映画学校

2011-07-24 02:17:13 | 代表日記
北京郊外にある宋荘という芸術区に、栗憲庭電影学校という映画学校があります。
学校といっても1ヶ月ほどのワークショップをするところで、政府公認の教育機関ではありませんが、「独立思考」「自由精神」といったインディペンデント映画を作るうえで必要なことを教えてくれる、中国では数少ない場所です。
講師のほとんどがインディペンデント映画の作家なのが特徴で、私どもの映画祭との関わりでいうと、応亮、楊瑾が主な講師として教壇に立っているほか、かつては彭韜や徐童も講師をしていたことがあります。

今月から第7期が開講されており、30名以上の学生が宋荘で暮らしながら朝から晩まで映画作りを学んでいるところです。
今期は香港やフランスからの学生もいて、年齢層も幅広く、バラエティーに富んでいるとのこと。
授業は8月末まで毎日続きます。



万瑪才旦監督を招いた『老狗』の上映で、司会をする楊瑾(左)