この世の終わりか?フエゴ山巨大爆発!噴煙6500m グアテマラ
中米グアテマラで1日、首都近郊に位置するフエゴ山が巨大爆発し、噴煙が海抜6500メートルまで上昇した。複数の火砕流が発生しており、同国の防災機関(CONRED)は警戒レベルを引き上げ、周辺道路の封鎖を決めた。
スペイン語で「炎」を意味するフエゴ山は、首都グアテマラシティの南西約30キロに位置する標高3763メートルの活火山だ。
同国の火山地震研究所(INSIVUMEH)によると、フエゴ山は1日、飛行機が飛んでいる音のようなゴゴゴーッという鳴動とともに、山頂火口から赤い溶岩を噴き上げ、噴煙の高さは海抜6500メートルに達した。
噴火に伴って噴出した高温の火山岩や火山灰が複数の渓谷を駆け下り、その長さは700〜1500メートル下に到達。火山上空は、火山灰を含んだ黒い噴煙で覆われて真っ暗になり、噴煙は気流に乗って南側の太平洋に向かって40キロ以上運ばれた可能性があるという。
防災当局は警戒レベルを危険度が2番目に高いオレンジに引き上げるとともに、火砕流の到達に備えて周辺道路を封鎖し、総延長90キロにわたって車両の運行を規制。ふもとのサカテペス県とエスクイントラ県は同日、教育機関の休校を指示したという.
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