映画祭を振り返る その1

2012-01-02 11:42:09 | 代表日記
年も明けてしまいましたが、映画祭を日付順に写真で振り返ってみたいと思います。

<12月2日 初日前夜>
第一陣のゲストたちが到着。
ハオ・ジエ監督のみ早い便での到着でしたが、それ以外の人は夜に成田で集合。
前回参加した顧桃監督も、日本での映画撮影のために来日し、映画祭に特別参加しました。


到着後にホテルの近くで食事。
章明監督は刺身が大好物で、何度もおかわりをしていました。
王宏偉さんはラーメンが大好き。初日から連日ラーメン三昧だったとか。



<12月3日 初日>
オープニング前に皆で集合写真。

右端の女性は王宏偉夫人です。

会場にはここでしか買えないDVDや顧桃監督によるオルグヤ絵葉書などグッズがたくさん。


ポスターにも使われている切り絵や、同一の切り絵作家・雷祥生氏による一連の作品も展示しました。
彼は北京の栗憲庭電影基金で勤めながら、インディペンデント映画をテーマにしたシリーズ作品を制作しています。


オープニング作品は章明監督の『花嫁』。
Q&Aでは、ヒロインの女優をレストランでスカウトしたことや、撮影中に主演俳優が怪我をして中断してしまった逸話などを話してくれました。
出演者はみな素人で、彼らの実際の生活を背景に物語を作ったそうです。


次に上映された作品は楊瑾監督の『冬に生まれて』。
前回の『牛乳先生』では2年前にネット中継で参加してくれた楊瑾ですが、今回は初来日です。
主演の二冬とその妻を演じた二人は実際の夫婦で、妻役は監督の親戚なのだそうです。
しかも、物語は実際の二人の馴れ初めをもとにしているとのこと。


初日最後の作品は趙大勇監督の『歓楽のポエム』。
彼は2008年にもここポレポレ東中野での『南京路』上映に来ており、縁のある映画館だと話していました。
詩人の警官を演じている人は実際の警察官で、彼はゴミ派とよばれる詩のグループに属しているそうです。


初日の上映が終わり、ボランティアやサポーターの方々も交えての歓迎会がありました。
本当はこの日に東京を離れることにしていた顧桃監督も、あまりに楽しそうだからと歓迎会に参加していました。