Kana版と『大事典』版、それぞれの特徴を考察してまいりました。
◇ Kana 版
Ce soir, j'aimerais passer la nuit avec toi...
Je veux devenir ton épouse, André Grandier...
◇ 『大事典』版
Ce soir...je veux passer . . . Read more
Kana 版のオスカル・フランソワの台詞が
Ce soir, j'aimerais passer la nuit avec toi...
Je veux devenir ton épouse, André Grandier...
と、2文になっているのに対して、『大事典』版では、1文、もしくは1文+節という構造になっていると考えられます。
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※ 参照 アンドレ・グランディエの妻 -テクスト-
流麗にして清楚なKana 版テクスト。コマへの台詞のはまり方も絶妙で、「あら? どちらがオリジナルだったかしら?」と、一瞬わからなくなるほどです。
最初はためらいがちに、そして終わりは決然と。
乙女のオスカル・フランソワと、意志を持った大人のオスカル・フランソワ。
筆者には、このテクストにはその両相が、凝 . . . Read more
何度かお断りしておりますが、筆者のフランス語のレベルは心許ないものです。その筆者の考察ですので、読み違いが多々存在する可能性が大いにある、という前提のもとにお読み下さいますよう、よろしくお願いいたします。
なお、これより考察するテクストの権利者の皆さまの権利を侵害したり、名誉を傷つける意図は一切ございません。筆者が図らずも権利者の皆さま、これを読んで下さっている皆さまのお気持ちに障ることがあ . . . Read more
今回は、 集英社
連載開始30周年記念
ベルサイユのばら大事典 La Rose de Versailles
をテクストとして使わせていただきます。
集英社様、池田理代子プロダクション様、翻訳者Silvia HAUFE様、どうか、このテクストを使ってフランス語の学習をすることをお許し下さいませ。権利者の皆さまの権利を侵害する意志は、全くございません。
これ . . . Read more
7月12日に関連しての、筆者の未完の感想メモです。
前回お断りしたように、語学ネタはこの記事には一切ございません。
筆者が書いた内容に、不快感・嫌悪感を催される方もいらっしゃると思います。
「3が日」に向けて盛り上がっておられる方、字がたくさんあるのが嫌いな方、理路整然としたことがお好きな方、『ベルばら』大ファンの方は、お読みにならないようにお願いいたしま . . . Read more
今回は、7月12日のオスカル・フランソワのことばを研究する前に、記述しておきたいことを記事に取り上げます。今回の内容も、6月21日の記事同様、筆者の私見です。そして、読まれる方によっては、大変な嫌悪を感じられるかもしれません。お読みにならない方がよいかもしれませんので、あらかじめご承知おきください。
また、「外国語ブログ」に登録しておきながら、いきなり外国語とは関係のない話題を延々と記述する . . . Read more
オリジナル・テキスト(日本語)
「オスカルさま、ことばづかいにお気をつけあそばせ」
(集英社文庫第2巻)
Oscar, Faites attention à votre langage . (Tome 2)
(オスカル フェット アタンシオン ア ヴォートル ランガージュ)
「オスカルさま、言葉づかいにお気をつけ下さい。」
◇ faite . . . Read more
er 型動詞 aimer その3
直説法現在1人称複数 nous の活用 :nous aimons
La Rose de Versailles Tome 2
1789年7月11日深夜。
フランス衛兵隊 Les Gardes Françaises に民衆と国王軍が一触即発のパリへの出動命令が下った日。
事態 . . . Read more
er 型動詞 aimer その2
今回は直説法現在2人称単数の tu と vous の活用を見ていきます。
まずは、2人称単数の tu の活用 : tu aimes を、Kana 版テクストから。
Tome 2
命をかけて、父・ジャルジェ将軍の刃から自分を守ってくれたアンドレ。
そのアンドレに、ついに、愛 . . . Read more