
昨年10月に秀春個展「ヒミツノヒビキ」第2弾でお世話になった場所です。
ゼストコートサイドクラブはその名の通り、テニスクラブが母体なのですが、クラブハウスのななめ向かいにある音楽ホールが実に美しいのです。こちらが惚れ込んでしまって、ホールが毎年開催しているオータムフェスティバル2009という企画に参加したのでした。
語るべきことがたくさんありすぎて、なにから話そうか迷うところですが、このホール自体のすばらしさは一番にお伝えしたい。
とにかく素敵な空間で、光に満ちあふれた音楽ホールなのです。

たいてい、どこのコンサートホールも「外の光を取り入れる」という発想はありません。あったとしても、それはエントランスやロビーの話。照明をつけなくても、光が跳ねるようにあかるいホールというのは、そのことだけでも画期的です。
展示会場を探す上で、なによりも重視しているのが光です。色彩を廃し、かたちだけでつくりあげる秀春氏の作品には、性質上、美しい光が似合うと思っています。前に紹介しました瀬戸屋敷とは対照的な光の空間。できることなら、このホールの中に作品をずっと置いておきたい、と作家自身がつぶやいていたほど。
白い外観は陸に浮かんだ小さな旅客船のようですが、内部から庭を見渡せば、ここが「和のこころ」で造られた建築であることがすぐに分かります。
白いタイルを敷いたテラスから跳ね返る光が、ホール内部をやさしい光で包んでくれているのです。
音楽ホールですから、本来はコンサートのためのもの。
ここにはベヒシュタインのすばらしいグランドピアノがあります。
ピアノの話だけでも、たくさん語ることがあるのですが、それはまたの機会に譲ることにします。相模原近郊でプライベートコンサートを考えて場所を探している方がいらっしゃったら、僕は真っ先にこちらのホールをオススメします。本当に良いピアノなのですよ。

テニスクラブに音楽ホール。こちらを経営されている鈴木社長は、もう一つ、美術館を持っていらっしゃいます。相模原の横山公園に隣接する「光と緑の美術館」。イタリア現代美術(おもに彫刻)のプラベートコレクションを展示されているこの美術館は、僕も大好きで、それと知らずに年に数度は覗きに行っていました。秀春氏の個展がきっかけになって、美術館の精神に出会うことができたのは、うれしい驚きでした。
そういう場所で、「ヒミツノヒビキ」は2度目の展示を迎えることになったのですが、それはまた次回に!
ゼストコートサイドクラブはその名の通り、テニスクラブが母体なのですが、クラブハウスのななめ向かいにある音楽ホールが実に美しいのです。こちらが惚れ込んでしまって、ホールが毎年開催しているオータムフェスティバル2009という企画に参加したのでした。
語るべきことがたくさんありすぎて、なにから話そうか迷うところですが、このホール自体のすばらしさは一番にお伝えしたい。
とにかく素敵な空間で、光に満ちあふれた音楽ホールなのです。

たいてい、どこのコンサートホールも「外の光を取り入れる」という発想はありません。あったとしても、それはエントランスやロビーの話。照明をつけなくても、光が跳ねるようにあかるいホールというのは、そのことだけでも画期的です。
展示会場を探す上で、なによりも重視しているのが光です。色彩を廃し、かたちだけでつくりあげる秀春氏の作品には、性質上、美しい光が似合うと思っています。前に紹介しました瀬戸屋敷とは対照的な光の空間。できることなら、このホールの中に作品をずっと置いておきたい、と作家自身がつぶやいていたほど。
白い外観は陸に浮かんだ小さな旅客船のようですが、内部から庭を見渡せば、ここが「和のこころ」で造られた建築であることがすぐに分かります。
白いタイルを敷いたテラスから跳ね返る光が、ホール内部をやさしい光で包んでくれているのです。
音楽ホールですから、本来はコンサートのためのもの。
ここにはベヒシュタインのすばらしいグランドピアノがあります。
ピアノの話だけでも、たくさん語ることがあるのですが、それはまたの機会に譲ることにします。相模原近郊でプライベートコンサートを考えて場所を探している方がいらっしゃったら、僕は真っ先にこちらのホールをオススメします。本当に良いピアノなのですよ。

テニスクラブに音楽ホール。こちらを経営されている鈴木社長は、もう一つ、美術館を持っていらっしゃいます。相模原の横山公園に隣接する「光と緑の美術館」。イタリア現代美術(おもに彫刻)のプラベートコレクションを展示されているこの美術館は、僕も大好きで、それと知らずに年に数度は覗きに行っていました。秀春氏の個展がきっかけになって、美術館の精神に出会うことができたのは、うれしい驚きでした。
そういう場所で、「ヒミツノヒビキ」は2度目の展示を迎えることになったのですが、それはまた次回に!