ぴっぴの四方山綴り

日々の生活の中で思ったいろいろな事を
書いていきたいと思います。
。。。そのまんまですが。

義伯母の葬儀にて思った事

2012年04月28日 13時38分54秒 | 独り言
先日、夫の伯母が亡くなり、通夜と葬儀が終わりました。
私は伯母に最後にお会いしたのは義弟の結婚式なのでもう10年近く前です。
こぴっぴはその結婚式にお会いした事も記憶にないし
その前にあった法事の時はまだハイハイしていたので全く憶えていません。

葬儀では喪主についで3人目の席で
自分がそんな位置に座るようになったなんて・・・と思いました。
これまでは親の後だったりしてずいぶん後の順だったので。
伯母とはそれほどの会話を交わしたこともなかったし交流もなかったし
なのに何だかいろいろな思いが巡って、涙があとからあとからこぼれました。

初七日の法要の後にお寺さんがお話をされました。
お経というのは使者を供養するために作られたものではなく
生きている仏弟子に向けて説かれた言葉だとのこと。
人の死を御縁に親族一同集まって命について考える、それが葬儀であるとのこと。
「南無阿弥陀仏」という念仏も命に感謝するという意味なのだそうです。

親戚の人がこう言っていました。
「こんな時でないとみんなが集まれないなんてね。」
たしかに人が亡くなった時にはどんな都合もつけてみんなが集まるんですよね。
そしてそこで日頃会えないみんなが話を交わすというのも
亡くなった方の命の縁なのかなと思いました。

私は日頃「死んだ後の事は何でもいい」なんて思っていました。
こぴっぴもいずれお嫁に行ってしまうだろうし。
だけどグラスアートで一緒の方で60歳くらいの方が言っていたのですが
「お墓や法事って亡くなった人の為だけじゃなくて
 残った人達が心のよりどころにするためにあるんだと思う」
という言葉の意味がようやくちょっと分かった気がしました。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ちゅーりっぷ♪)
2012-04-29 16:50:45
ご愁傷様でした。
色々と大変でしたね。


そうなんですよね・・・。
私も、養父母と義両親を亡くし、そして親戚の伯父、伯母の葬儀にも出席する機会が増えました。

その度に、このご縁を頂き・・・というお坊さんの言葉をよく耳にします。
親戚の方の、こういう時しか会う事もないから。
・・・と言う言葉もよく聞きますし、実感します。


お寺からの案内で、お説教を聞く機会も多いです。
色んないいお話が聞けて、これもいいご縁を頂いてるんだと実感します。
命の尊さ、大切さも実感します。
機会があれば、お寺に行ってお説教を聞かれるといいですよ。
返信する
Unknown (ぴっぴ)
2012-05-02 11:47:34
歳をとって経験が増えると思いも増えますね。
実家に仏壇がなかったので
私には手を合わせる習慣すらないのです。
またこれから悲しい行事が増えそうです。。。
返信する

コメントを投稿