アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

講座を受講して下さった皆さん、ありがとうございました!

2024-05-19 | インド映画

本日、朝日カルチャーセンター名古屋教室の講座を受講して下さった様様、ありがとうございました! 今回は、配信受講と共に教室参加もしていただけるようになったので、30名ほどの方との対面もかない、嬉しかったです。今回のタイトルは、「21世紀のインド映画:第1四半期(2000年~2024年)の攻防」という大げさなもの(笑)で、北インド映画(=ボリウッド映画)と南インド映画(トリウッド、コリウッド、サンダルウッド映画。昨日はモリウッド映画のお話はほとんどせずじまいでしたが)のこの四半世紀のせめぎ合いを資料を使ってお話ししました。導入部は、21世紀の状況を作る基礎となった1970~90年代のお話で、実はインド映画はどの国の映画にも増して、過去作の影響が強いのですね。ということをわかっていただこうと、延々しゃべっていたら、今世紀のパートも含めてあっという間に40分ぐらい経ってしまいました。そこで休憩を入れて、『K.G.F:CHAPTER1&2』(2022)のクリップなどを見ていただいたのですが、この歌と劇画が非常にマッチしたクリップ、実にいいですね。ブログ読者の皆様もお楽しみ下さい。

Dheera Dheera Full Video Song | KGF Kannada Movie | Yash | Prashanth Neel | Hombale| Kgf Video Songs

 

後半は、毎年のインド映画ヒットランキング2015~2023のリストを使い、ちょっとした解説をしたのですが、もう少し時間があればなあ、という感じでした。最後にまとめとして、少々大胆な予言(?)をし、現在公開中&これから公開される作品のご紹介となりました。前半のクリップは、プラバースの挨拶付き『SAAHO/ サーホー』から始め、ラストもプラバースの『SALAAR/サラール』(2023)のクリップでお話を閉じるという、計算したわけではないものの、うまく着地できた講義だったと思っています。受講して下さった皆様、お楽しみいただけましたでしょうか? 朝日カルチャーセンター名古屋の担当者さんからは、また来年もやってほしい、今度は映画音楽の話を、とか言われていますので、また来年、考えてみます。ついでに、去年のヒットソングと言えばこれ。ラージ・カプールとナルギスの映画『詐欺師』(1955)から本歌取りした歌を、シゃー・ルク・カーンとナヤンターラがフィーチャーしている、『Jawaan(兵士)』の曲です。

JAWAN: Not Ramaiya Vastavaiya | Shah Rukh Khan | Atlee | Anirudh | Nayanthara | Vishal D | Shilpa R

 

この担当者さんはインド映画大好き!な方で、私以外にも、いろんな講師を招いて講座を作って下さってます。6月には、『RRR』等の字幕翻訳者藤井美佳さんの講座があり、また、『K.G.F:CHAPTER1&2』の字幕監修をやって下さった池亀彩先生の講座も行われる予定とか。皆さん、ぜひ受講して、楽しい講義を聞いてみて下さい。それにしても、朝日カルチャー名古屋教室の講座ラインアップの豊富さには驚かされます。スタッフは9人とうかがって驚いていますが、それぞれの講師に連絡なさるだけでも大変でしょうに、と心配になるほど。これからもがんばってくださいね。私も名古屋では極上においしいひつまぶし!(下写真)を食べたので、このエネルギーで1週間ぐらいはがんばれそうです。名古屋は、おいしいものがたくさんあっていいですね!

 

 


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