●新山口発18時55分の益田行は津和野行に短縮変更する。また、益田発20時59分の津和野行を廃止する。このことで、津和野から益田への最終を63分、益田から津和野への最終を99分繰上げる。
●山口での津和野行最終を21時35分だったのを21時18分に繰り上げる。逆に津和野での山口行最終を19時35分だったのを20時00分に繰り下げる。
●美祢線において、1往復を廃止する。(厚狭発21時21分、長門市発11時36分)それに伴い、厚狭発19時31分の長門市行は19時58分に繰り下げ、長門市発13時33分の厚狭行を12時38分発に繰り上げる。また、長門市発21時01分の厚狭行最終も19時54分に繰り上げる。
●長門市発6時02分の小串行を廃止する。それに伴い、長門市発5時26分の小串行は5時43分に繰り下げる。また、人丸発6時20分の長門市行の土曜日の運転を取り止める。
山口県内のダイヤ改正、最後に山口線の山口以北、山陰本線の下関~益田間、美祢線を見てみる。
まず、山口線の山口以北から。(除く宮野折り返し)
山口発9時39分の益田行は、接続する新山口からの列車が山口着9時36分から9時40分に繰り下げたため、9時50分発に繰り下げる。宮野以北では15分繰り下げとなるが、津和野での17分停車を2分停車に短縮して、津和野以北は改正前と同時刻となる。山口以北から津和野以北へ行くのに10分以上の時間短縮となる。
夕方は山口発17時51分の益田行を18時22分に繰り下げる。宮野での停車時間を見直すが、益田着19時52分は20時17分に繰り下がる。どちらにしろ、浜田方面への接続は考慮されていない。
夜間は19時26分の益田行を19時33分の津和野行へ短縮変更される。先述の1本前の列車が時刻を繰り下げるものの、津和野での益田行最終は20時39分だったのが19時36分に繰り上がり、20時00分の新山口行最終より遅くなる。この新山口行は新幹線に余裕で接続するので、津和野では益田への最終より熊本への最終が遅いということになる。
新山口発21時09分(山口発21時35分)の津和野行最終は、新山口発20時50分(山口発21時18分)に繰り上げて、山口から津和野までの最終を17分繰り上げる。このことで新山口着20時54分の『のぞみ』から津和野方面への接続が消滅、新山口着20時19分の『さくら』に乗らないと宮野以北へは行けなくなる。
一方、上りを見ると、益田発20時59分の津和野行を廃止する。18時55分の山口行最終を19時20分に繰り下げるが、最終は1時間39分繰り上がる。同じ島根県の松江での津和野へ最終は、16時38分の『スーパーまつかぜ』となり、陸路で東京へ行くより早くなる。といっても、改正前の廃止になった津和野行への接続も山陰本線普通を乗り継ぐ形で松江発17時10分たったからそんなに変わりはない。津和野以南から山口へは最終が25分繰り下がることになる。山口着は20時44分から21時09分に繰り下げ、新山口着は21時09分から21時43分に30分以上の繰り下げとなる。このことで、新山口発21時27分の最終新大阪行『ひかり』に接続が消滅、宮野以北から大阪方面への最終は、津和野発19時35分だったのが、17時27分の『スーパーおき』か16時56分の普通となり、2時間以上の繰り上げとなる。観光需要だけなら17時前が最終は仕方がないだろう。日原以北だったら高速バスで名古屋行最終『のぞみ』すら間に合うけど。
益田発8時58分の『スーパーおき』については益田発8時42分に繰り上げる。時刻繰上げで山口線内での上り『おき』との交換駅は徳佐だったのが三谷へと変更となる。その後の普通益田行も篠目での交換を宮野に変更している。
美祢線では、厚狭発21時21分の長門市行を廃止する。厚狭発19時31分を19時58分に繰下げるが、最終列車は83分繰り上がることになる。19時58分に繰り下げた長門市行は厚狭着19時49分の下り『こだま』から新たに接続を受ける。なお、この『こだま』は、徳山で『のぞみ』から接続する。厚狭着20時58分の『こだま』などの接続は消滅することになる。
長門市発は、まず5時35分の厚狭行を5時24分発に繰り上げる。これは、厚狭着6時39分を6時28分に繰上げて、6時38分の博多行『こだま』や、6時33分の山陽本線宇部、新山口方面岩国行に接続させるためだ。
データイムは、長門市発11時36分発を廃止して、13時33分発を12時38分に繰り上げる。このことで10時前からの運転間隔は、1時間41分、1時間57分、1時間47分と2時間を切っていたのが、2時間45分、2時間38分となる。ちなみに厚狭発は10時17分から13時33分まで3時間以上のタイムラグがあるためか、改正前とほとんど変わらない。その次が70分間隔となっているのは通学需要があるからだろう。この繰上げに伴い、仙崎発12時44分の長門市行は、仙崎発12時32分の厚狭行として、仙崎観光の利便性を向上させる。厚狭には13時43分に到着して、『こだま』新大阪行に6分で接続させる。長門市発21時01分の最終厚狭行は19時54分発へ67分繰上げ、先行の18時24分発との間隔を90分に短縮する。厚狭着も22時08分だったのを21時01分に繰り上げる。このことで、22時28分の『こだま』で福山までしか行けなかったのを、新山口で『ひかり』新大阪行に乗り継ぐことで、近畿圏まで帰れるようにする。
最後に山陰本線を見てみる。まず、上り益田方面は下関発18時59分の小串行を19時09分発に繰り下げる。このことで、下関着18時58分の門司港からの列車との接続に余裕が出てくる。安岡で4分停車、黒井村で6分停車するため、小串着は20分繰下げの20時丁度となる。
小串から先では、まず人丸発6時20分の長門市行の土曜日の運転を取り止めて、平日のみの運転とする。このことで、日曜、祝日と同じく始発は7時25分に繰り下げとなる。夕方は、小串発17時55分の長門市行を18時19分に繰り下げる。それに接続する小串止は、下関発16時46分から下関発17時26分と40分繰下げとなり、小串での接続時間も23分から10分に短縮する。小串発は24分繰下げるものの、滝部での4分停車を見直し、長門市着19時33分と20分繰り下がる。長門市着の繰下げで、長門市発19時39分の益田行への接続時間が32分から6分へと短縮される。また、美祢線の最終は、先述した通り19時58分に繰り下げたので、そのまま接続することになる。
長門市から先では、長門市発9時39分の東萩行を10時02分に繰り下げる。このことで9時36分着の下関発から新たに接続させるだけでなく、9時37分着の美祢線からの接続に余裕を持たせる。
下り下関方面は、まず長門市発6時02分の下関行を長門市~小串間で区間廃止して、小串発7時31分とする。それに伴い長門市発5時26分の小串行を5時43分に繰り下げる。小串着6時40分だったのは7時00分に繰下げ、接続する下関行も6時50分発から7時09分発に変更となり、下関着は7時34分から7時59分に繰下げとなる。長門市からは美祢線を経由すると、下関着7時26分と30分以上早く着く。これは代行バスでも変わらない。
益田発7時50分の長門市行については、長門大井での5分停車、東萩での7分停車を見直し、長門市着9時52分を9時40分に繰り上げる。さらに、それに接続する下関行は長門市発を9時55分だったのを9時43分に繰上げた上で、小串まで11時14分から12時10分まで長時間停車を見直し、小串発11時01分の始発列車と一本化させる。このことで小串以東から下関までの所要時間を1時間以上短縮させる。小串発12時10分発については、小串始発に変更となる。
長門市発17時06分の小串行は、17時39分発に繰り下げて、下関行に延長変更する。このことで17時36分着の美祢線から新たに接続させる。長門市では33分の繰下げとなるが、滝部での27分停車を見直したため、小串着は18時46分が18時53分と7分の繰下げとなった。ただし、1分接続が6分停車となったため、小串発18時47分は18時59分と12分繰下げ、下関着は19時31分だったのが19時45分と14分繰下げとなった。
長門市~仙崎間では、長門市発12時34分の仙崎行を12時21分発に繰り上げる。
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