小魚堂の日日

暮らしの「ステキ」を探してます。

ソファーとオットマン

2022-09-11 21:35:04 | 日記
今晩は小魚堂です。

椅子好きです。
建築家の方々にも、椅子好きは多いようですね。

椅子は、いつも健気にそこにあり、感心します。
けれど、高価なものは買えず。
事務所が狭いので、ソファーは、無印良品の二人掛け。クッションが優しくお尻を包み込んでくれます。
オットマンは、小さめの丸い籐椅子です。

打ち合わせ時は、
お客様にソファーに座って頂き、
私はオットマン丸籐椅子に腰掛けます。

そう言えば、
「『部下が頭を下げているのは、椅子なのだ。勘違いするな、謙虚になれ!』と、父に諭された」という某元市長の話を聞いたことがあります。
なるほど…。

椅子を見ると、その話を思い出します。

オットマン代わりにしている籐の丸椅子。
いつも足を投げ出してゴメン。
でも、楽なんだ~。
ありがとう。

今日は、丸い籐椅子と無印良品ソファーに
(^.^)(-.-)(__)ペコリと、
頭を下げました。

明日も良い日でありますように。


おぼん こぼん

2022-09-08 10:26:00 | つぶやき
おはようございます。
小魚堂です。
いかがお過ごしですか?

日常使いのおぼん。
思い出が沢山のってます。

左が宮崎漆器。
高校生の夏休みに、伯母夫婦(父方)の居る延岡市に遊びに行き、当時大学生だった従兄弟がバイトのお給料で買ってくれました。
ハイビスカス柄で、沖縄風だなと思っていましたが、宮崎漆器の歴史を知り、納得です。
戦争も背景にあったのですね。

宮崎漆器
(「宮崎漆器」HPより)
太平洋戦争の末期に沖縄等の南西諸島から強制疎開によって多くの人々が宮崎に移住してきました。
宮崎県は疎開者の就労の場として県営授産場を設置しその中にいた、琉球漆器の技術者を中心として漆器制作を授産科目の一つとして始めました。
宮崎漆器は現在、全国で唯一、漆器製造を授産科目に持ち障がい者が製造に携わる極めて稀な漆器産地となっています。

右は桜皮細工のこぼん
細工は柄と縁に少しだけですが、母が、まだ元気だった伯母(母方)と角館に行った時のお土産にもらったものです。

樺細工(桜皮細工)
(角館工芸協同組合HPより)
世界に類例を見ない工芸品 秋田県の代表的な工芸品の一つである「樺細工(桜皮細工)」は、安永年間~天明年間(1775~83)の頃に、角館を拝領していた佐竹北家の手判役、藤村彦六によって、阿仁地方から技法を伝えられたのが始まりとされ、佐竹北家の庇護のもと、下級武士の手内職として、この角館で育まれました。
桜皮使用の工芸品は、有名な正倉院御物にもみられ、また、日本の古典文献である万葉集や源氏物語の中にも見出すことができます。古くは筆弓や刀の鞘などに使用されていました。 (中略)
樺細工製品は、その桜皮の特質から、湿気を避け乾燥を防ぐ特性を持っており、喫煙具や茶入れ、また文庫などが特に喜ばれています。

そのほか、
嬉しいことがあっても無くても、
ステキに乾杯したい日に使うおぼんは、
津軽塗です。


津軽塗
(「青森県漆器協同組合連合会」HPより)
「津軽塗」の正確な定義というものは存在しませんが、一般的には津軽地方で生産される伝統漆器の総称とされています。
津軽塗という言葉が生まれたのは明治六年(1873年)、ウィーン万国博覧会に漆器を展示することとなった際、その産地を明らかにするため名付けられたことからと言われています。

来月、弘前に行く予定なので、
もう一つ津軽塗のおぼんが欲しいなと思っています。
夏の豪雨でりんご農家さんの被害は甚大だったと伺っています。
津軽塗のおぼんに、シードルか豊盃の純米酒をのせて味わいたいと思っています。

今日もステキな日でありますように。

雑記帳

2022-09-04 11:29:04 | つぶやき
こんにちは。小魚堂です。
いかがお過ごしですか?

今日は、「My note」をご紹介します。

前職を辞めるとき、
MONTBLANCのボールペンを頂きました。


これまで、それほどこだわりの無かった文具類。
思い付いた事をメモしたり、毎日の洋服小物等のイラストを描いたりする雑記帳は常に持ち歩いていましたが、
ボールペンと合わせて「My note」が欲しくなりました。

そんな折、友人が蔵前のカキモリさんを教えてくれて。。。

実録(?)「My note」の誕生まで

①サイズを選ぶ
 バッグに入るB6サイズを迷わずチョイス

②表紙、裏表紙を選ぶ
 布、紙、ファブリックなど60種類。
 表紙は迷わず「夜の森の草むら」を思わせるファブリック



裏表紙は、珍しく迷いましたが、無地のファブリック(茶系)に。




③中紙を選ぶ
 約30種の中から、方眼(白)、無地(クリーム)、無地(薄茶)の3パック


④リングの色を選ぶ
 gold、silver、white、black、copperの5色から、goldとやや迷うもcopperに。
 リングは書くときに手に当たりづらい上下留めも選べますが、総留めにしました。

⑤留め具を選ぶ
 ゴム、封かん、ボタンから、迷わず赤のボタン(ペン差し付き)に。
 私の場合、ボールペンがMy noteのきっかけをくれたので、ペン差し付きは外せませんでした。
 それから、留め具の位置は、ペンを差した時にノートの高さと揃うように調整し、真ん中ではなく、やや上に付けてもらいました。

⑥オプション
 表紙と裏表紙には、オプションで「角金(かどがね)」を付けました。良いアクセントで気に入ってます。
 他にも、名前を入れるオプションも有るようですが、ペンとノートが主役なので、名入れはしませんでした。

こうして完成した「My note」。


カキモリさんには、インクも自分で好きな色を調合出来る「オーダーインク」やワークショップもあるそうです。

いつか、お気に入りの万年筆と廻り合えたなら、「My ink」も作ってみたいです。

皆さんの心の「My note」も、「ステキ」と「大好き」で一杯になりますように。

【カキモリ】(お店の公式HPより)
〒111-0055 東京都台東区三筋1-6-2 1F
最寄駅 :
浅草線 蔵前駅 A3出口徒歩8分
JR浅草橋駅 西口徒歩10分
Tel : 050-1744-8546
Email : support@kakimori.com
営業時間 : 11:00~18:00
定休日:月曜(祝日の場合営業)

籐椅子とコーヒーテーブル

2022-08-31 10:47:24 | 日記
8月最後の日。

籐は夏っぽい。
でも、好きだから一年中籐椅子を使用。
軽くて持運び易いのが一番の理由。

象嵌のコーヒーテーブルとの相性に、
「チグハグだ!」
と言う人もいるが、気にしない。

テーブルは、高さ60㎝×幅60㎝で、
ドラえもん(90㎝×90㎝)より、一回り小さいサイズ。
ノートパソコンの操作にちょうど良い。

アジアンテイストのパッチワーククッションも、お気に入り。

椅子とテーブルは、アジアとヨーロッパ。
螺鈿の小箱を置きたいな~。
和テイストの螺鈿の小箱には、こぎん刺のコースターを入れる予定。
(事務所の片隅で世界旅行を夢見る)

朝の掃除が終わった時間に、
椅子とテーブルを眺めている。
至福。

今日もステキな日でありますように。
(小魚堂)


ウチワと扇子

2022-08-28 10:00:37 | つぶやき
処暑も過ぎました。
一雨ごとに秋に向かう今日この頃。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

ウチワと扇子がこの夏を振り返ってます。

scene 828 ウチワと扇子の会話

ウチワ「夏は暑かったですね~。」
 扇子「ですね~。」

ウチワ「扇子さんの模様は?」
 扇子「氷割れ(ひわれ)です。」
ウチワ「割れた氷で風を興して!」
 扇子「はい。風情ですね。」
ウチワ「風の情け?」
 扇子「まあ、暑い時には。」
ウチワ「氷割れ紋様。涼しげです。」
 扇子「はい。」
ウチワ「知りませんでした。」
 扇子「お初です。」

ウチワ「センスありますね!」
 扇子「寒い。。オヤジです?」
ウチワ「バニーです。」
 扇子「ウチワサボテンで、バニー!」
ウチワ「(照れながら)はい。。」
 扇子「ウサギ。。」
ウチワ「バニーカクタスっ名です。」
 扇子「バニー。。。」
ウチワ「棘が白くて、ふわふわな所が。」
 扇子「似てると?」
ウチワ「私は見たことないんですが。」
 扇子「ウサギ。。知りませんでした。」 
ウチワ「お初です。」
 
 扇子「ウサギだけに、耳をすませば?」
ウチワ「そう。秋の声が聞こえます。」

 扇子「それでは、私はそろそろ。」
ウチワ「そうですか。」
 扇子「また、来年の夏に。」
ウチワ「元気でいて下さいね。」
 扇子「(照れながら)ありがとう。」 

ウチワと扇子は、友達になりました。

【出演】
ウチワ

ウチワサボテン バニーカクタス

扇子 

雲錦堂 深津扇子店
「江戸扇子」氷割れ紋様

皆さま、ステキな日々でありますように。
(小魚堂)