お~、今日はもう家に着いてしまいました(喜)ケツが横浜だったので早かった!物凄く得した気分ですね~♪
すごく得した気分なので今日はよく頂くご質問にお答えしようかな~。
実は今日も会社のBBSで質問されたんで『今日のねたはこれじゃ!』と決めてました。
その質問とは『ギターやベースを保管する際弦を緩めるのか否か?』と言うものです。
楽器店や書籍によって書いてある事がまちまちな上、一般的には弦を緩める神話があるようで、どうしたら良いかわからない人も多いみたいね。
これは『緩めてはいけません!』が答えです。
まぁ物によっては多少緩めた方が良さそうな物もありますが基本的には緩めなくても大丈夫!と言うか緩めない方が正解ですね。
ギターのネックはほぼ確実に反る物なのです、反らないネックと言う物はハッキリ言って稀ですね。
『俺のギターは反っていない!』と思われる方もいらっしゃると思いますが、現実問題修理でネック調整以外でお預かりしたギターやベースでネックが反っていない良い状態の物は殆どありません!
ネックを調整したと言ってお預かりした物でもキチンとしているのはハッキリ言って無いです、ネック反りの見方って難しいんですよ。
ストレートエッジを使用しても素人の方にはちょっと無理でしょうね。
話が逸れましたが『ネックは必ず動く』と言う風にお考え頂いたほうが良いです!
なのでネックが動く前提で弦を緩めるか否かを考えましょうね。
ネックが動くのは避けられない、ならば動いた時に直せるように動かしましょう。
動いてしまったら直せば良いのです、ですから簡単に直るように動きを導くのですよ。
ネックの反りには順・逆・浪打・ネジレ・ハイ跳ねと大きく分けるとしたらこの5種類でしょう。
で浪打は昨日も書いたようなスカーフジョイントが原因だったり節が原因だったりしますので今回は省略!節に関しては後日お話しますね。
次にハイ跳ね。
これはネックジョイント部分のポケットに問題ありが殆どですのでこれも次の機会に説明。
ネジレは正直防ぎようが無い物で『当たり外れ』の域なんです。
確実ではないけど統計的に予測する方法はありますのでこれも後日。
本題の弦を緩めるか否かは順・逆に反りに関係致します。
一部の極端なケースを除き順反りの方が逆反りよりも簡単に直るものなんですね。
かなり酷い順反りでトラスロッドを一杯まで締めたがまだ直らない!こんなケースよくありますよね。
トラスロッドはネックの中に弓なりに入っており、ロッド本体にネジが切られ、ナットを締め付けることにより手前側にロッドが引っ張られる訳です。
そうなりますと弓なりに湾曲しているロッドが真っ直ぐに伸びますので順反りが修正されます。
ロッドがこれ以上締められない状態で考えられる事はロッドが真っ直ぐに伸びきってしまったかネジきりの部分目一杯ナットを締めてしまったかのどちらかとなります。
実のところロッドは結構余裕を見て湾曲させて仕込んであるので、締め切った状態の殆どは後者のネジきりが一杯という状況なんです。
この状況ですとトラスロッドキャップを外し『スペーサー』を挟む事によって、その厚み分さらに締め込む事が出来る様になります。
ですから順反りはかなり酷い状態でも綺麗に反っていればかなりの確立で直す事が可能なんですな。
それと反対に逆反りは順反りの締め込むのとは反対に緩める事となります。
この緩めると言う作業はネジ切り部分を緩めきるとキャップが外れてしまうので調整範囲がロッド本体のネジ切りの距離と『=』となってしまい、締め込む作業よりも調整の幅が極端に狭い物なんです。
ですから『弦を張ったままが良い』と言うのはネックを反らさない為と言うよりも『逆反りさせず順反りするように』と言う意味合いが強いんですヨン♪
今日はちょっと長くなりましたね、明日は何が良いでしょうか(笑)
すごく得した気分なので今日はよく頂くご質問にお答えしようかな~。
実は今日も会社のBBSで質問されたんで『今日のねたはこれじゃ!』と決めてました。
その質問とは『ギターやベースを保管する際弦を緩めるのか否か?』と言うものです。
楽器店や書籍によって書いてある事がまちまちな上、一般的には弦を緩める神話があるようで、どうしたら良いかわからない人も多いみたいね。
これは『緩めてはいけません!』が答えです。
まぁ物によっては多少緩めた方が良さそうな物もありますが基本的には緩めなくても大丈夫!と言うか緩めない方が正解ですね。
ギターのネックはほぼ確実に反る物なのです、反らないネックと言う物はハッキリ言って稀ですね。
『俺のギターは反っていない!』と思われる方もいらっしゃると思いますが、現実問題修理でネック調整以外でお預かりしたギターやベースでネックが反っていない良い状態の物は殆どありません!
ネックを調整したと言ってお預かりした物でもキチンとしているのはハッキリ言って無いです、ネック反りの見方って難しいんですよ。
ストレートエッジを使用しても素人の方にはちょっと無理でしょうね。
話が逸れましたが『ネックは必ず動く』と言う風にお考え頂いたほうが良いです!
なのでネックが動く前提で弦を緩めるか否かを考えましょうね。
ネックが動くのは避けられない、ならば動いた時に直せるように動かしましょう。
動いてしまったら直せば良いのです、ですから簡単に直るように動きを導くのですよ。
ネックの反りには順・逆・浪打・ネジレ・ハイ跳ねと大きく分けるとしたらこの5種類でしょう。
で浪打は昨日も書いたようなスカーフジョイントが原因だったり節が原因だったりしますので今回は省略!節に関しては後日お話しますね。
次にハイ跳ね。
これはネックジョイント部分のポケットに問題ありが殆どですのでこれも次の機会に説明。
ネジレは正直防ぎようが無い物で『当たり外れ』の域なんです。
確実ではないけど統計的に予測する方法はありますのでこれも後日。
本題の弦を緩めるか否かは順・逆に反りに関係致します。
一部の極端なケースを除き順反りの方が逆反りよりも簡単に直るものなんですね。
かなり酷い順反りでトラスロッドを一杯まで締めたがまだ直らない!こんなケースよくありますよね。
トラスロッドはネックの中に弓なりに入っており、ロッド本体にネジが切られ、ナットを締め付けることにより手前側にロッドが引っ張られる訳です。
そうなりますと弓なりに湾曲しているロッドが真っ直ぐに伸びますので順反りが修正されます。
ロッドがこれ以上締められない状態で考えられる事はロッドが真っ直ぐに伸びきってしまったかネジきりの部分目一杯ナットを締めてしまったかのどちらかとなります。
実のところロッドは結構余裕を見て湾曲させて仕込んであるので、締め切った状態の殆どは後者のネジきりが一杯という状況なんです。
この状況ですとトラスロッドキャップを外し『スペーサー』を挟む事によって、その厚み分さらに締め込む事が出来る様になります。
ですから順反りはかなり酷い状態でも綺麗に反っていればかなりの確立で直す事が可能なんですな。
それと反対に逆反りは順反りの締め込むのとは反対に緩める事となります。
この緩めると言う作業はネジ切り部分を緩めきるとキャップが外れてしまうので調整範囲がロッド本体のネジ切りの距離と『=』となってしまい、締め込む作業よりも調整の幅が極端に狭い物なんです。
ですから『弦を張ったままが良い』と言うのはネックを反らさない為と言うよりも『逆反りさせず順反りするように』と言う意味合いが強いんですヨン♪
今日はちょっと長くなりましたね、明日は何が良いでしょうか(笑)