毎年開催される彌生画廊の有元利夫展。
いつも過ぎてしまってから「。。。あっ!」と気づいて、残念な思いをするのですが、今年は「逃すまい」と気をつけておりました。
有元利夫氏を華々しく世に送り出した彌生画廊の心意気を感じつつ、会期中のどこにスケジュールを合わせられるか、目下検討中です。会期は2月27日~3月10日。場所は小川美術館。有元利夫ファンにとってはここは「聖地」と呼ぶべき場所ですね。「行ける!」となれば、僕にとっては今回が初めてになるので、初めての旅に出る「巡礼者」のような気分でいます。
彌生画廊ではHP掲載の「本画を中心に、素描、立体などを展示」とされていますが、調べてみると、ほぼ同じ時季に他の画廊、ギャラリーでも、小さい展示会が開かれる模様です。
平野古陶軒では、2月25日~3月7日まで、有元利夫版画展を開催。「8人のアルルカン」「NOTEBOOK」「雲の誕生」といったエッチングを中心に展示、とのこと。作品がずらりとならぶ光景を目にすることができそうです。
渋谷Bunkamuraのギャラリーでは「飛翔する二つの旋律」と題した有元利夫・舟越桂版画展が開かれます。会期は2月24日~3月4日。
こまめに巡って見ると、頭の中で大きな回顧展を構成できるかも。
あらためて確認してみたけど、これら展示会はすべて、入場無料なのですねぇ。。。
出先からちょっと寄り道して、っていう巡り方ができるとベストだな。
まだまだ寒い時季のはずだけど、同じような時季に集中して開かれるのには何か意味があるんでしょうか?
有元さんの作品はどうにも春の「予感」が似合ってしまう、というのが、ギャラリーの一致した見方なのかも知れません。
個人的には、昨年、銀座7丁目から6丁目への引っ越しを済ませたはずの福原画廊が毎年開いていた「有元利夫展」が復活しないかなぁ~と、心待ちにしています。
福原さん、今年はやらないのでしょうか?
「やる!」となったら、いち早く駆けつけるつもりでいます。
プライベート展示会
有元利夫展/平野古陶軒
有元利夫展/小川美術館