UGC(User-generated-content)とは・・・・・
最近ではSNS、インスタ、FB等の個人の投稿を商品の販促や開発の活用する企業が増得ているそうだ。
「企業の直接的な宣伝」を消費者はわかっていて、購入の失敗を減らすために
等身大の先行ユーザの情報を求めようになった。
これまでのインフルエンサーマーケティングでは企業が対価を支払いしたり、試供品を無料で送ったりして紹介してもらう。
このマーケティングが通用しなくなってきているそうだ。
企業アカウント広告(28%)より友人や一般の投稿(32%)を参考にする方が多い。
このSNS時代のマーケティングは、消費者心理をつかみUGCを生かすことが求められている。
個人の発信力は、企業のマーケティングの在り方を変革している。
ユーザの自発的なコンテンツは説得力があり、商品の情報が伝わりやすい。
事例)ワークマンさん
・釣ったばかりの魚を両手で持ち上げる女性。
・キャンプ場でくつろぐ男性。
#ワークマン女子
UGCを閲覧有無で購入につながる確率が2倍になるようだ。UGCを分析し、商品開発にも生かしている。
全てワークマンのECサイトに掲載されている画像である。
しかも元の投稿を加工もしないで掲載している。
写真をクリックするとその商品名と値段が表示され、そのまま購入ぺージに移動できるデザインとなっている。
事例)キリンビール
・ビールを飲んでいるシーン
・ビールの隣には、中華からイタリアンまで並んでいて消費欲を掻き立てる。
・#乾杯のある暮らし
事例)ユニクロ、「スタイルヒント」アプリと連携
・原宿店では、240台モニターを設置して、一般ユーザ、インフルエンサーの投稿を閲覧できるようにしている。
事例)コーセー「Awake」
・EC上では試用できないが、ユーザの投稿でイメージがわきやすくなり、20%購入率がアップ
ビジネスモデルとして「UGC活用サービス」
・Letro (レトロ)導入企業220社(アライドアーキテクツ社)
・visumo(ビスモ)
・ギャプライズ
サービス内容として、
ハッシュタグをベースに企業が活用したいUGCを検索し、使いたい投稿に対して一括で利用許諾申請まで可能となっている。
投稿者がなぜハッシュタグ#つけるか?
・そのブランドや商品等に好意的な印象があるからSNS投稿する。
・企業から転載を打診されればブランドが自分を認めてくれたと喜びを感じる。
「まとめ」
UGCのメリット!!
企業
・ブランド発信の押し付けがましさを軽減
・ユーザ目線の新しいアイデア
・自社で写真を用意する必要がなく、コストと時間を省ける
投稿者
・ブランドから認められる喜び
消費者
・実際の使用シーンをイメージしやすい
デジタルマーケティングの提案として、インプットしておく必要がありますね。