アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

インド映画連続講座&シアター駒鳥座でお目にかかりましょう

2018-09-17 | インド映画

スペース・アーナンディで開催させていただいている「インド映画連続講座」も第Ⅲ期を迎えることとなりました。2015年に「インド映画完全ガイド」(世界文化社)出版を記念して、この本の中にあるトピックスを解説することから始めた「インド映画連続講座」ですが、あれから本年11月で丸3年。「男優」「女優」シリーズを終えて、今回から「インド映画を読む!」というタイトルで、インド映画をもっと広く理解するための連続講座を始めることにしました。これまでお越し下さった皆様も、まだお目にかかっていない皆様も、よろしければぜひお運び下さい。

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スペース・アーナンディ/インド映画連続講座第Ⅲ期
「インド映画を読む!」
<第1回>ジェスチャーを読む!~シャー・ルク・カーン作品から~

(さあ、このジェスチャーは?)

 スペース・アーナンディでは、毎年1つのテーマで行う「インド映画連続講座」を開催中ですが、第Ⅲ期は、第Ⅰ期の男優シリーズ、第Ⅱ期の女優シリーズからはがらりと趣きを変え、「インド映画を読む!」と題してインド映画を深く読み込むための様々なトピックスを取り上げることにしました。
 <第1回>では、皆さんの意表を突き、「ジェスチャーを読む!」と題して、様々なインド的ジェスチャーを取り上げます。よく知られている、首を横に傾ける「イエス」のジェスチャーに始まって、それは何?という謎のジェスチャーまで、様々なジェスチャーとそれに込められた意味を、映画を参照しながら学んでいきます。<第1回>で参照するのは、シャー・ルク・カーンの主演作品。さて、どんな作品が登場するのでしょう? どうぞお楽しみに。
 なお、メインの講座と抱き合わせで開催してきた「映画で学ぶヒンディー語塾」も装いを新たにし、いよいよ実際の映画の会話を学びます。ほんの1、2分の会話なのですが、シャー・ルク・カーンがしゃべっていたセリフを実際に自分でしゃべってみると....。あれはこういう意味だったのか、この単語を置き換えれば、自分でも使える等々、シャー・ルク気分に浸りながらヒンディー語が身につきます。ヒンディー語が初めての方でも大丈夫、カタカナ書きが付いているので、その通り読めば意味が通じてしまいます。30分間の濃密なヒンディー語学習体験をどうぞ。

 日時:2018年11月10日(土) 15:00~17:30
 場所:スペース・アーナンディ
    (東急田園都市線高津駅<渋谷から各停で18分>下車1分)
 定員:20名
 講座料:¥2,500(含む資料&テキスト代)
 講師:松岡 環(まつおか たまき)
ご予約は、スペース・アーナンディのHP「受講申し込み」からどうぞ。ご予約下さった方には、ご予約確認と共に、スペース・アーナンディの地図をメール送付致します。床におザブトンをひいて座っていただく形になりますので、楽な服装でお越し下さい(申し訳ないのですが、スペースの関係上イス席はご用意できません。悪しからずご了承下さい)。
皆様とお目にかかれるのを楽しみにしております。(松岡 環)

[講師紹介]
1949年兵庫県生まれ。麗澤大学、国士舘大学非常勤講師。大阪外大(現大阪大)でヒンディー語を学び、1976年からインド映画の紹介と研究を開始。1980年代にインド映画祭を何度か開催したほか、様々なインド映画の上映に協力している。『ムトゥ踊るマハラジャ』『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』『きっと、うまくいく』『pk』など、インド映画の字幕も多数担当。著書に、「アジア・映画の都/香港~インド・ムービーロード」(めこん/1997)、「インド映画完全ガイド」(世界文化社/2015/監修)など。


(こっちは何かな?)

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そのほか、今週土曜日は『バーフバリ』を上映中の千葉駅前の映画館シアター駒鳥座でもお話することになっています。

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『バーフバリ 伝説誕生』『バーフバリ 王の凱旋』シアター駒鳥座上映記念
アジア映画研究者・松岡環トークイベント
《インド映画の夕べ》

 

ユリイカ 詩と批評 第50巻第8号
▽特集*『バーフバリ』の世界:インド映画の神話と豊穣

  『バーフバリ』でインド映画に目覚めたかたも、インド映画に興味を持たれたかたも楽しめる! インドの文化や映画カルチャー、そしてポスト『バーフバリ』のオススメのインド映画などを、アジア映画研究者、松岡環さんにお話をしていただきます。

 松岡さんは《ユリイカ 詩と批評 2018年6月号 特集『バーフバリの世界』-インド映画と神話の豊穣》にて、江戸木純さんとの対談「インド映画に栄えあれ!」にも登場されているほか「インド映画名作ガイド――『バーフバリ』中毒者のためのインド映画案内」も執筆されております。

日時:9月22日(土) 18:00〜19:30 

場所:そごう千葉JUNNU 3F  16の小さな専門書店内 「シアター駒鳥座」
定員40名
参加料:『バーフバリ 伝説誕生』、『バーフバリ 王の凱旋 完全版』どちらかのシアター駒鳥座鑑賞レシートご持参で無料。または1000円(ドリンクチケット付き)。

ご参加は16の小さな専門書店HPからご予約ください。 

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千葉に行くと、またモノレールに乗れるので嬉しいです(←高架鉄。前回の乗車ルポはこちら)。千葉の皆様、お目にかかれるのを楽しみにしていますので、どうぞよろしく。



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2 コメント

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残念 (アールーゴービー)
2018-09-18 10:28:01
シャー·ルク·カーンでジェスチャーを読む講座、参加したかったです。駒鳥座のトークショーも千葉ならば近くなので行きたかったー。明日チェンナイに戻る予定なので、とても残念です。
話変わりますが、バープーさんのポスター屋さんに行ってきました。cinetamaさんの詳しい説明のおかげで、迷わずたどり着けました。cinetamaさんのことも覚えてらっしゃいましたよ。ラジニとシャー·ルク·カーンのポスターをリクエストしたら、いっぱい探してくれました。とても誠実な方で、楽しい時間を過ごせました。
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アールーゴービー様 (cinetama)
2018-09-19 00:33:39
コメントをありがとうございました。
一時帰国しておられたのですね。
お目にかかれなくて残念です~。

バープーさんのお店に行って下さったようで、ありがとうございます。
私も、2回目はこの自分の説明読まないと行けないかも、という感じです(笑)。
今度はじっくりとポスターを探すつもりで行って、半日ぐらいお邪魔しようと思います。
ゲットした2枚組のポスターは、インド映画連続講座の「カージョル」の時にプレゼントしました。
皆さん、2枚組のポスターにびっくりしてましたよ。

では、チェンナイまでよい旅を。
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