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誰よりもきれいな線を描け eAT'06 KANAZAWA (イート金沢) 2/3

2006年01月28日 | 金沢散歩
 今年はデザイン系の学生たちの比率が例年にも増して多かったようで、講師の皆さんも夜塾での話に力が入っています。学生たちに語りかける言葉は、そのまま一般社会でも言える言葉として強く印象に残りました。


 誰よりもきれいな線を描け

 今年eAT'06 総合プロデューサー 佐藤 卓  氏 のアドバイスでした。

 ある美大生からの
 「自分のやるべきことは何なのでしょうか?大学では基礎練習の繰り返しを教えるばかりで、もっとやるべき事があるような気がするんです」

 という質問に対するアドバイスでした。

 僕は美術大学で学ぶような知識は持ち合わせていませんので、彼らの話す用語は知りませんが、意図することは解りました。



 「世の中に無駄な仕事なんてありません。それらは必ず別の仕事に役立っています。
 まして基礎練習は、今後応用技術を習得する際に必要になるものだから、やるべきです。

 でも、そんな事よりも大切なのは「物事に対する取り組み方」です。

 何事においても「必要と信じて懸命に取り組む」のと、本腰が入らず「言われたから、とりあえずこなしている」ではスキルとして身に付く内容がまったく違います。

 「自分はもっと何かやるべき事があるんだ」「こんな事より、他にもっとやりがいのある事はないのか」と考えてばかりで、目の前の課題に目を向けていないと、結局何も身に付かなくなります。
 そして、いつまでたってもそんな考えから抜け出せなくなってしまいます。

 今は、与えられた課題を人よりもずっと上手に出来るように。誰よりもきれいな線を描けるように懸命に取り組みなさい。それが出来るようになって初めて、次にやるべき事が見えてくるでしょう。」


 まさに一般社会でも言える事。車座になっていっしょに話を聞いていて実感しました。
 理解しているようで、いつの間にか忘れてしまう事でした。

 物事に懸命に取り組む  シンプルかつ基本となる「ルール」です。

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