〜かたることばが歌になる風になる〜

得手不得手は興味の問題?

最近は、どちらのテレビ局でも料理をしてそのレシピを紹介するコーナーが多い。
そのおかげで私は、興味あるお料理はすぐネットで検索してレシピをプリントする。

子供が小学生の時、家庭科で作って持ち帰ったロールパンをきっかけに、飽きもせず私もロールパンを毎朝作って子供に食べさせたり、その後食パン作りばかりしていたこともあった。
今は全自動で食パンが焼きあがる機械があるが、あの当時は調理台で生地のガス抜きのために、思いっきりバンバンと派手な音をさせて打ち付けていた。

真空パックのクレープ生地を頂いたのがきっかけで、お菓子作りのために買った講談社の分厚い本は、ボロボロでページが外れかかっている。

アップルパイも、シュークリームもこの本のおかげだ。ミートパイも見よう見まねで作った。

昔クリスマスにデコレーションケーキを作ると、父はお店のケーキのようなきめ細かいスポンジでないところを逆に「小麦粉の匂いがする、手作りならではやなぁ」と言いながら美味しそうに食べてくれた。

子供のころから興味のあるモノを作ったり行動する女の子だった私は、縫い物も編み物も、母親がするそばで教えてもらいながら、かぎ針や棒針(二本針)で人形のスカートなどを編んでいた。

しかし性格は男の子みたいで、ドッジボールは女子だけの軟なシュートでは物足らず男子の中に一人入ってやっていた。今から思うと彼らにはほんとに邪魔だったろうと思う。
うちで基地を作ろうと、子供が入れるぐらいの箱状のものを金づちと釘を使って作った記憶がある。その材料は確かひな壇の木だったと思う。
父がその後段々を作り直したのか、ひな人形はその後も飾っていたと思うが木を使ってしまったことをとがめられた記憶はない。

すぐ下の妹が随分昔父から、三人の娘についてその性格というか人物を、父なりの表現で話すのを聞いたと父が亡くなった今頃私に話した。
私は、目の前に大きな岩が立ちはだかっていたら、何とかしてその半分でも打ち砕いて前に進んでいくだろう人間。
妹二人は端っこをちょこっと削れるぐらいで、姉の私と妹たちとはパワーが全然違うと言っていたそうだ。私は初めて聞く話。
娘時代に父とはそれほどよく話をしていたわけではないので、自分のことをそういう風に見ていたことが意外な気がしている。
三姉妹の長女の私が男だったらと父は思っていたのだろうか…。

結婚してもピアノで忙しい私は多分縫い物はあまりしないと母は思ったらしく、結婚の時直線縫いしかできない足踏みのミシンを持たせてくれた。
でも直線だけなのに縫い代の始末も工夫して自分の着る洋服もよく作った。
この足踏みも壊れて、その後メーカー品の十万円以上する卓上ミシンに買い替えて、元を取っておつりが来るぐらい20年ぐらい使っている。
得手不得手というのも興味があるかないか『好きこそものの上手なれ』という諺の通りと思う。


親しい友人が手作りのピザ生地でピザを焼いてくれたことがあり、自分で生地を作りたいと思いながら実行していなかったが、簡単なレシピがわかったので今日ピザを焼いた。
但し生地がやわらかすぎて丸く整形できなくて不格好だが主人は美味しいとほうばっていた。


少しずつバージョンアップしたいと思う。

活動を終了した「女声合唱団風」のこと、「コーラス花座」のこと、韓国ドラマ、中国ドラマなど色々。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「家族」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事