その中で、林光さんが傾倒しておられた、ドイツの劇作家で詩人で演出家のベルトルト.ブレヒトと仕事をした、クルト.ヴァイルは、1920年代に活躍したユダヤ人作曲家。
ナチスの迫害から逃れてパリに行き、後にアメリカに渡り定住し、民主主義のアメリカでポピュラー音楽や、特にブロードウェイのミュージカル音楽に貢献した人物だ。
2012年11月の日記「女声合唱団風『練習日記』」(←クリック)書いた「三文オペラ」はブレヒトとの共同で作り上げた彼の代表作だ
来年のプログラムの第2ステージでは、K.ヴァイルの作品ばかりを全部日本語で歌う。日本語でというのは、指揮者のこだわり、指揮者の訳による。
聴いて下さる方は日本語なのでよく理解できるが、日本語の譜割りには少し無理があるような気もしないではないが。
1「Speak Low(やさしく話して)」
Speak low when you speak,love, Our summer day withers away too soon,too soon.
Speak low when you speak,love, Our moment is swift,
like ships adrift,we're swept apart too soon.・・・・・
やさしく話して 夏の日は遠くへ行った
ひくい声で 揺れる舟のように 離れはなれた・・・・・
2「September Song」
3「Nanas Lied(ナナの歌)」
①
Meine Herren, mit siebzehn Jaren 若かったあのころは
kam ich auf den Liebesmarkt たのしく恋をして
und ich habe viel erfahren. 乙女のままでした
Böses gab es viel doch das war das Spiel. 何もかもキラキラと
A ber manches nab ich doch verargt. 輝いて光ってた
(Spoken 台詞しゃべる <Schlieβlich bin ich ja auch ein Mensch.> 私だって人間だもの)
②・・・・・
4「Youkali(Tango Habanera)」
5「Im A Stranger Here Myself(私 ここでは他人なの)」
この曲はメゾの真澄さんが訳した。
活動を終了した「女声合唱団風」のこと、「コーラス花座」のこと、韓国ドラマ、中国ドラマなど色々。
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