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〜かたることばが歌になる風になる〜

焼肉パワーの国④「カンジャンケジャン」

韓国旅行の2日目夜は、予てから楽しみにしていた、主人が勤めていた会社の韓国駐在の後輩、Tさんご夫妻と「カンジャンケジャン(カニのしょうゆ漬け)」を食べにいくこと。会社はソウルからは少し離れた地方にあるそうで、ソウル市内への移動が、車の渋滞でホテルにお迎えに来て下さる7時には間に合わないらしく、先に奥さまが来て下さった。ご主人とも奥さまとも初対面。
奥さまは気さくな方で結構よくしゃべられるので、ご主人が来られるまでの間も、以前からの知人のように退屈せずお話ができた。日本の千葉とソウルを定期的に行ったり来たりされているとのこと。同じアジアの国とはいえ、宗教も生活習慣も考え方も違うこの国では、どのように過ごされているのかなどお尋ねした。奥さまは日本人が何人か駐在されているコミュニティーの中で暮らしておられるようだ。生活習慣や考え方に於いて、どうしても理解できないことや、相容れない部分のあるのは仕方ないことだろう。一線を引いてお付き合いしているそうだ。韓流ドラマでもよく見るシーンだが、儒教の教えが基本で、目上の人を大切にするから、親には絶対逆らえない。親が子供の結婚を決めていき、子供は自分の意見さえ言えないような場面が、現代劇でも当たり前のようによく見られる。ご主人が到着して食事でお話した時にも驚いたのは、会社の仕事に於いても、自分の会社の上司が絶対的なので、相手会社との契約であろうと、仕事上の取り決めも、上司が止めるなどの意見を言うと、互いの取引がそこでなくなるという。相手との取引上の信頼関係より、上司の言動を優先するらしい。場合にも寄るけれどありえない。生のカニを食するのは普通は冬の季節で、今の季節は食中毒の懸念があるから、この料理しかやっていないという信頼のおけるお店に連れて下さった。安全に管理した冷凍ものらしい。日本の俳優の船越栄一郎、松居一代夫妻も来るそうだ
お店の名前を聞き忘れてしまったほどお店らしくない入り口の店。
期待通りのとても美味しい、味の沁みた生のカニの身をチュウチュウとすすりながら食する。このお料理もそうだが、焼肉でもビビンバでもとにかく副菜がたくさんついている。今回の旅行の一番の収穫はカンジャンケジャンだったとあとで妹が言っていた。帰りは夜9時過ぎていて、大通りで拾って4人乗った流しのタクシーが余りの乱暴な運転で、私はこんな国で死にたくないと思うほど恐ろしかった。普通の混雑する大通りを100キロぐらいは出ていたかもしれない。信号もところどころ無視していったり、きっと日本人が嫌だったんだろうと思う。駐在しているTさんなので、見くびられることなく料金は普通だったようだ。何百円のところを何千円も取られた中国人観光客もいるらしい。やっぱり何かと凄い国だ。

活動を終了した「女声合唱団風」のこと、「コーラス花座」のこと、韓国ドラマ、中国ドラマなど色々。

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