
下北沢に「シェルブール」というジャズ喫茶があった。30年位前の事である。
僕は池袋や新宿、四谷などの有名ジャズ喫茶には行かずに、もっぱら下北界隈で済ませていた。下北にも「マサコ」という比較的有名店はあったが、そこには数回行った程度である。僕にはシェルブールが居心地が良かったのだ。
友人と一緒に訪れた際には「あの雰囲気はジャズ喫茶じゃない」と馬鹿にされていたものだった。確かにタバコの煙の漂う薄暗い中で、厚めのカップでコーヒーをすするように飲む雰囲気でも無く、店の作りが少し綺麗過ぎたのかもしれない。カウンターに座っている限りでは、その後に流行ったいわゆるカフェバー的な感じがしていたものだった。
ここの店主は当時の記憶では白髪交じりのモダンな感じの初老で、基本はクラシックだと良く話していた。オーディオもかなりいいのを入れていたと思う。
店主のその時のお気に入りが集中してかかることが多いのだが、ある時期にはニューヨークジャズカルテットの『surge』というアルバムが良くかかっていた。確かA面3曲目だったと記憶しているが、何故か耳に残るメロディーラインを持った曲があり、私のお気に入りともなった。その頃は、ロン・カーターの『ピッコロ』というアルバムもよくかかっていたね。
フランク・ウェスのフルート、ローランド・ハナのピアノがいい。輸入版を持っているが、結構苦労して探し当てたレコードだったような気がする。
僕は池袋や新宿、四谷などの有名ジャズ喫茶には行かずに、もっぱら下北界隈で済ませていた。下北にも「マサコ」という比較的有名店はあったが、そこには数回行った程度である。僕にはシェルブールが居心地が良かったのだ。
友人と一緒に訪れた際には「あの雰囲気はジャズ喫茶じゃない」と馬鹿にされていたものだった。確かにタバコの煙の漂う薄暗い中で、厚めのカップでコーヒーをすするように飲む雰囲気でも無く、店の作りが少し綺麗過ぎたのかもしれない。カウンターに座っている限りでは、その後に流行ったいわゆるカフェバー的な感じがしていたものだった。
ここの店主は当時の記憶では白髪交じりのモダンな感じの初老で、基本はクラシックだと良く話していた。オーディオもかなりいいのを入れていたと思う。
店主のその時のお気に入りが集中してかかることが多いのだが、ある時期にはニューヨークジャズカルテットの『surge』というアルバムが良くかかっていた。確かA面3曲目だったと記憶しているが、何故か耳に残るメロディーラインを持った曲があり、私のお気に入りともなった。その頃は、ロン・カーターの『ピッコロ』というアルバムもよくかかっていたね。
フランク・ウェスのフルート、ローランド・ハナのピアノがいい。輸入版を持っているが、結構苦労して探し当てたレコードだったような気がする。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます