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La Rose Bleue

『ベルばら』でフランス語、ハリポタで英語をお勉強

そして、ロンドン その2:気分はどんより

2009-09-28 01:24:32 | 旅行

ロンドンでは、無謀にも大学の夏季講座に参加したのでございました。

 

宿泊したのは大学の学生寮でございます。

大学の学生寮は、おフランスでも同様でしたが夏休みは学生さんが荷物を一切合切持って出て行かれるので、あいた状態になります。

そこで、夏季講座の参加者はもちろん、一般の方もお部屋があいていれば利用できるのだそうでございまして。

 

ロンドンでの寮は、

① 大学から至近

② リニューアルしたばかり

③ (ロンドンの激高い宿泊事情から比べると)お値段お手頃

④ セキュリティばっちり

⑤ 交通の便も大変良い・ナイトバスも通っている

⑥ インターネット無料・つなぎ放題、別にPC室もあり

⑦ 居室内にトイレ・シャワー有り

⑧ 朝食付き

⑨ 近所にスーパー有り

⑩ 講座受講者の方のみならず、先生方も滞在しておられるのでいろいろお話できる

と、一見いいことずくめ。

 

大学から近いので講義の休み時間等に寮に帰れるし、トイレ・シャワー・洗面所付きで豊富なお湯が止まることなく使えるし、ネットはさくさく、バス停も地下鉄駅も近い。

 

文句を言ったらバチが当たりそうな感じでもあるのでしたが・・・

 

リニューアル間もないはずなのに、お部屋から共用スペースまで、至る所、・・・・・・・?と思うことが・・・

 

でも、そんなことはよくあることですのでね、筆者、「 はーーーっっっっ・・・ 」 と思いつつも、あきらめましたわ・・・

 

しかし! 

筆者が「はーーーーーーーーーっっっっっっっっ・・・・・・・・・」と深く落ち込み、寮に帰るのと寮から出るのにエネルギーを要した理由が・・・

 

それは・・・

寮のレセプションが  méchant !!!!!!!!!!!!

だったからなのでした・・・・・

 

お部屋の戸棚の鍵が壊れており、尚かつシャワールームのドアが壊れていたためシャワーを使うたびに洗面所の床が水浸しになったので、「~というワケなので、何とかしていただけませんか?」(直してもらうか、さもなくば部屋を替えてもらうとか・・・)とお願いしたのですが、

1日目「後で見に行く。」

2日目「今は一人だからレセプションを離れるわけにはいかない。もうすぐ同僚が出勤するので、そうしたら行く。」

3日目。全然見に来てくれる気配がないのですが、もう何度も何度もお願いしにいっているので、様子を見ようと思ったのですが・・・・・・

 

何と、その日以降、このレセプション氏、筆者を無視!!!!!!

 

・・・・・・・・・

さらに頑張って交渉するという選択肢もあったのですが、時間的精神的余裕から鑑みて 「 ・・・この件にエネルギーを使うのはもうやめよう・・・ 」 と決意しました。

 

でも、滞在中、レセプションの側を通るのが嫌でたまらなかったのでした・・・・・

レセプション担当の方は4~5人いらっしゃり、méchant なレセプション氏がおられない時もあったのですけれど;;

  

それなりのお金を払っているホテルと同じというわけにはいかないでしょうし、たまたまそういうキャラクターの方だったのでしょうが・・・・・・

過去に何度か滞在したおフランスの学生寮のレセプション氏は朝8時過ぎまでこないし夜も帰ってしまうのでしたが、どの方も皆さま、勤務中は とれとれさんぱてぃーーーく でいらっしゃいました。

 

今回の寮のレセプションの皆さまは交代勤務で24時間常駐していらっしゃるのですが、どうも皆さま・・・・・・ 

 

こうしてタダでさえ辛かったロンドン滞在に、さらに鬱な要素が加わったのでございました・・・・・

 

しかし・・・

 

もうすぐ帰国というある日、朝食時にふとレセプションの話になりました。

筆者が上記のようなことを話し、

「最初に寮についての説明プリントを1枚くれただけで、レセプションは何もしてくれなかった。他の部屋はティーカップがあるのを後から知ったが、自分のところは無いので、これ以上レセプションで交渉したくないから自分で買ってきた。」

と言いましたら、皆さま、一様に

「ええっっっ!!」と、驚かれるではありませんか。

 

一緒にお食事をしていた皆さま、誰一人として、そんなプリントはもらっていらっしゃらないという・・・

Aさん 「鍵をもらっただけで、説明は一切なし。(セキュリティカードでエレベーターに乗ったり居住部に入るドアを開けたりするのですが)たまたま自分の前を歩いていた人がいて、カードの用途と使い方がわかった。」

Bさん 「(地階にある)PC室やランドリー・ルームは寮を自分で探検している時に偶然発見した。」

Cさん 「自分の部屋はカップどころか、湯沸かしポットもない。」

 

筆者の部屋は毎日ゴミを捨てていただき、週に1度のはずのタオル交換やシーツ交換が2回連続で見えたことがあったので、タオルやトイレットペーパーが豊富にあったのですが、

Dさん 「自分の部屋は、毎日ゴミを捨ててもらってはいない。○○さんの部屋は、タオル交換等に来てもらっていなくて、トイレットペーパーが無くなって困っていると聞いた。」

 

等々・・・レセプションのみならず、バラエティ豊かな寮の実態が明らかになったのでした。

 

筆者はレセプション氏にプリントをいただき、寮やカードの使い方についても教えていただいたので、もしかしたらレセプション氏の中では、「親切に対応してあげた」と思っておられたのかも・・・

それなのに、筆者がレセプション氏の中ではみみっちいこと(洗面所水浸しは、別の方の部屋でもありました)でいろいろ言うので、機嫌を損ねられたのでしょうか・・・・・?

 

でも、若くて可愛い女性、Bさんは、

「最初は部屋まで案内してもらった。」

とおっしゃっていましたので、

 

若くて可愛い女性>太ったおばさん(筆者)>男性の皆さん

という、レセプション氏の扱いの違いもまた明らかになったのでございました・・・

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