うさぴょん

思いのままにマイペースに進む

ポジテイブに!!

気になることを発信!<自分で読んでなるほど~!!>

温泉でストレス軽減!?

2018-04-10 07:06:42 | 日記

ニホンザル、温泉でストレス軽減、偉いほど長風呂

京大のグループがメスのサルを調査、寒さ対策か

 

 雪が積もる山深い温泉で、肩までお湯につかったサルたち。まるで瞑想しているようにも見えるが、彼らが落ち着いた表情を浮かべているのには理由がある。

 冬の間、サルが温泉に入るのは温まるためだろうと考えられていたが、学術誌「Primates」に発表された新たな研究によって、それが裏付けられた。さらに、今回の研究結果から、サルがどのようにストレスに対処するかが明らかになりそうだ。(参考記事:「サルから学ぶストレス解消法」

北限のサル

 世界の霊長類の動物の中で、いちばん北に生息しているのがニホンザルだ。長野県の地獄谷野猿公苑では、数十年前から温泉に入るニホンザルの姿が目撃されている。この行動は人気を集め、温泉につかるニホンザルを一目見ようと、多くの観光客が北国へやって来る。

 日本の山岳地帯の冬は厳しい。サルたちは、のんびりと温泉につかる間も、厳しい降雪や寒さにさらされる。(参考記事:「意外に雪が好きな動物たち」

 京都大学の研究グループは、温泉につかることでサルがどのようなメリットを得ているのかを調べるため、12匹のメスの追跡調査を行った。具体的には、出産の季節である4月から6月と、冬を迎える10月から12月の2回に分けて行動を観察し、サルの入浴回数やその時間を調査した。

 そして、サルの糞のサンプルを採取し、「グルココルチコイド」と呼ばれるストレスホルモンの量を測定した。グルココルチコイドはステロイドホルモンの一種で、寒暖(体温調節)のストレスにより、濃度が影響を受けることが知られている。

 
地獄谷温泉でくつろぐニホンザル

温泉でストレス軽減

 調査結果から、サルは冬に温泉に入ることが多く、群れの中の序列が高いメスほどその時間も長いことがわかった(序列が高いほど、争いに巻きこまれることが多いのも事実だ)。(参考記事:「【動画】リカオンがくしゃみで投票、合意形成か」

 長く温泉に入ったメスのグルココルチコイドの量を計測したところ、まったく温泉に入らなかったメスよりもストレスホルモンのレベルが低いことも明らかになった。つまり、寒さによるストレスが少ないことを意味している。

 長く温泉に入ることで、他のストレスホルモンも影響を受けるかどうかは、まだわかっていない。研究グループは、ストレスに関連する他のホルモンを測定するため、次は唾液のサンプル調査を計画している。ストレスを軽減することで、温泉は繁殖の確率を上げて種の生き残りを確実なものにするためにも役立っているのではないかと研究グループは考えている。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地震計に異変が…

2018-04-10 06:56:18 | 地震

新燃岳から5キロ!えびの高原硫黄山で「湯だまり」確認 地震計に異変が…

硫黄山
さかんに噴気が立ち上るきょうの硫黄山。左端に見える白い部分は湯だまりか?(気象庁)

 新燃岳の北西に位置するえびの高原硫黄山では9日、南西斜面に小さな「湯だまり」ができているのが発見された。湯だまりからは灰色の熱水が流出しており、気象庁は噴気や熱水の流出が活発化しているとして、警戒を呼びかけている。

 

 気象庁によると、硫黄山周辺の地震計では、7日午前0時半ごろから午前10時ごろにかけて、地震波の波形が大きく動くようすが確認されている。

 

  また、同日未明からは活発な噴気が噴出し始め、その状態はいまも続いている。きょう(9日)、現地調査を行った気象庁によると、南西側の斜面では新たに小さな湯だまりができていて、熱水が噴き出しているのが確認された。

 

 気象庁は、「地震計の振幅の増大は、噴気活動や熱水流出に伴って起きている」として、新燃岳の噴火や火山活動の活発化によって、硫黄山でも噴石の飛散や火山灰への警戒が必要だとして、引き続き噴火警戒レベル2を発令して注意を呼びかけている。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする