アジア映画巡礼

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スペース・アーナンディ/インド映画講座4月&5月「インド映画のエレメンツ:神話の魅力」満席近し!

2021-03-19 | インド映画

今週はずーっと家にいて、シコシコ仕事をしていました。ものすごく面倒な仕事で、ワードのファイルに記録されているものをエクセルですくい上げ、エクセルのセルに入るよう面倒な刈り込み&ペーストをした後、他のセクセルファイルとくっつける、という、パソコン音痴の私には気の遠くなるような仕事でした。枝番号を作って分類する必要があったので、数字+A、B、C...にしたら、データの並べ替えをしようとすると全然引っかかってくれなかったりと、エクセルを使い慣れている方には「へ?」のような常識でもいちいちネット検索して調べねばならず、「今日こそは買い物に行こう」と思っていながら結局5日間行けずじまい。まあ、緊急事態宣言もまだ明けてないので、いいんですけどね、ステイ・ホームで。しかしこの仕事、ちゃんと役に立つのかなあ。あと2、3ヶ月すればわかるはずです。

ブログも全然書けてないので、まずは必要な業務連絡から。

スペース・アーナンディのインド映画講座「インド映画のエレメンツ」はお陰様で好評で、先月、今月と3回開催した「アクションの魅力」も毎回満員でした。続くは「神話の魅力」で、そろそろお席が埋まりつつあります。内容のご案内はこちらをご覧いただき、下の開催日をご確認の上、スペース・アーナンディのサイトからお申し込み下さい。

 日時:4月3日(土) 15:00~17:30   (お好きな回をお選び下さい)
            4月17日(土) 15:00~17:30 
            5月8日(土) 15:00~17:30 
 場所:スペース・アーナンディ(東急田園都市線高津駅<渋谷から各停18分>下車1分)
 定員:11名(緊急事態宣言が明けても、当分の間この定員数で実施します)
 講座料:¥2,500(含む資料&テキスト代)

今回はまず『バーフバリ』からお話を始める予定ですが、「アマレーンドラ」「マヘーンドラ」等の名前の意味から解き明かし、物語に潜む「マハーバーラタ」や「ラーマーヤナ」、クリシュナ神話などのお話を、映画を思い出しながらしたいと思います。ただ、神話のお話はし始めると膨大になってしまうので、あくまでも映画と関連付けられるものを取り上げたいと思っています。そして、詳しくお知りになりたい方には、参考文献もどっさりとご紹介する予定です。入門書的には前にも紹介しましたが、天竺奇譚著「一番わかりやすいインド神話」(実業之日本社、2019)がピッタリです。東海大大学院博士課程で学んだ著者なので、人名ならぬ神名表記などにも信頼が置けます。さらに詳しく、という方には、沖田瑞穂さんがここ3年ほどの間に次々と出された訳本や研究書がお勧めです。デーヴァダッタ・パトナーヤク[文・画]、沖田瑞穂[監訳]、上京恵[訳]による「インド神話物語 マハーバーラタ(上下)」と「インド神話物語 ラーマーヤナ(上下)」(いずれも原書房、2019&2020)は編集にも工夫がしてあり、読みやすいです。

  

ほかにも沖田先生のインド神話関連の著作はたくさんありますので、検索してみて下さいね。

さて、首都圏に出ていた緊急事態宣言も、3月21日で解除になるのですが、ちょっと心配なのはインドの状況です。ここ1週間ほど、感染者数の増加が顕著なのです。やっとインドの映画館も営業再開して軌道に乗りつつある時なので、またあの地獄のロックダウンをしなくても済むよう、インドの皆さんもマスクと手洗いをお忘れなく。最後に現在公開中で、ボリウッド映画2021年初ヒットとなるか、と注目されている『Roohi(ルーヒー)』の予告編を付けておきます。主演はジャーンヴィー・カプール、ラージクマール・ラーオ、そして『きっと、またあえる』で観客を虜にした”セクサ”ことヴァルン・シャルマーです。ホラー映画なんですが、ヴァルン君がいい味出しているような。がんばれ、セクサ! おお、いろんな映画のパロディが出てきますね。ひょっとして、ホラーコメディ???

Roohi - Official Trailer | Rajkummar Janhvi Varun | Dinesh Vijan | Mrighdeep Lamba | Hardik Mehta

 


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