こんにちは、さっちです
最近めっきり寒くなってきましたね。
スクールでも時々暖房を入れる時もあります。
1階にある自動販売機も昨日まではCOLDばかりで
正直寒くてジュースを買う気にはなれませんでしたが、
何と今日からHOTが入ってました
もう少したつと、さっちの大好きなコーンスープの缶HOTが入ることでしょう
楽しみです
さて、今スクールではそろそろ授業で年賀状作成をやっていこうと考えております。
そこで、今日のトピックは
「フォーマルな書類には句読点はつけない」
というのをお伝えします。
こちらをご覧ください。
下の写真は年賀状作成本の1部抜粋しました。
この写真を見ると年賀状の文章に「、」「。」が付いてないのが分かると思います。
ちなみに、喪中の方も見てみましょう。
写真が見づらくてすみません。
ですが、句読点などは特についてないのがお分かりいただけますでしょうか?
なぜ、句読点をつけないのか??
じつは、手紙の種類によりますがこの「、」「。」をあえて失礼な表現として嫌う傾向があります・・・・・
この手紙の種類とは、結婚式の招待状、転勤通知、移転通知、死亡通知、喪中欠礼などがあります。
あとは学校でもらう賞状などもそうです。
これはなぜかというと・・・・・
昔の手紙の書き方の作法の一つで、句読点は失礼と考えられていました。
なぜ失礼にあたるのか?
ご存じのように、句読点はこういった文章を読みやすくするための補助記号ですね。
つまり、敬うべき相手を「補助」する、つまり助けるなんてことは、身分を越えた失敬な行為なのです。
と言うのが建て前だそうです。
句読点をつけないと読めない、と相手を見下す事と間接的になるのです。
要は書類を出す相手を思い、
「きっとあの方は教養は十分にあるのだから、句読点なんかなくとも理解できるのだ!」という考え方のようです。
じゃあ、本来句読点を入れるところはどのように対応するかというと、
スペースを入れるのです。
昔の毛筆の手紙の文例なんかを見ると、確かに句読点はみられませんがいわゆるスペース「分かち書き」で読みを助けています。
手紙書き方 敬意「、」「。」をつけない表現とは?(一部分のみ抜粋)
今はメールの復旧などから簡単に相手に気持ちを伝える事が出来るようになりましたが、
昔はこの手紙でしか気持ちを伝えることが出来なかったのです。
書き方にも相手を思いやる気持ちを込めるのは日本人の繊細な心の表れですね。
本当に素敵だと思います。
それがこうやって今でも受け継がれているのは何だか嬉しいですね。
もちろん、句読点をつけるのはいけないということではありません。
フォーマルな書類にはこのようについてないパターンがあります。
反対に句読点をつけて読みやすくしてあげたいという方もおられます。
それも相手を思いやる心の表れですね。