利用者が言っていた。そう思っているのがTVに映ったおじさんだけなのかどうかはわからないが、ともかくライブラリの視聴が無料でできるということであろう。
大阪府知事は、年間の賃料2億8000万円が高いと言ってるが、吉本へのビルのテナント料の他に、管理会社への委託料もあろう。上記の通りこの施設から賃料や委託料をペイできるなどと、そんな夢物語はあり得ないので、赤になるのは仕方ない。だが、文化云々というのであれば、お笑いの街の住人としての心意気を見せて欲しいと思う。
大阪人の反権力や反骨心はメシのタネだけの話なのか?違うだろうと言いたい。