ラブラドールレトリバー「忠太の心の声」

黒ラブ忠太と忠太パパのブログ。
最近は仕事の備忘録としてのエントリーが多いです。

内視鏡検査

2007-11-08 | Weblog
職場の健康診断で、胃の再検査を要すると診断されてしまった。
診断結果の手紙を持って、病院へ行くことにした。

病院はどこが良いのか忠太ママに聞いてきてもらった。
それによると、昨年できた総合病院が良いらしい。
私の町には大きな総合病院が2つある。
どちらも新しいが、この病院は鼻からカメラを入れるので楽なんだそうだ。

初診は待ち時間2時間に対して、先生の診察5分と、いかにも総合病院らしかった。
来週の内視鏡検査の予約を取り、誓約書を書かされ、血液検査をして終わりだ。
健康診断の血液検査の結果を持って行っていれば、ここで血液検査はなかったかもしれない。

でも新しい設備はすばらしい。特に患者管理のシステムにお金が掛かっている。
診察券である磁気カードを入れるだけで、予約されている場合は待ち時間なしだ。
清算も、外来でもらった用紙を会計に出すと、すぐに清算ができる。

現代の技術レベルを考えれば当然ではあるが、
情報量の規模で考えれば、この町で最も多い施設の一つだろう。

話は戻って。今日がXデー。
指定された時刻のちょっと前に病院に行き、受付のカードリーダーにカードを入れると
今日の予約内容が表示され、「確認」を選択するとレシートのようなプリントが2枚印刷される。
この内の1枚と診察券を指定されている外来受付に出す。

しばらくすると、愛想の非常に良い看護士さんに呼ばれ中に入る。
まず、胃の粘膜を取る液体をコップ1杯飲む。
次に、のどの麻酔を口に含んで10分くらいじっとしている。
それを吐き出すと、今度は胃の動きを止める注射を左腕にうつ。
それからまたしばし待つ。室内には緊張を和らげるためか、BGMが流れている。
鼻から入れるという情報は間違いで、口から入れるようだ。

準備が整ったのか、内視鏡検査室1に入る。
そこには男の先生1人と、さっきの看護士さんを含め3人の看護士さんがいた。
左側を下にして、ベットに横になり、エプロンをつけられ、マウスピースを口にくわえる。
ご丁寧にマウスピースはテープで止められる。

目の前にカメラらしき黒いメモリの書いてあるホースがある。
これを入れるのだろうが、あまり見ないようにしていた。

愛想よく先生が行動を開始した。
口の中にさっきのホースを入れられる。
のどにさしかかるとそれはもう“地獄の苦しみ”だった。

3人も看護士さんは必要ないのではないかと入ったときに思ったが、なんで居るのかわかりました。
3人で私を励ましてくれてます。1人は背中をさすってくれています。
でもそんなもの威力ありません。吐きだそうとしようが、まったくなにもできない。
「のどを通りすぎると楽になりますよ」と言われ、確かにそうだが、のどの部分の違和感は直らない。
「体を楽にして力を抜いて~」っと言われるが無理。体は硬直し、吐き気は続く。
さらに胃の中を膨らまし、カメラを操作しているようだ。

やっとカメラを抜き始めだした。物凄くゆっくりだ。焦らされているかのように。
最後は「カポ!」って感じで口から抜けた。
看護士さんが労ってくれるが、それどころではない。とにかく終わってよかった。
口を濯ぐように言われ、鏡を見ると涙目になっていた。

すぐに先生のお話があった。胃の画像も見せてくれた。
「いくつか小さなポリープがありますが、問題ありません。これがガンになるよう
なこともないです。」とのこと。
信じてはいたが、なんともなかった。
画像を見ると、胃の中がよくわかる。ピンクよりちょっと赤い色をしていて、きれいだった。
ポリープといっても、先生に画像を指差され、良く見ないとわからない程度のものだ。
色は胃の内壁と一緒なので、なおさらだ。
話の流れからして、手術などの必要は無いようだ。

健康診断の胃の検査の精度はすごいと思った。
あんな小さなポリープを見つけるのだから。

今日はここまで、2週間後にまた内科の検診があるので、こなければならないが
清算して病院を後にしました。
ここまでの所用時間なんと30分。予想していたより時間は短かったが、苦しかった。

もうカメラは飲みたくない。
忠太ママが「カメラ飲むくらいなら死ぬ」と言った事がよくわかった。

健康に留意します。
今日からまた、浴びるほどビール飲むぞ!!

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
だめだって・・・ (ふうたろー)
2007-11-08 12:42:00
言ってるそばからビールですか・・・
もしかして我慢してました??


でも胃カメラの苦痛はわかります。
中学2年のときに飲みました・・・
詳細レポートで記憶がよみがえりました。

お疲れ様でした
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Unknown (忠太パパ)
2007-11-08 18:54:42
苦しかったよ。ふうたろーさんの頃よりは細いのだろうけどね。

前日はを控えましたよ。
今日はもう飲んでます

hatさんのブログも宜しくね。
http://ainet-blog.seesaa.net/
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おぉ~☆ (みもり)
2007-11-08 23:24:57
なかなかハイテクな病院ですね!
カメラを鼻から?!ってメッチャビックリしてしまいましたけど、やっぱり口からですよねw
普通に考えて鼻より口からの方が断然楽だと思われ。。。w

てか、痛々しいですね。生き地獄ですね~っ
麻酔してても喉は苦しいものなんですね。。一体何の為の麻酔なのでせう
忠太パパの苦しみがヒシヒシとリアルに伝わってきました
健康って本当に大切ですね。
何はともあれ問題なくて良かったですよw
肝臓も大切にして下さいねw
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鼻から (忠太パパ)
2007-11-09 23:11:18
いやいや、鼻からの方が苦しくないそうですよ。
でもまだ普及してないようです。

麻酔が効いてくると舌の感覚なくなりましたよ。
麻酔がなければ、もっと苦しいかもしれません。

終わってから自分の胃の中を見せてもらったわけですが、
今までブラックボックスだったものが、リアルに形がわかった訳で、
とても大事にしなければって実感しましたよ。

その日の内から飲んでますけどね
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68歳にして (magarinin)
2007-11-23 20:02:50
「胃カメラ?飲み物じゃないものは飲みません」
「胃袋の中?プライバシーです。見せません」
何回も勧められたけど突っ張っていて未経験です。
このブログ読んで、ますます・・・笑

まあ、この年になって薬をほとんど飲まないのですからね。
そのうちポックリ逝くのが夢です。
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68歳だったのですか? (忠太パパ)
2007-11-24 16:54:08
magarininさんの年齢はだいたい分かっていましたが、
改めて聞いてちょっとビックリしますよ。

昨日、検査結果を聞くために再診にいってきました。
カメラを飲んだ後に、先生に「なんともない」って言われていたので
特に不安もありませんでしたが、なんともなかったです。
あれ?「なんともない」って方言でしょうか?

写真はきれいに撮れるんですよ。
話の種にmagarininさんもいかがですか?
個人情報は流出しないと思いますよww
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プライバシー (magarinin)
2007-11-26 21:00:34
後64日で69歳になります。
40才になるときも50才も60才もイヤ~な感じがしましたが、70才もねえ・・・後残された仕事が限られているからねえ・・・

「なんともない」関西でも使いますよ。
胃袋の中なんて、持ち主の私すら見たことのない情報を先に医者が生で見るなんて、プライバシーの侵害ですわ。
私一人でこっそり見て、医者が「見たいなあ」と言ったら「じゃあ、ちょっとだけよ」と言って見せてあげるものならなあ・・・爆
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イヤ~な感じ (忠太パパ)
2007-11-26 21:43:44
私は来年40歳です。
magarininさんに言わせれば、「まだまだ」でしょうけど、
私は「イヤ~な感じ」ですよ。

地元に帰ってきて7年たちました。
都会に行っていたときにひた隠しにしてきた方言ですが、
最近ちょっと戻りつつあります。
方言というよりイントネーションですかね。
文字では表せられませんね。
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