あっという間に読み切ってしまいました。そして疑問に思ったこと…。これはフィクションなのか?、ノンフィクションなのか? ノンフィクションだったら怖ろしい現実もあったんだなーと言う冷静なほどの感想。
実は私も危うく登場人物のような債権者になるところだったのですから、とても他人事とは思えない部分もありました。私の場合は、勇気をもって地裁に相談へ行き、その後に弁護士を紹介してもらい、個人民事再生で立ち直ることができたんですから。
…あとがきを読んで多少は疑問が氷解。内容に関しては「ノンフィクションに限りなく近いフィクション」とのこと。そしてちょっとショックだったのは以下のコメント。これを引用してこの文章を閉めたいと思います。ご利用は計画的に!
《ブラックについて》
消費者金融では90日以上延滞すると、「ブラック」になってしまい、各情報機関にそのブラック情報が流れてしまいます。そうなってしまうと、その情報が消えるまでに最終返済日(完済日)から最低6年以上かかってしまいます。つまりカードも作れず、車や住宅のローンも組めなくなってしまうということです。調停、債務整理、過払い返還もブラックとなり、情報は各機関へ……。消えるのに、同様の年月がかかります。ご利用は計画的に、ですね……。