2006年、最後の日になりました。
写真は、ロワール河畔の古城の一つ、1513に建設された Château de Chenonceau シュノンソー城です。代々の城主が女性だったという、美しいお城です。
これは、2003年8月に、ロワール河流域の古城巡りをした際の写真です。
「ベルばら」に久方ぶりに親しむことになったこの1年。
でも、筆者、ヴェルサイユ宮殿の写真で、“友人や自分が写っていないもの”を持っていないことに気づきました。
ヴェルサイユには3回行ったことがあります。最初の2回は、友人と行きました。
その時は完全に観光モードで、建物&風景のみの写真は1枚もなし。;;
3回目は初めての極プチ留学の際、ちょっといろいろ 「 ん~~~ 」 と思うことがありまして、ふと思い立ってカルト・ミュゼ1日券を購入したのが午前11時頃。
まずは、ルーブルとオルセーを、怒濤の勢いで回りました。
オルセーを見終わったのが、午後3時近く。
「次はどこへ行こう…」と、カフェで遅いお昼を食べながらカルト・ミュゼの説明書を読むと、何と、この券で、ヴェルサイユ宮殿にも入れることが判明。
「え~い、ヴェルサイユに行っちゃえ!!」と、勢いでRERに乗り、パリから約30分のヴェルサイユへ。
8月のヴェルサイユ宮殿は、ラッシュの山の手線のような混雑で、外にも長蛇の列が出来ていました。
カルト・ミュゼのおかげで中にはすぐ入れたのですが、内部の信じがたい渋滞ぶりに嫌気がさし、軽く一周してすぐに出ました。
そこで、おとなしく帰ろうかな…とも思ったのですが、入場時に、「これで大小トリアノンにも行けるよ。歩いていける距離だから。」と教えていただいたので、一路、大トリアノンへ。ピンクの大理石が美しいお城です。
初海外旅行でツアーで来た時に、大トリアノンと王妃の庭園にも確か訪れたのですが、団体旅行は初めてだったので勝手が分からず、どんなふうに回ったのか、距離はどのくらいなのか、全く記憶に残っていませんでした。
…ヴェルサイユ宮からトリアノン…これが、気の遠くなるほど遠かったです…
しかし、これまた勢いで大トリアノンだけでなく小トリアノン、愛の神殿、王妃の庭園…と、てくてくてくてく歩き回りました。
後から気がついたのですが、ヴェルサイユ宮~トリアノンを回るナヴェットという乗り物が…
帰りだけでも乗れないかな~と思い、ドライバーさんと交渉したのですが、「席は空いてるけど、チケットを持っている人がまだ乗るかもしれないからダメ」と言われてしまいました。
Les Petits Trains du Parc de Versailles
http://www.train-versailles.com/circuit.html
Version Animée をクリックすると、順路がアニメで表示されます。
音が出ますので、ご注意を。
筆者が乗車拒否されたのは、小トリアノン前でした。
仕方がないので運河の方を回って、とぼとぼと歩いて帰りました。
しかし、歩き疲れて、運河ぞいのカフェでしばし撃沈し…
パリに帰ったのは、夜8時過ぎでした。
夜8時とはいえ、真夏のパリはまだまだ明るい。
ふとカルト・ミュゼを見ると、凱旋門にも入れることが判明。
行きましたよ、凱旋門。
でも、凱旋門にはエレベーターが無くて、階段で上までのぼるなんて、中に入るまで知りませんでした…
のぼりましたよ、上まで。
夕暮れが、とてもきれいでした。
翌日、ふと気がつくと、靴が壊れていました。
もう、あんな勢いで歩き回ることは、決して無いと思います…
この極プチ留学時、「観光じゃなくて、フランス語の勉強に行くのよ~!」と意気込んでいた筆者は、何とカメラも持たずにフランスに行きました。
ヴェルサイユに行くことはおろか、全く観光を想定していなかったので…この時の写真って、1枚もありません…
ひたすら歩いた記憶しかないヴェルサイユ。
次は、じっくり時間をかけて回ってみたいものです。
でも、カルト・ミュゼ1枚で靴が壊れるまで歩いたあの1日は、とてもいい思い出になっています。
写真のシュノンソーも、計画して行ったのではなく、2003年夏、熱波でエアコンもほとんど無いパリが地獄のように暑かったので、「観光バスなら、エアコンが効いていて涼しいかもしれない…」と、一縷の望みを抱いてシティラマの1日ツアーに申し込んだのです。
…涼しかったのは最初の1時間だけで、後はもう、バス車内もうだるような暑さでした…
シュノンソー始め、ロワール河畔のお城はどれも美しかったのですが、いかんせん40度超えの気温で意識が朦朧とし、よく憶えていません…
こちらも、気合いを入れて再訪したいものです…
2007年は、フランスに行けるでしょうか…
計画性のない筆者、フランス語を始めたのも、本当にひょんなことからでした。
計画性の無さは、これからも治りそうもありません。
素敵な偶然に期待しながら、細々とフランス語&時々英語を続けていきたいと思います。
2006年、拙ブログをお読み下さった皆さま、本当にありがとうございました。
よいお年をお迎え下さいませ。
2007年も、どうぞよろしくお願い申し上げまず。
シュノンソー城には広い馬場があり、中世の衣装を召された騎馬の方も闊歩されておられました。
…しかし、この日、気温40度超え。石畳の照り返しで、体感温度はもっと高かったかも。
すましておられるけど、さぞかし暑くていらっしゃったことでしょう…
皆さま、愛のクリック本当にありがとうございました。
感謝・感謝でございます☆
2006年最後の日もしっかりベルばらにちなんだ記事で、すごいです
来年は、ゆったりとヴェルサイユ宮殿を探訪できるといいですね。
凱旋門は、私も登りましたよ~~~。
上から見る、パリの街並みは、本当に放射状できれいでした。
でも太ももがピクピクし、帰りは膝が笑いましたけど。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
フランス語に関することも、それ以外のことも、良いことがたくさんありますように・・・・。
miauleuseさんも、凱旋門にのぼられたのですね~♪
確かに、のぼるのも大変ですが、下りるのも結構なエネルギーですよね…(^_^;)
写真を眺めていると、フランスに行きたい~!!という思いがむくむくと沸き起こってきます。2007年は、機会が取れるといいなぁ…と願っています。
2007年もまた、どうぞよろしくお願い申し上げます!