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本読みと蕎麦猪口

2011年11月30日 | 金沢散歩
最近、ちょいと「はまって」いるものがある。

蕎麦猪口に、冷や酒満たして本読みだ。


前から、蕎麦猪口って欲しかった。
酒器としてのお猪口よりも二周りも大きくて、
お尻がドカッと据わってる。
形がとても格好良い。

石川県は九谷焼の産地であり、出来れば地元九谷焼の蕎麦猪口が欲しいが、
通りや専門店に並べられている物は、なかなかリーズナブルとは言えず、
窯元でも買えるというが、何となく敷居が高い。
日常の食器屋さんで買うのはちょっと違うような気がする。

そんな折、九谷焼Web販売のサイトを見つけた。
Web販売専門だが、メールで確認したところ、
立ち寄れるなら現物を見ることも、購入することも出来るらしい。

やっぱり手に取って質感を確かめてみたい。
せっかく地元に居るんだし。

お店の人は、快く応対してくれ、いろんな作品を並べてくれた。
窯元や、作家、作品の特徴なども丁寧に話してくれた。

どれもとても魅力的で、価格もリーズナブル。
中途半端に他で購入しなくて本当によかったと思った。


納得して二つ購った。

冷酒を注ぐのが楽しみで、早々に帰宅した。




先日から文庫で「宮部みゆき」を読み始めた。

「おまえさん(上)」 面白い。

宮部みゆきは初めてだし、時代物もあまり読んだことがなかったので、
とりあえず(上)だけ買おうかと思ったが、惹き込まれたので上下とも買った。
登場人物が実に生き生きと描かれている。姿や仕草まではっきり見える。
遡って、同シリーズの「ぼんくら」や「日暮らし」も購入予定に入った。




時折、氷が揺れてカランと音がする。
これがまた心地良い。
冷酒はたっぷり入るので、氷のひとつ二つ入れても気にならない。
適度に冷えてくれて、なお旨い。

いかんなぁ。
気持ち良く読めて、気持ち良く飲める。

本読みだけで飲んで、十日で一升空いた。


ぼんくら同心井筒平四郎大活躍である。

--

シンプル&モダンな九谷焼と牛首紬の販売サイト 手仕事の美しさを石川県から
じろや」 http://www.giro-ya.com/




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がんばろう、日本
あたりまえの毎日に早く戻りますように
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12 コメント

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Unknown (ぼんぼん)
2011-11-30 21:56:31
お気に入りの器でお酒、、、
これは一つの”贅沢の極み”ですね♪
九谷焼を手で確かめて うん!大人の贅沢です(^^)
(コメントを書きながら、厚い手びねりガラスに泡盛を入れて飲んでマス)

うちの家内がそのシリーズにはまってましたヨ♪
「お酒飲みながら、そのシリーズを読むのは、これまた最高の贅沢だ(^^♪」と云っておりました
返信する
Unknown (兎猫)
2011-11-30 22:15:42
いいですね~秋の夜長に冷酒と読書♪
確かに蕎麦猪口って、冷酒にいいサイズですね。
気取らずゆっくり飲むには、保温保冷もできるし。
本の上の眼鏡のフォルムが、ゆっくりとした時間を
感じさせてくれます(^m^)
お猪口の全景も見せてください~。
返信する
贅沢ですねぇ (Brisana)
2011-12-01 00:03:05
九谷焼のお猪口で冷酒&読書なんて大人の贅沢ですねぇ(^^
Uribouzさんは色々な趣味があって羨ましいです!
私の場合、お酒が飲めないから損な人間です(^^;
私も健康の為に、良い器を買って飲む練習をしてみようかな!?
返信する
Unknown (小枝)
2011-12-03 13:31:58
宮部みゆきはいいですよ。
特に子どもと年寄りが生き生きしてるでしょう?
電車で読んで涙が出て恥ずかしい思いをしたことがあります。
やっぱり家でゴロゴロしながら読むのがいいですよね。
返信する
Unknown (negaiboshi)
2011-12-03 20:28:12
う~ん、休日の贅沢三昧・・・いいですね~
おや、このメガネ、我が家にも・・・
返信する
宮部さんいいですよね。 (大熊黒猫)
2011-12-05 11:44:50
宮部さん何でも面白いです。
「ブレイブストーリー」「あんじゅう」ぜひお試しを~♡
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Unknown (Uribouz)
2011-12-07 02:53:30
ぼんぼんさん、こんばんは。

ガラスの器も良いですね。
お互いにコレクションに走らないように気をつけましょうね。 ^ ^

おぉ、奥様のお墨付き。
当分読み物で迷わずに済みそうです。
返信する
Unknown (Uribouz)
2011-12-07 02:58:01
兎猫さん、こんばんは。

そうなんです。
たっぷり入るからチマチマ注がなくても良いしゆったり飲めます。
少々飲みすぎが心配。 ^ ^

全体は、本文でご案内した「じろや」さんのサイトをご覧ください。
泰山窯の「輪宝文」という作品です。
他にも良いのがあって迷います。
返信する
Unknown (Uribouz)
2011-12-07 03:00:02
Brisanaさん、こんばんは。

形から入るのも良いですよね。
でも実際、気に入った器が手に入ると、より使いたくなって、より一層飲んじゃいます。 ^ ^
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Unknown (Uribouz)
2011-12-07 03:04:22
小枝さん、こんばんは。

ははぁ、作家の特色なんですね。
確かにこの作品でも、「弓之助ちゃん」と「おでこちゃん」、
それに「源右衛門翁」が生き生きと描かれて、いい味出してました。

やっぱ本読みはゆったりしたいですよね。
返信する

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