若者の車

俺に聞くのか？って感じで、嬉しかったです☆
語りだしたら朝まで続けられますが、そこは大人。
どんな車が好きなのか要望を聞き、私の知りえる知識の中である車の名前を言いました。

彼の要望は走りの車でした。
別に走り屋になりたい訳ではないのですが、それっぽい車が希望のようです。
彼は私の車に対する思想を多少理解していますし、私の車に乗ったことがありますから、
私の意見を参考にしようと思ってくれたのだと思います。

私の若い頃は魅力ある車がたくさんありました。
私にとって「魅力ある車」というのは、もちろん「走りの車」です。
今は当時に比べると、私が魅力的に感じる車はとても少ないです。

現代の車に対しての私の不満は

　１．ワンボックスカーが全盛で、２ドアクーペ少ない。
　２．排気量が大きくなり、魅力ある安価な小排気量車がない。

といったところです。

子供がいる家族にとって、ワンボックスカーの利便性は否定しません。
でも、若い彼にワンボックスカーは不要です。

豪雪地帯の我が町ですが、雪が積もっている期間は一年の内、
長くてたったの４ヶ月。
必ずしも４ＷＤである必要はありません。
あえてＦＲ車で雪中ドライビングを楽しむ人も多くいます。
なので私はＦＦを勧めました。

まだ運転暦は長い方ではないので、購入は中古車を考えていました。
予算的にも妥当なところでもあります。

でも、新車に乗れるのであれば、その方が良いことを説明しました。
予算が合えばの話ですけどね。

彼は私の車のような２ドアクーペを考えていたようですが、
私が進めたのは「スズキ　スイフト・スポーツ」です。

スイフトのメイングレードは１．３ℓと１．５ℓ。
（最近１．２ℓもラインナップされたようです。）
しかし、スイフト・スポーツは１．６ℓです。

私の若い頃は、このクラスの元気な車がたくさんありました。
トヨタの「レビン・トレノ」、ホンダ「シビック・ＣＲ－Ｘ」、マツダ「ファミリア」等
この中で今も残っているのは「シビック」だけです。
でも２ℓになってしまい、ライトウエイトスポーツとは言い難いです。
「ファミリア」も「アクセラ」と名前がかわりましたが、
これも２ℓを超えるようになってしまいました。

消去法で考えても、残るのは「スイフト・スポーツ」だけなのです。

予算的に頑張れば何とかなりそうな価格です。
走りは先代の「カルタス」から、只者でないことが容易に想像できます。
次の日、会社でネットの画像を見るなり、彼もとても気に入ったようです。

久しぶりに最近の車をネットで見てみました。
今回の東京モーターショーではＲ３５ＧＴ－Ｒがデビューしましたね。
でも排気量は３．８ℓと、歴代の車とクラスが変わってしまいましたけど。

春から噂だった、トヨタの新ＦＲスポーツの姿が明確になってきました。
グループ会社にした富士重工の１．６ℓ水平対向エンジンを
積んだ車になりそうです。
でも発売されるのは２００９年～２０１０年。
今回彼のリストには残念ながら乗りませんでした。

私は今の車にまだまだ乗り続けますが、他人の車でも、情報を集めたりするだけで楽しいです。
彼の納得のいく車が買えますように。