横浜への道はもちろん京急。比較的空いている青砥経由を選択する。青砥のホームに下りたら、西馬込行が4分の遅れで入線。横浜を通る久里浜行を見送り、その後のエアポート快特を待った。エアポート快特は普通久里浜行を押上で追い抜くが、普通上野行からの客は大半が久里浜行に乗込み、エアポート快特を待つ人は少なかった。エアポート快特は青砥からの乗込みは少ないものの80ptで発車、押上で1/3が普通久里浜行に乗り換えた。エアポート快特は浅草橋まで遅延を回復しようとするが、東銀座から先、遅延している西馬込行のせいで徐行、三田と泉岳寺での停車時間を長めに確保しているためか、品川ではほぼ定時に回復した。エアポート快特を蒲田で降り、切替前日の現場を観察。新しい2番線はビニールで遮られているももの、看板などは当然ながら取り付け済み。横浜寄のポイントも明日を待つだけとなっていた。蒲田からは普通久里浜行改め快特久里浜行、川崎では1分30秒の間に後ろに羽田発を連結した。そして横浜の新下りホームに初めて降り立った。
相鉄の駅降り開始は遅めの11時過ぎ、600円の1日乗車券をグリーンポケットで買って、なつかしの駅舎スタンプ帳をスタンプ台で手に入れた。平沼橋、西横浜は横浜の都心の延長で、JRの線路沿い。都心回帰で周辺にはマンションが建ち、短距離の客も意外といた。相鉄独自の駅勢圏になるのは高架の天王町から。次の星川まで高架化工事の最中で、星川は駅近辺を含めて工事中だった。高架化後は保土ヶ谷区の玄関口らしい駅になるのだろうか。和田町の橋上駅舎は大きく駅周辺は比較的賑やか、上星川は海老名寄で東海道貨物線が交差し、近辺は店が密集している。西谷のは海老名寄では新幹線が交差し、橋脚が2面4線のホームに刺さっている。商店街やバス通りは路地を抜けたところにある。西谷を出ると緩いカーブで丘を登っていき、駅間も長くなる。鶴ヶ峰は古めの橋上駅舎で、南口周辺は工事中、北側は西友を中心に商店が密集しており、買い物客でかなり賑わっていた。湘南台行の電車が来たので、そのままいずみ野線へ入る。
本線を越えると丘に突っ込み掘割へ。南万騎ヶ原の駅舎は掘割にまたがっている。湘南台寄りは万騎が原トンネルになっており、その上に駅前?広場がある。近辺に商業施設はなく、静かな住宅街だった。緑園都市は東側に大きなバスロータリーを持つ高架駅、辺りは巨大マンションが何棟も建っており、乗降客はいずみ野線一である。とはいえ、古くから栄えた鶴ヶ峰-大和の各駅に比べればまだまだ少ない。上りホームには待避線用地?を活用した庭園展望台があった。弥生台も掘割の下、東側は戸塚方面へのバスロータリーになっているが規模は緑園都市の半分である。西側の階段を下りるとすぐに児童公園になっていた。いずみ野は2面4線の片掘割駅で西側にバスターミナル、その向こうにフォンテというニュータウン商店街があった。東側の線路と同レベルのところにもロータリーがあるが車の姿は少ない。いずみ野を過ぎると丘陵地帯は終わり、高架を走るようになる。泉区役所が見えると島式ホームのいずみ中央に到着。駅舎はほぼ、ローゼンのショッピングセンターと同居している。その北側はロータリーになっているもののバスは乗り入れない。ゆめが丘は島式ホームの囲いが未来的なデザインになっているもの、辺り一体は未開発。住宅も少なく田園地帯が周辺に広がる。横浜地下鉄の下飯田まで駅歩き、こちらは住宅に囲まれている。地下鉄で湘南台まで移動、湘南台から相鉄で二俣川へ戻った。
二俣川は降りるのは3度目なので、乗換えの合間に北口から長崎屋を見るだけ、急行で希望ヶ丘へ向かった。希望ヶ丘は改札内エスカレーターと改札外エスカレーターがX状に交わる珍しい構造。南口ロータリーは商店が入居しているマンションに接し、商店街は少し上り坂になっていた。三ツ境はホーム全体が人工地盤に覆われている構造。橋上駅舎は当然ながら人工地盤に接しており、南側に出るには人地盤から階段を降り、北側に出るにはショッピングセンター「ライフ」を抜けることになる。ライフを抜け、県道を歩道橋で越えると、ズーラシア方面のバスターミナルになっていた。
瀬谷は2面3線の橋上駅。北側は歩行者のフリースペースになっているが半分ぐらい駐輪場状態である。その周辺はマルエツなどの大きめの商業施設が建っていった。南側は相鉄ローゼンなど商業施設が並んでおり、駅前広場は狭い。大和のホームは地下1階にあり、1階のコンコースは小田急と共用である。相鉄の地上線の線路跡は歩行者のみ通れる道路などになっていた。
相模大塚は西横浜から先で唯一の島式ホーム。横浜寄りで東名高速がアンダーパスする。上星川の貨物線にしろ、西谷の新幹線にしろ、日本の動脈が駅の近くで交差するのは面白い。高速道路は交差するものの高速バスの停留所は歩くのをためらうくらい離れている。島式ホームの北側は電留線になっているものの相模大塚で折り返す列車はない。橋上駅舎の南側はタクシーロータリー、北側はバスターミナルになっているものの屋根なしの歩道橋で電留線を越えなければならない。さがみ野は相対式の橋上駅で、駅舎はショッピングセンター「ライフ」と結ばれている。バスロータリーは駅ホームと「ライフ」で囲まれた形となる。南側はタクシーロータリーで巨大マンションが何棟も建っていた。かしわ台は2面4線で、出口は東口、西口の2ヶ所ある。西口は線路を越える道路に面しており、東口へは線路沿いに50メートルぐらい歩かなければならない。
海老名に着くと、丹沢帰りのレジャー客がどっと押し寄せてきた。レジャー客にとっては小田急のロングシートより、相鉄のボックスシートが盛り上がる。JRとの乗換え歩道橋の辺りを観察して横浜へ急行で戻る。海老名→横浜の流動も大きいが大和-二俣川の流動も大きい。横浜から直通快特、押上から急行と普通と乗り継いで帰宅した。
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