先週のこと。
尾嵜シェフから予期せぬ着信があった。
気づくまでに時間がかかって、かけ直すにもだいぶ遅くなってしまった
けれど、このまま放っておくとあとあと面倒だよね~と、
遅ればせながら電話してみた。
すると、「熱があるので、ずっと寝てました」と、らしくないセリフ。
「熱?!」
「はい~。いま39度4分です~。」
なんと!
SOSの電話だったのね!
とりあえずでも、かけ直してよかった。
それで、どんな感じなの?
ちゃんと病院で診てもらった?
「それはもちろん。病院行くのもだいぶフラフラで。
受付の人に車椅子出しましょうか?とか、言われちゃいました。」
なんと!
これはだいぶおおごとである。
「 なんか、扁桃腺が腫れちゃって。
喉が痛くて食べられないんですよ。
なんでも、ようれんきんらしいです。」
ようれんきん?
溶血性連鎖球菌感染症。
いつもやたらと元気な人がめずらしく弱々しくて、
ご本人は本当にたいへんだと思うのだが、
溶連菌と聞いて、こちらは急に安心してしまった。
このタイミングですから、「熱が」とか聞いちゃうと
いろいろ連想しちゃうのだけど、相手の正体がわかってるっていうだけで
かなり安心。
ちゃんとお薬も処方してもらって、それからずっと寝ていて、
あんまり寝すぎて背中が痛いとか。。。
熱も39度を越えてるし、本当にたいへんそう
なんだけど、なんか平和。
「買い物とか行けないだろうから、
お見舞いがてらに差し入れしてあげるよ。
なにかほしいものってある?」
って聞いたら、
「ゼリーとか、ヨーグルトとか、そういうのがいいです♪」
だって。
僕らの電話をそれとなく聞いていたさっちゃん。
「そういうことなら!」
と楽しみにとっておいた自分のプリンを
お見舞いにと申し出てくれる。
「あ、ありがとうございます♪」
と、尾嵜シェフ。
翌日、差し入れしてきました。
まだちょっとフラフラしてたけど、
すでに熱も37度台に下がっている。
持っていったゼリーとか、ヨーグルトとか、プリンとかを
うれしそうに受けとると
「それじゃ来週末、飲みましょうね♪」
と、もう一杯やるつもりでいる。
ま、いろいろ準備して待ってるから、
君はとっととその風邪をなおしたまえ!