La Rose Bleue

『ベルばら』でフランス語、ハリポタで英語をお勉強

どうする、英語学習?

2006-09-25 00:20:33 | その他

現在、筆者の英語は壊滅状態です。モチベーションも上がりませんし …

英語の目標が、いまひとつ明確に持てないこともあります。

フランス語は、「 合格 」 を目指すのではなく 「 果たして、何点取れるのか!? 」 という、TOEIC のような 「 尺度 」 として、図々しくも 仏検1級 を受けてみようかな…? という、まだ最終決断はしていませんが、うっすらとした目標があります。

来春には、DELF も受けてみようかな…とも思っています。

 

それに対して、英語には、現在、具体的な目当てがありません。

英検1級 など、受けてみようなどとは微塵も思えませんし、TOEIC も、リニューアル後、筆者にはとてもとても無理!なテストになったと感じています。

きちんと学習を積み上げるのではなく、「 だいたい、こんなことを言ってるな 」 という 「 雰囲気 」 で英語をとらえてきた筆者は、TOEIC の Part1 の写真問題が大得点源でした。しかし、新TOEICでは、この問題数が半分になってしまいました。

また、筆者は短期記憶がよくないので、リスニング問題で問いが複数、特に3つ以上あると、もうお手上げです。

そして、筆者にとっての最大の難関が、Part7 の文章題です。TOEIC は今までに3回受けたのですが ( すべて 旧 TOEIC )、Part6 を終わったところで残り時間が50分前後あるのに、最後まで行かなかったりしています。

新 TOEIC では、Part7 の問題が増えたらしいので、もうダメです。

 

新 TOEIC には歯が立ちそうにないので、今年6月、仏検1次試験の2週間前、「 通訳ボランティア検定 」 なるものを受けてみたのですが、こちらも惨敗でした。

元来怠け者の筆者は、試験などのわかりやすい目標がないと、どんどん英語から遠ざかるので、何とかしたいとは思っているのですが。

 

そんな折、語学の帝王:寅彦さまの 「 語学の方程式 」 で、 講談社ルビー・ブックスについて書かれた記事を読み、ふと思い出したことがあります。

http://blog.so-net.ne.jp/shibutora/2006-09-17-1

 

かなり以前、

『 アルジャーノンに花束を 』 講談社ルビー・ブックス

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4770023723/ref=pd_ys_pym_a_4/249-9996565-4002725?%5Fencoding=UTF8

を購入していたことです。

 

「 そうだった、アルジャーノン が あるじゃーのん。」 … と、寅彦さまにははるかに及ばない駄じゃれを呟きながら、本棚から探し出しました。

 

『 アルジャーノンに花束を 』 ダニエル・キイス 著 小尾  茉佐 訳

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4152033932/ref=pd_ecc_rvi_1/249-9996565-4002725?ie=UTF8

もまた、筆者が強く影響を受けた本です。学生の頃から、何回読み返したかわかりません。もちろん日本語訳で読んだのですが、『 ベルばら 』 や 『 ハリポタ 』 同様、かなりの量読み込んでいて、内容が細部まで頭に入っている作品です。

 

『 アルジャーノンに花束を 』 ルビー・ブックス版は、英語に少し興味を持ち始めた頃、購入したのですが、放置していました。

読んでみると、寅彦さまも書かれておられるように、ルビが目について読みにくいです。わからない単語の意味が、その場でわかる…という、良さはあるのですが。

 

そこで、試しに、黙読でなく、音読 してみることにしました。

これは、なかなかいいぞ、と感じました。

キャパの少ない筆者は、英文を読もうとするとルビまでは目に入らないので、英文にフォーカスして読むことが出来ます。加えて、文法に弱い筆者が間違えて覚えていることが訂正できたりします。

例えば、英文を読んでいて、“ out of the control ” と筆者の口から出てきたフレーズは、よく見ると、“ out of control ” でした。

(コンテクストによっては、“ out of the control ” もありかもしれませんが、エクスプレッションとしては、“ out of control ” なのですね。筆者は、今までずっと、“ out of the control ”と言っていたようです…;;)

 

英文を読む時、 「 実際に目の前にある英文を読んでいる 」 ことも確かですが、「 自分の記憶にある英文を呼び起こしている 」 ということもあるのだな、と思いました。

この 「 ずれ 」 を意識することで、間違いを修正することが出来そうです。

しばらく、音読 を続けてみようと思います。

 

英語をやりなおしながら、英語の次の目標を見つけていきたいと思っています。

 

ところで、何度も何度も読み返している本は、読み返すたびに新たな発見があったり、その時の自分の状況によって特に心に残ることが変わったりします。

今回、グサリときたのは、何カ国語も習得した主人公の チャーリィ が、悲しい変化によって、完璧に理解できていた外国語が全て、まったく分からなくなってしまう…というところです。

英語もフランス語も ( そして日本語も!) どんどん怪しくなっている筆者は、現実味を帯びた恐さを感じました。

 

身につけたこと、知っていたはずのことを失ってしまう … 悲しいけれど、人間、遅かれ早かれ、また程度の差はあれ、いずれはそんな状況に直面する日が来るのは、確実です。

また一つ、アルジャーノン と チャーリィ が身近になったような気がしました。

「 いつか… 」 というのは、子どもの頃の 「 いつか 」 とは質が違うのですものね。

今、できることを、細々とでも、続けていきたいと思います。

 

 

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2 Comments

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Unknown (TOEIC最強の学習法 森泉 )
2006-09-29 23:10:16
はじめまして、ランキングサイトからお邪魔しました。



語学だけではないですが、何をするにしてもモチベーションを保つのってなかなか難しいですよね。



明確な目標があり、その目標をクリアした姿をイメージとしてとらえられれば少しはモチベーションの維持にもつながるのではないでしょうか。



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いらっしゃいませ! (club_3)
2006-09-29 23:53:50
森泉さま、はじめまして。



モチベーション維持、本当に難しいですね。

私のように、日常で語学に全く必要感のない人間にとっては、ことさらです…

最近、「目標がないので何もしない」→「何もしないので実力低下顕著」→「目標設定さらに困難」というマイナスのスパイラルにはまっているので、ともかく何かをして、前に進もうとしているところです。



来年は、また、TOEICを受けてみようとは思っています。

最強の学習法、参考にさせていただきます!

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