先生の配慮があって

土日とクラブで忙しかったKAZUです。

月曜日は朝からちょっと行き渋りがありました。

今日は中間テストが返却されるので、行った方がいいよ！と促すと、しぶしぶ出かけました。

午前中は無事終了。
電話での呼び出しもなかったのでホッとしていました。

しかし、昼休みにKAZU本人から電話が。。。

「辛い。。。」
心がいっぱいいっぱいってことです。

とりあえず、夕方迎えに行くことを約束したものの、
6時間目終了時点でふたたび電話が。。。

友達に「デブ」って言われたことが引っかかって、これ以上教室にいるのは嫌だとのことでした。

実は学校は7時間目まであるんです。

電話での声かけは無駄だと感じた私は、とりあえず、保健室に向かうことと、7時間目まで終了のころに迎えに行くことを提案しました。

で、学校に向かっていると。。。

目の前にミニパトが走っていました。

もしや？
KAZU？
なんかあった？

私の向かう方向にミニパトも進み、
学校への坂道を登っていきます。

ドキドキ。。。。。

校門が近づきます。

えぇ！！！








ヒヤヒヤしましたが、ウインカーを出すことはなく、ミニパトは通り過ぎました。

こんななんでもないことですが、
今の私には心臓に悪い。。。


さて、KAZUですが、
私が行くと、かなり落ち着いていました。

先生との話の中でも、確かに
ここ10日ほど、頑張りすぎているのがわかるとのこと。

先生の方から、1日お休みして、
気持ちを切り替えますか？とご提案いただきました。


火曜日。。。
いつもどおり起きたKAZUは、
私と一緒に私の仕事場へ移動

小学校時代と同じです。

せっかくなので、病院で薬をいただき、その後は自主学習していました。

午後は私の勧めでスポーツジムへ
いっぱい汗かいて、すっきりした様子。

今日は社会見学ですが、
割とすんなりと学校に向かいました。


そうそう、昨日、作文の宿題がでていました。

「勉強する意義、宿題をこなす大切さ」

KAZUは私がいつも説明する言葉をそのまま引用していました。

勉強、今はさせられている感じがあるかもしれない。

でも、将来仕事についたとき、上司から出された課題には、期日以内に全力で上司の要求を上回るできのものを提出しにゃくちゃいけない。

今は、その忍耐力、応用力を身につける時期なんだ。

宿題が多いとか、勉強が難しいとかいろいろあるけど、仕事になったらできないって言えないから、今は与えられたことを頑張る。


そうだよ、KAZUくん
試練だ！！

みんなもがんばれ！！

初めての駅

今日は土曜日ですが、
授業とクラブがありました。

私は子供達を学校に送り届け、
YUKAにはバスで帰るように
KAZUには4時半に迎えに行くと伝えました。

実は2人の通う学校は、
駅から遠く、JRの3駅に向けてバスがでています。

我が家はその内、一番距離のあるところに住んでいますが、バスの便が悪く、帰りは3本しかありません。

そこで、バスの便の多い駅まで行き、そこから電車に乗り換える子もいますが、それでは時間もかかり、交通費もかさむので、私はなるべく直接迎えに行くようにしています。


今日は夕方塾があるので
クラブが終わる時間を見計らって迎えに行き、軽食を取った後、塾に行く手はずでした。

ところが、学校に向かうと、
KAZUの姿はありません。
学校中をさがしましたが、
どこにもいないのです。

バスの便まではあと1時間。。。
他のバスに乗るとは思えませんが、
間違えて乗った可能性もあります。

途方に暮れていると、携帯に着信がありました。

「ごめん。。。
おれ、違う駅まで行って、
電車で帰ってきた。。。」

とりあえず、どこにいるのかわかってホッとしました。

聞けば、3時すぎにクラブが終わり、
私が迎えに行く4時半にまでには時間があると考えた様子

バス停にはいつもと違うがバスがある。。。

これに乗ればなんとかなるかも。。。

で、とりあえず乗ってみた。。。

でも、行ったことのない駅に着いたKAZUはどうしたらよいかわからず
本気でビビったそうです。

でも、そこからが成長したところでしょう。

彼は駅員さんに聞くという方法を身につけていました。

でもちょっとまって？

その前に、かあさんに電話してくれない？

あなたが帰る手段を変更したことは
かあさんにテレパシーのように通じることはないんだよ！！

私に指摘されたKAZUは一瞬黙りました。
もしかして、本当に伝わっていると思ったのかも。。。

仕方がないので、私は来た道を30分かけて一人でふたたびドライブです。

一方のKAZUは頑張って自力で帰宅しましたが、着替え次第、ふたたび駅に向かい、さっきとふたたび電車に乗って塾に向かいました。

わざわざ帰ってこなくても、
途中下車すれば塾には行けたのに
これまた、同じ方向でしか電車に乗ったことがないので
そんな知恵もありませんでした。

なかなか認めてはもらえない

早速中間テストの数学が帰ってきました。

KAZUは得点の高い問題ばかり
間違っていて、
一見できているように見えて、
点数が芳しくなく
かなりショックを受けていました。

きっと先生が、嫌がらせをして
俺が間違えた問題ばかりに
5点の配点をつけたんだろう！！
なんて言い出して、
説明するのにとっても時間が
かかりました。

おまけに楽しみにしているロボット部の大会は
みんなと同じようにすべての課題をやりこなし
小テストに合格しないと
（過去に休んだ分もすべて）
参加させない！！って言われました。

どんなに障害について説明しても
どんなに理解していると言われても

どうしても教室に行けない日もあるけど、
その分自宅で頑張って
定期テストでは結果を残せるように努力しても

定型発達者と同じことができないと
評価なしってことです。


今日も漢字ノート数ページに漢字を
書きまくって明日のテストに備えています。

でも、何回書いても
左右逆になったり、上下逆になったり
各パーツは認識しているみたいですが、結合が上手くいきません・・・。


ストレスでチックの音が大きくなってきました。。。

どうやってこの悪循環から脱出すべきか悩みます。

ただ、KAZU自身はがんばるっって言っています。

私は見守ることしかできませんが、
この祈りが届けば・・・と思っています。

張り切りすぎたみたい

中間テスト終了しました。

記憶が頼りの理科と社会が
あって、昨晩のKAZUはかなり
頑張っていました。

よい結果がでればいいのですが。。。

さて、テスト終了後、張り切って
クラブにでかけたKAZUです。

それだけが、彼のモチベーションでした。

でも、



あまりに急いで行ったばかりに
まだ、部室は相手いなくて。。。


しかも、パニックになりかけたKAZUは
クラブが中止になったのだと思い込んで

怒りを抑えながらバス停へ。。。

でも、バスは来ず、1時間待ちぼうけだったようです。


しかも、その頃には部室は開き、
クラブが行われたそうです。


めっちゃ張り切って一番に行ったばっかりに。。。

しかも、クラブが中止になったかどうか、先生に確認する知恵を思いつかなかったばかりに。。。


突然のトラブルになかなか対応できないKAZUです。

中間テストで始まりました

今日と明日が中間テストです。

本日初っ端は家庭科。。。

調理実習とかはKAZUも好きみたいですが、
テスト勉強となると。。。

幸い、テスト直前に配られたプリントからほぼでると聞いていたので、それだけ暗記していきました。

次は国語。。。
因縁の国語です。
今回は範囲が狭いので、
与えられたワークを完璧になるまで
なんどもやっていました。
やっぱり問題になるのが漢字。。。
あんなにノートに書いているのに
いつまでたっても書けない。。。
読み仮名がたくさんでることを祈っていました。

最後は数学
これは自信があったみたいです。
自信があるというので、私もあまり気にしていなかったのですが、
昨日復習をしてみると、ケアレスミスが多数発覚。。。
ミスが発覚するとその都合プチパニックを起こすので面倒なのですが、
やらないのはもっと嫌みたいで、
泣き喚きながら顔をグショグショにしながらやっていました。。。

彼の努力が報われる結果になることを
祈っています。

台風への備え、進んでいますか？

大型の台風が来るとのことで
無事に通過することを祈っています。

今日はKAZUが試験勉強に疲れて
9時に寝てしまったので、

9時半にYUKAと24Hスーパーに
買い物に行きました。

実はまだ祭りが続いていて、
町内には山車があちこち動き回っていて
それを外して車を移動するため、
5分で行けるスーパーに
15分もかけて行きました。

ふたりっきりの夜のドライブに
ちょっとウキウキしているYUKA。。。

今日はYUKAの好きなものを買いました。

明日は台風で
塾の試験対策はお休みとのこと

1日中、頑張れるように
お菓子もちょっと奮発しちゃいました。


でも、ちょっと困ったことが。。。

この1週間、いろんなスーパーで
バターを探しているのですが、
未だに見つかりません。

バターの供給制限。。。
いつ解除されるのでしょうか？

いただいたレーズンで
パンを作りたいのですが。。。

明日は出かけられないので
絶好のチャンスだったのに
残念です。。。

穏やかな休暇：ただいまテスト対策対策中

連休が始まりました。

学校から解放されてかなりホッとしています。

この2日、KAZU自身も
自分のチックが大きくなっているのを
自覚しています。

それだけここ数日頑張ったのでしょう。

この頑張りは定型発達者には
到底理解できないことで、

それが当たり前って言われそうなことですが、

KAZUはこの3日、1秒1秒戦っています。


この土日は実は地元の祭りです。

KAZUがほとんど参加できなかった祭り

普通なら、
中学生以上の男子は祭りを盛り上げる役として、
2日間動き回るのですが、
我が家は今日はとてもひっそりしています。


今回の中間テストは
英数国理社➕家庭科の6科目

範囲の多い理科社会の暗記が重要なポイントとなります。

2週間かけて少しずつ取り組んできたので
この週末の頑張りで、本人が満足いく結果が残せるとは思うのですが。。。

テスト中、事件がおこらないことを祈っています。


あぁ、こんなこと、
普通じゃ絶対心配しないのに。。。

SOSありました

綱渡りの学校生活がはじまって
たった2日。。。

昼休みに入ったKAZUが
SOSの電話をしてきました。

「どうしたらよいかわからない。。。」

「俺はやっぱりダメな人間だ。。。」

学校の公衆電話からだったので、
それだけ言って切れてしまいました。

なにかやらかしたの？
脱走？
暴言？
喧嘩？

これで最後？
明日からどうしたらいいの？

ドキドキしながら学校に向かいました。




KAZUは校舎のそとの椅子に腰をかけ
中間テストの勉強をしていました。


まずは、言い分を聞きましょう！！


なんでも、4時間目の授業中、
クラスメイトに悪口を言われたとのこと

その場では無視することでやりすごしましたが、
授業後、わざわざKAZUのところにやってきて、
ちょっかいを出してきたのだそうです。

本当は、ぶっ飛ばしたかったけど、
それをやったら母さんに叱られる！！

授業中飛び出したら、
もう学校にはいられない。。。

先生に見つかって叱られたら、
パニックになるかもしれない。
そうなったら、退学だ。。。

でも、これ以上、教室にいることはできない。。。



KAZUはとっても苦しんでいました。

心も体も限界だったみたいです。



私たちは二人で椅子に座って
30分程度話をしました。

実はこの時点では担任には
事件の内容は伝わっていませんでした。




午後の授業は3コマ
とくに、2コマある家庭科は、
中間テストの内容を学習するので
外せないコマでした。


また本人は、授業への参加は望むものの、
これ以上の冒涜には耐えられないといった様子。


なんとかなだめて。。。


まだ食べていなかったお弁当を
保健室で食べているあいだに、
担任の先生に概要を伝えて、
授業に参加したい本人の希望も伝えました。






幸い、今回は教室を飛び出したことによるお咎めはない様子


本当なら、相手の生徒に怒りをぶつけたいところです。
もしくは、先生からきちんと指導をしていただきたいところです。
でも、危うい立場の現状、なにかを先生に求めることはできませんでした。


こんな綱渡りが続くとは思えないと感じながら。。。
なんとか週末を迎えています。

どうやって伝えるべきか・・・

首の皮一枚でつながっている・・・

 

今の状態がまさにそうです。

　

現在中間試験対策期間中・・・

試験勉強を必死にしているKAZUに伝えるには

最悪なタイミングでした。

　

でも、明日ふたたびパニックを起こしたら

それで中学校生活が終わる・・・

　

言わないわけにはいきません・・・。

　

言葉を選び、

表情を伺いながら、

胃がキューっとなりながら、

心臓がはじけそうになりながら、

ゆっくりと説明しました。

　

 

　

KAZUは黙って聞いていました。

 

正直、パニックになっているとき

KAZUが発する言葉には

コントロール機能が付いていません。

　

なにを喋ったかも記憶にはないのです。

　

 

気がついたら飛び出している・・・

気がついたら暴言を吐いている・・・

　

意識がない状態で起きたことを

どんなに叱られても

どうやって改善したらよいか、わからない・・・

　

絶体絶命です・・・

 

断崖絶壁に・・・

国語の授業中、KAZUが発した言葉に先生がお怒りになり、

教室を追い出されるという事件が発生しました。

　

きっかけを作ったのはKAZUの発言なので

そこは申し訳なかったのですが、

お怒りになった先生は、KAZUに「出て行け」と叫び、

教室のドアを開けて、

外に出るように促しました。

そして、ドアを出ようとするKAZUに

「さよなら！！」と吐き捨てるようにつぶやいたのです。

そのくらい、KAZUの言い方に腹がたっていたのでしょう・・・

 

 

おまけに、教室を出たKAZUは事情を知らない先生に

教室をでていることを咎められ、

大パニックになりました。

　

そして

そして

そして

 

 

 

 

数日後、私は学校に呼び出しを受けました。

 

学校から伝えられたのは以下の２つ

　

• 何度言っても学校外に飛び出しすことがやめられない
• パニックになったら、教師に暴言を吐き、手がつけれない

 

最近は、欠席や保健室待機も増え、

学校に通う意欲が著しく低下していること

パニック中の暴言とは言え、他の生徒の手前、

特別扱いはできない。

指導に値する行為が続くが、自分の行いに対する自覚がないので

指導する意味がなく、かといって、放置はできない

　

そして、最後に、これ以上は・・・・といった感じです。

　

　

　

　

頭が真っ白になりました。

　

胃が悲鳴をあげました。

　

心臓がはじけそうでした。

　

あぁ、この感じ・・・

　

「あなたの子供が頭がおかしい！」って言われたとき

以来です・・・

　

　

 

 

やっぱり、KAZUは理解されないのか・・・

 

私はKAZUの良い部分を引き出してやることが

できなかった・・・

　

努力しているつもりでも、

何かが足りなかった・・・

　

吐き気がします・・・

一歩前に足を出せば、落っこちそうな・・・

 

 

国語って・・・

KAZUは意見文など筆者が自分の考えを述べている文章が嫌いです。

私たちは普通、他人の書いた文章を読んだ時、

「ふーーん、この作者はこんな風に考えているんだ」

と客観的に考えますが、どうやらKAZUにはそれができないようです。

つまり、「筆者は俺に考えを押し付けようとしている」

といった感じにかんがえてしまうようです。

さらに、それが試験問題などになると、

出題者の意図が加わります。

 

たとえば、答えが5択の場合、

KAZUにはそのどれも選べないってことがおこるのです。

「読解力」といいますが、

それは、作者が何を意図してその文章を書いたか、

つまり、作者の身になって考えることが重要です。

しかし他人のことが理解できないアスペルガーのKAZUにとって、

作者の思いを汲み取るといった作業自体が無駄に思えるようです。

だから、国語の授業中、

先生が解説される内容に納得できないことが多く、

国語は嫌いです。

おまけに筆者や出題者の意見に納得ができないと

自分の意見をついつい主張したり、

先生におかしいと詰め寄ったりしてしまいます。

　

それが反抗的ととられてしまうことも・・・

神隠し？

午前9時半、学校から電話がかかってきました。

「今日はおやすみですか？」

「えぇ！！ 私、8時に連れて行きましたがいませんか？」

時々私が送った後で、学校外に脱走するので、またかと思っていましたが、

先生が電話機を持って、下駄箱までいってくださいました。

「あ！！靴があります。。。」

じゃ、学校内のどこかにいるんだ。。。




2時間後の再度の連絡で、
朝から保健室に待機していたことがわかりました。

しかも、教室に入れずウロウロしているところを教頭先生に話しかけられ、教頭先生に促されて保健室にいったとか。。。

連絡ミスですかね。。。

ドキドキした午前中でした。

出て行きなさいって言われた。。。。

「今、先生に出て行きなさいって言われたんだけど

どうしたらいい？」

 

そんな電話がかかってきました。

　

(´・ω・｀)「誰に言われたの？」

(´-ω-｀)「○○先生・・・」

(´・ω・｀)「どこで？」

(´-ω-｀)「教室にいたら、突然・・・」

(´・ω・｀)「授業中？科目は？」

(´-ω-｀)「音楽・・・」

 

ここまできて、やっと自体が把握できました。

　

KAZUの学校では、防犯の観点から

教室を開けるときは教室のドアに施錠します。

　

音楽の授業に参加できないKAZUは

普段なら保健室や相談室に行くところ、

そのまま居室に残っていたんでしょう・・・

　

つまり、先生の「出て行きなさい」の言葉には

「音楽の授業中は、教室は施錠するから

さっさと音楽室に行きなさい」　って言葉が

隠れていたんですね。

　

しかも、担任の先生ではなかったので、

KAZUが音楽の授業に参加できないのを

ご存知無かった・・・

　

だから、いつもどおりの指導を・・・

　

仕方がないので、学校に電話しました。

　

「KAZUは施錠のことを

知らないのかもしれないのですが・・・」

「どうも、学校から出て行けって勘違いしたみたいで・・・」

　

　

なんとか先生に理解していただき

無事保健室に連れて行ってもらいました。 

生姜紅茶ふたたび

実は、ここ数年、毎年冬になると生姜パウダーの入った

紅茶を朝夕飲むようにしています。

　

朝は体を温めるため

夜は布団の中で足が冷えて目が覚めるのを防ぐため

欠かせません。

　

でも、今年の夏は、年を実感しました・・・

　

夏なのに足が冷える・・・

靴下履きたい・・・

　

そういえば、夏場は生姜紅茶飲んでいませんでした。

飲むとすぐに汗かいちゃうんで

なんとなく避けていたんですが・・・

　

１週間前から復活しました。

　

すると、みるみる足の冷えが気にならなくなってきました。

　

私は生姜パウダーとミルクでいただきます。

　

そうそう、学生の頃、メキシコに行ったとき、

カフェで紅茶を頼む際、ミルクティーが欲しいといったら

笑われました・・・

　

日本でも日本茶にミルクは入れないですよね。

　

メキシコのお茶は

調べてみたらハーブが主流のようです。