小魚堂の日日

暮らしの「ステキ」を探してます。

ヤモリと多肉腫

2022-08-25 06:53:30 | つぶやき
早朝や日暮れには、微かに秋の気配を感じる今日この頃。
すっかりヤモリを見なくなりました。。。

今夏も、台所の窓に何度かヤモリが来ました。
三十年来のヤモリ。何代目でしょうか。

ヤモリが窓に来ると、
「ヤモちゃんキター!」と、嬉しくなります。
「ヤモリ,守宮」は、夏の季語。
納得です。

また、来年会えるかな。

それまでは、多肉種の横に縫いぐるみ?のヤモリを飾って楽しみます。

↓窓に貼り付くヤモちゃん


今日もステキな一日でありますように。
(小魚堂)



犬張子

2022-08-22 04:04:46 | つぶやき
大好きな「犬張子」。
そもそも、張子好きなのですが、
「犬張子」は、「赤べこ」と並ぶ
大好き二大巨塔?です。

scene822 犬張子 大中小

大「みんな、準備はいいかい?」
中「はーい(-o-)/」
小「OKで~す」

大「でんでん太鼓も、点検した?」
中「はーい(-o-)/」
小「OKで~す」

小「私たち、犬ですよね?」
大「そうだが、何か?」
中「猫に見えるって言われる…」
大「そうか…。我々は、犬だが。。
  ま、良いではないか。」
中「良いですね。」
小「良い良い。」

大「それより、でんでん太鼓!」
中「そう、泣き止みますかね?」
小「泣き止みますとも!!」

…そうして前を向く犬張子たちであった。

【出演】
犬張子 大
犬張子 中
犬張子 小

作者 田中作典
(荒川区の伝統技術保持者 田中さん)

以下、荒川区ホームページを引用します。

◇◇◇
犬張子 田中作典(たなか さくのり)

犬張子(いぬはりこ)の技術
子どもがよい子にすこやかに育つようにと願って飾る犬張子。
安産祈願や出産のお祝いに贈物として使われることが多い。
昔、犬は動物のなかでも安産であるため、お産の御守りと考えられていた。
宮中などに置かれた犬筥(御伽犬)から転じたともいわれ、現在のような立ち姿になったのは、江戸時代といわれる。
通常、木型に和紙を貼って作られた張子の犬だが、区の職人は、他には見られない桐塑(とうそ=桐のおがくず等)の生地を使用して作る技術を伝承している。

職人のプロフィール
祖父・中村信太郎氏、父・田中留吉氏に続く3代目。
紙を糊で貼り付ける従来の方法とは違い、桐塑生地に胡粉を塗って面相を描く手法で犬張子を製作する。
この独自の方法は、父・留吉氏が考案したもので、祖父・信太郎氏の伝統的な人形つくりの技を活かしたもの。
田中さんは、大きさの異なる7種類の犬張子を手掛ける。
デンデン太鼓を背負う犬張子や、オリジナルデザインの福犬、招き猫なども製作している。
昭和63年度
荒川区登録無形文化財保持者に認定
平成18年度
荒川区指定無形文化財保持者に認定
◇◇◇

田中さんの犬張子、大好きです!

今日もステキな一日でありますように。
(小魚堂)

田中屋さんの帽子と私

2022-08-20 06:53:33 | つぶやき
朝晩は、いくらか凌ぎやすくなりました。
毎年毎年、「夏って、こんなに暑かったっけ?」と思います。

scene820 麦わら帽子の会話

麦わら帽子A(以下、「田中」)
「今年は、出番が多かったですね~」

麦わら帽子B(以下、「私」)
「田中さんと私、フル回転でした。」

田中「洋服は『着回し』って言いますが」
 私「私達は『かぶり回し』ですかね」
田中「いやいや『かぶられ回し』ですか」
 私「『ヘビロテ』でした。」
田中「『ヘビロテ』?
 私「『ヘビーローテーション』」
田中「ああ。短くしたんですね。」
 私「…はい。そう言えば田中さんも。」
田中「そうなんですよ。後ろのリボン。」
 私「切ったのも、お似合いですよ。」
田中「ありがとうございます。」
 私「ステキです。」
田中「カスタマ」
 私「カスタマ?」
田中「カスタマイズです。」
 私「あんまり、短くないですね。」
田中「ですね。(笑)」
 私「なんと言っても短かかったのは…」
田中,私「今年の梅雨‼️」
田中「チョッと戻りましたけど。」
 私「ですね。(笑)」

【出演】

麦わら帽子A(田中):
 田中屋さんの「アリス」
 東京駅丸の内南口店


麦わら帽子B(私):
 色白の方です
 北千住マルイ店(だったかと。)


まだ行けてない美術展
国立西洋美術館リニューアル記念
(9月11日まで‼️)

皆さま良い週末をお過ごしくださいませ~
(小魚堂)

巡り逢えたね

2022-08-17 21:36:28 | つぶやき
立秋から十日も過ぎ、
日が短くなって来ました。

事務所の玄関は東向。
日の短さを尚更感じます。

玄関の飾りモノ…
桐細工の恐竜と羊の会話。

scene817 夕暮れの泉のほとり

恐竜「暦は秋でも、まだ暑いですね。」
 羊「はい。」
恐竜「君、毛が沢山で暑そうですね。」
 羊「はい。」
恐竜「僕も、毛があるとの事です。」
 羊「はい?」
恐竜「毛がある説が有力です。だから」
 羊「はい…」
恐竜「それ聞いたら夏は尚更暑くてね。」
 羊「…。」
恐竜「わかりますか?」
 羊「はい!とても。」
恐竜「一日の終わりは、ここ(泉)で?」
 羊「はい。巡り逢えましたね!」

【出演】
恐竜 福岡県立美術館のお土産



 羊 国立科学博物館に行く途中で購入



 泉 ステンドグラス美術館のお土産


明日もステキな一日でありますように✨
(小魚堂)


勇気をくれたモノたち

2022-08-16 05:50:30 | つぶやき
昨日は終戦記念日。
戦争で亡くなった方々の御霊に
哀悼の心を捧げました。

戦争を考えるとき
「命」と「勇気」に思いを馳せます。

そして、「命と勇気」に関して
自分に当てはめて振り返ると、
癌の手術、入院を経て闘病を続けた
10年間を思い出します。

今回のブログの表題
「勇気をくれたモノたち」は、
「当時から今の自分」を支えてくれたモノたちです。

「南男猿(なんおさる)」

つぶらな瞳のお猿さんのキーホルダー。
知り合いが御見舞いにくれたモノです。
蘇鉄の実で出来ている宮崎県の名産品。
愛嬌たっぷりで、シャイな笑顔。
当時の私は、「南男猿(なんおさる)→難を去る」の存在を初めて知り、
「まだまだ知らない事だらけだ!」
と痛感。
「治ったら旅行しよう」
と、前向きな気持ちになりました。

「ウイスキー余市」のストラップ

癌の寛解まで、主治医から「10年」と聞き、「長いなぁ」と思ったのですが、
先輩に頂いた「余市10年」の瓶に掛かっていたストラップに、時を重ねて「味わう」大切さを教えられました。

「赤ベコのキティちゃん」

大好きな赤ベコに、キティちゃんが!
かわいいのと、羨ましいのと。
自分は、「赤ベコが好き」と公言しているものの、未だカブリモノ体験は無く。
それなのに、キティちゃんは、赤ベコと一体となって、しかも、キーホルダーにまでなっている度量の深さ!

以上、
こうしたモノたちに勇気をもらい過ごした日々と、今、これから、を思った一日です

今日もステキな一日でありますように。
(小魚堂)