北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことを受けて、自衛隊は6日午前から、ミサイルが落下したと推定される海域に航空機を出して、部品などがないか捜索にあたっています。

防衛省関係者によりますと、ミサイルが落下したと推定される4か所の海域のうち、最も北側となる日本の排他的経済水域の外側の海域で、筒状の物体が浮いているのが見つかったということです。

防衛省は形状などからミサイルの一部の可能性もあると見て、艦艇を出して回収できないか検討するとともに、撮影した画像などから詳しく調べることにしています。

北朝鮮のミサイルをめぐっては、去年、鳥取県の海岸で、弾道ミサイルの一部の可能性がある長さ2メートルほどの筒状の金属の物体が漂着しているのが見つかり、防衛省が引き取って分析しています。