百万円と苦虫女

ネタバレしてるのでスペースあけます






















友達からオススメされました。
見たことあると思ってたら見たことなかった。笑
そうだ、公開当時見に行きたいなーって思ってたら終わってたんだった！
その当時見てた予告とタイトルで勝手にコメディっぽいのかと
思っていたんだけど、ロードムービーでした。
想像よりももっと深くて落ち着いていて、でもくすって笑えるような作品。
この監督の作品がもっと見たくなったなー。



最初に出てくる紙ちゃん演じる女の子がどうなんだろう？という感じ。
紙ちゃんと鈴子ちゃん(ゆうちゃん)のシーンはほんわかでかわいいのだけど、
そのあとがなんかどうなんだろーなぁって感じなのよね。
あと拾われた子猫がかわいい。
ありえないくらいかわいい。
ガシガシってダンボール登ろうとしてるの＾＾
子猫ってなんでこんなかわいいの＾＾＾＾
ま、うちの子はおじいちゃんだけど、これくらいかわいいけどね(おやばか)
そして紙ちゃんの彼氏(元)が本気で最低。
(ちなみにこの彼氏役の人、ちょぷりでりょちゃんを刀で刺そうとする彼です)
こんなやつ死んだらいいねん、って普通に言いましたから私。
荷物ぐらいでがたがた言うな、ってオススメしてた友達も言っていたが
私も思う。あの子猫の命よりもお前はかるいわぼぉけぇって。笑



弟(拓也くん)と鈴子ちゃんの関係がなんだか好き。
私も弟二人と妹がいるからかよくわかります。
とくに鈴子と拓也君は年がはなれてて、私と妹も離れてるからよくわかる。
うざくて、生意気でめんどくさくて、でも「おねーちゃん」ってきたら
突き放せない愛おしさがあるというか。
拓也が周りをみて鈴子のパーカーの袖をきゅっと握って
その手を取って手をつないで歩く二人のシーンで、なんかとんでもなく切なくなった。



未來演じるなかじまくんがいそう。笑
てかこういう男の子いるよね、
なかじまくんが道の真ん中で鈴子に告白して
鈴子も「なかじまくんが好き」って言うシーンすごく好き。
そのままなかじまくんのうちに行ってはじめてのキスするまでのシーンとか。
恋の始まりだなー。
一番ドキドキする瞬間をちゃんと感じる。



で、二人の関係がだんだん不穏になってきて、
なかじまくん、素直に本当のことを言わないと失ってしまうんだよ。
でも、こういうこと実は誰にでもあるよね。
本当は相手が好きだからバカみたいな事やってるのに何で？って聞かれても
答えられなくて素直にもなれなくて、失っちゃうってこと。



鈴子が拓也くんにずっと手紙を書いているのがいいなーと思った。
鈴子は携帯を持ってないから(理由はともだちいないから)
行く先々で拓也くんに手紙を書くんだけど、手紙って書いてないなー。
書きたいなー、手紙。
最近は年賀状もださないもんね。メールで済ませちゃう。
話がずれた。
いじめられていた拓也くんが「逃げません」と鈴子に手紙をだして
鈴子がそれを泣きながら読むシーン。
私も一緒に泣く。
気がつかないうちに、逃げている事ってあるよね。
自分は一人で立ち上がって歩いているつもりでも、本当は逃げているってこと。
鈴子が泣きながら部屋を片付け、次に行こうとするところも一緒に泣く。
こういうとき泣くつもりじゃなくても勝手に涙がでちゃうんだよ。
ラストの「くるわけないか」っていうのもなんか好き。



こうやって感想書いてると暗い作品と思われそうだけど
ところどころにちりばめられた笑いがいい。
海の家のバイト中に出会う男の子とか、ソウルメイトって！ぷっ。
山奥の桃園の息子(ぴえーるさん)がなんかおもしろい。
なぜいつも風呂場に来るのだ。笑



とにかく蒼井ゆうちゃんがかわいいの。
あっぷが多くて、肌が綺麗だなーとか、唇の形がすきだなー。とか
鈴子はときどき毒をはくんだけど、それがしっくりくるのとか
いつもラフでかわいい格好してて、バックがかわいいとか。
腕が細くて長いなーとか。笑
ゆうちゃんは特別美人ってわけではないけれど
時々見ているこちらがはっとするような美しい顔をするときがあって
すごくそれがすき。