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かかってこんかい! 菩提寺の坂 (開拓団3)

2005年06月05日 | 自転車
 遠く向こうの森に斜面からせり出し跳ね上がるようなヘアピンカーブが見える。初めてその坂を見つけた時は、「冗談だろ!」という驚きと、「上がるときはどんな感じだろう。いったいどこへ出るのだろう」といった期待感でいっぱいになりました。

 普通、坂を上っていると目の前には風景が見えますが、ここは目の前に坂が見えます。坂が急すぎて何だか壁にしがみついているようです。当然ギアは落として立ちこぎになりますが、上体をフロントにかぶせていないと、踏み込んだ時にフロントが浮き上がります。
 ちんたら乗りの醍醐味ですね。これさえあれば、楽勝っす!


 今日は久しぶりに来て車で現状調査。
 菩提寺地区への上り口からは距離にして約1.2Kmの強烈な激坂。しかもその大半が傾斜15度のままで休憩するような踊り場もなし。捻じ曲がるようなヘアピンを繰り返して一気に標高差146mを駆け上がります。
 ちなみにそれぞれの写真は水準器を使って、前後左右の水平を確認して撮影したもので、誇張はありません。
 自宅でいつもの行程表に距離と標高をプロットしてみたら、今まで見たことないようなグラフになりました。うーん、やっぱり凄い。


 中腹で見ていたら、歩いて上ってきた知らないばあちゃんに声かけられました。「あんちゃん、上まで行くんなら乗せてってもらえんけ。わたしゃ腰曲がっとってひどいし、約束しとったんにとうちゃん迎えに来てくれんし」お安い御用とヒッチハイカーばあちゃんと上の在所までドライブ。
 ローでもしんどい坂道発進。すかさず四駆のLOレンジに切り替え。


 菩提寺の在所からは2つのルートが取れます。ひとつはダートのアップダウンで興津峠に出るもの。もうひとつはさらに傾斜15度の激坂を上って、峠から同じくらいの激坂を一気に下り上田名に出るもの。

 どちらにしても距離は菩提寺の上り口から3~5kmほどしかないので前後を考えてルートを構成してみようと思います。幸いツール・ド・のとでも近くを通るほどこのあたりは坂上がりの宝庫。ああ、また悪い虫が騒ぐ。
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6 コメント

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何考えとんの! (louisgirneau)
2005-06-06 22:32:58
いろんな激坂、良く見つけまんなぁ!もう少し楽なコースを楽しみましょうや。かめおさんも同じ考えじゃないかな。



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なんかときめくんですよねぇ (Uribouz)
2005-06-06 23:16:51
louisgirneauさんコメントありがとうございます。

山の向こうにヘアピンのガードレールなんか見かけるとときめくんですよねぇ。



もちろん他のコースも参加します。
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louisgirneauに同感 (かめお)
2005-06-07 22:42:15
日本の道路状況に物申すぅ~国土交通省ふざけるなぁ~って感じ、坂道は嫌いです税金は、生活環境を向上させるため、お年寄りに優しい道づくり(やさしい坂)を進めるべきだ!!!
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ウズウズ (Uribouz)
2005-06-07 23:44:30
ムズムズ
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人生そのもの (gios)
2005-06-10 13:15:27
楽あれば、苦がある

苦しい時を過ぎれば快適

に楽しいこともあるんだな

なんて、でも上り坂の人生は

良いとき下り坂は悪いとき、

あれ?どうなんだ!

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達成感? (Uribouz)
2005-06-11 01:08:22
大きい坂は登山と一緒で達成感、征服感が駆り立ててくれます。

また、上りでたくさんゼンマイを巻いたほうが下りで楽しめるし。



糸魚川から旧街道、塩の道を辿るってのも憧れますね。
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