イベント告知

2011-09-03 16:24:28 | お知らせ
都内で上映会を企画しているグループ「場外シネマ研究所」が、少し前の中国インディペンデント・ドキュメンタリーにスポットを当てた上映イベントを行います。
本映画祭とも趣旨が近いので、協力しています。
興味のある方は是非。

以下は転載です。
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轟轟烈烈!中国インディーズ・ムービー パート1:北京のざわめき


ワン・ビンやロウ・イエだけじゃなかった! 2000年頃の中国で、映画のための表現じゃなく、表現者がビデオカメラという新しい武器と出会って生まれた、挑戦の跡としての作品たち。政府の統制に背を向け、個人の眼差しで映像を撮れる驚きの中で、彼らは現代中国の何を見つめたのか? わたしたちの"映画"をくつがえす、ビデオ世代が生んだニューウェーブ。中国の映画の独立=インディペンデントを、ここに宣言する!
映画館ではかからない映画を上映する、場外シネマの第3弾をいよいよ開催します。

<日時> 2011年9月17日(土曜)
<会場> 渋谷 光塾(渋谷区渋谷3-27-15 光和ビル地下1階)
    http://hikarijuku.com/
<スケジュール>
13:00~ 『老人』
      中国/1999/中国語/カラー/ビデオ/94分
      監督・撮影・編集・製作:楊天乙(ヤン・ティエンイー)
90年代後半の北京の街の片隅で、毎日集っている老人たちをカメラが静かに見つめる。季節の移ろいを感じながら、戸惑いつつも変わらずに佇む彼ら。ジャ・ジャンクー監督『プラットフォーム』出演の女優がはじめて撮った一作。

14:45~ 映画キャメラマン・大津幸四郎さんとトークセッション
近年、北京宋荘芸術村のドキュメンタリー映画祭に招かれ、前回の山形国際ドキュメンタリー映画祭でも中国の作家たちと交流を深めていた大津さんの視点を通して、中国インディーズ作品に何が写し出されているかを語り合います。

16:00~ 『この冬』
      中国/2001/中国語/カラー/ビデオ/90分
      監督・撮影・提供:仲華(チョン・ホァ)
      編集・録音:向純(シァン・チュン)
北京の武装警察部隊の青年4人が、除隊を目前にしてそれぞれに抱える思いを、かつて同じ部隊にいたという監督が近い距離から写し出す。中国の一大国家組織の中にいる等身大の"男の子"の姿と、カメラの介在が引き起こす感情を描く。

<参加費> 1500円(入れ替えなし・中国茶付き)
      *メールにて予約を受け付けます(特典付き!)

<WHAT'S 場外シネマ>
映画なのに映画館では見られない!レンタル店にもない!そんな劇「場外」作品とその作家をピックアップ、参加者と共に映画を問い直す上映シリーズ企画。今まで出会ったことのない表現に、新しい見方で向き合おう。不定期で出現します。

<主催> 場外シネマ研究所(中村のり子・佐藤杏奈)
     予約・お問い合わせ: jougaicinema@gmail.com