アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

アッル・アルジュン主演作『Pushpa 2: The Rule』徐々に姿を現す

2024-05-08 | インド映画

アッル・アルジュン主演作『プシュパ 覚醒』(2021)は、昨年上映された「熱風!! 南インド映画の世界」の目玉作品でした。2021年12月17日に公開されたこの作品は、あっという間に全国的ヒットとなり、2021年の興行収入第1位作品となったのです。アッル・アルジュン演じる主人公プシュパラージの、見事としか言いようのない裏社会での立身出世ぶり、そして彼の前に立ちはだかる、嫌味満点のファハド・ファーシル演じる警視、さらには、暗い通奏低音のように登場する、プシュパの出自を巡る本家の息子たちとの確執...。映画を見る醍醐味をいっぱい味わえるこの作品は、「第2部に続く」とわかったあと観客から熱い視線を送られたまま、はや2年と5ヶ月経ったのでした。その間、「プシュパ日照り」が小出しのティーザーで少しずつ癒やされてきたのはご存じの通りです。そして最近、ソング&ダンスシーンの動画が出ました。こちらです。各言語のヴァージョンがあるのですが、ここではテルグ語ヴァージョンを付けておきました。

PUSHPA PUSHPA (Telugu Lyrical) Pushpa 2 The Rule | Allu Arjun | Sukumar | Rashmika | Fahadh F | DSP

 

『Pushpa 2: The Rule(プシュパ2:支配)』の予告編は、すでに1ヶ月ほど前にリリースされていたのですが、こちらも付けておきましょう。多分、8月はじめぐらいに、正式な予告編最終版が出るのでは、と思います。

PUSHPA 2: THE RULE (Teaser) | Allu Arjun | Sukumar | Rashmika Mandanna | Fahadh Faasil | DSP

 

うーむ、しかしながらこれだけでは、どんな話の展開になっていくのかわかりませんね。私はファハド・ファーシル演じるシェーカーワト警視との全面対決もさることながら、注目はスニール演じるマフィアの夫マンガラム・シュリーヌよりもコワい、アナスーヤ・バールドワージ(『ランガスタラム』での表記はアナスーヤ・バラドワージ)演じるその妻ドラチャが鍵を握っているのでは、と思っています。『ランガスタラム』では、主人公チッティ(ラーム・チャラン)のよき理解者であるランガンマを演じていたアナスーヤですが、『プシュパ』のドラチャ(下写真)は、男どもよりも百倍ぐらい凶暴さを醸し出していました。『2』できっと何かやらかしてくれる、と期待している私です。

8月15日の公開日に見たいものですが、金欠病の私はじっとがまんの子。日本で上映されるよう、ひたすら願っています。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 4月20日TUFS Cinema『マダム... | トップ | インドの「いま」を知るため... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

インド映画」カテゴリの最新記事