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刀利-AROSAへ (5周目) 登坂力養成ギブス

2005年08月20日 | 自転車
 しまった! 今の季節ここは…

 雨が続いたり、何かと用事があったりで1ヶ月近く全く自転車に乗れない日々が続きました。困った。ツール・ド・のとでもロードレーサーの連中について行くために鍛えておかなけりゃいけないのに。

 久しぶりのフリーな休日。しかもこの晴天(いや、猛暑)。早速刀利5周目に出かけました。テーマは重めのギア。
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 湯涌温泉からいつも通りにスタートして早速山手に入り採石場のダートにさしかかります。
 大ショック!息が続かない。走り始めてすぐで、砂利の浮いたダート、しかも既に10時を回り気温は34度を超えているので条件はきついけれど、ここまでとは。
 これではAROSAなんてとても上がれない。急遽予定を変更し、福光から医王トンネルルートに変更。

 川縁を走りながら一休み。ここの流れはいつ来てもきれいです。


 さぁて、ここから富山県境の峠までの長い上り。ペースは上げられそうにないので、しょうがないゆっくり走ろうかとおもっていると……おや?

 虫?…飛んできた一匹の虫で突然思い出しました。刀利あたりは、お盆過ぎから「おろろ」と呼ばれるアブ(?)が大量発生することを。やっべー、またこいつに刺されると痛いんです。一度キャンプに出かけて車のドアを開けていたら、たくさん車内に入り込んでしまい、自然に出て行くまでしばらく車を明け渡したこともありました。

 こっちはブランクができて上りのペースが上がらないのをいいことに、「おろろ」は一匹増え二匹増え、そのうち十数匹が自転車の周りをぐるぐる回り始める始末。う~わ~~~~~~。

 虫ごときでこのまま引き下がるのも我慢ならない。ここは強行突破を断行!
 「来んかい!」と気合いだけは十分ながらも、ヘロヘロペースは大して上がらず、片手で振り払い、蛇行走行を繰り返しながら遥か向こうの峠を目指してペダルを踏み続けます。ただでさえ長く感じるこの上りが今日はまた長いこと長いこと。なんだか「おろろ」に強制的に上りのトレーニングをさせられているようなものでした。

 フラフラの状態で峠にたどり着き、一気に振り払うように下りに突入。今日の刀利ダムはまた一段ときれいに見えます。ハアハアと荒い息ながらもなかなか味わえない爽快な気分。
 はあ~、ちょっとはペースアップしたかなぁ?
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