法則化中学・兵庫太子サークル

子どもにとって価値のある教育をしたい。兵庫県たつの市・太子町で活動している中学教師のサークルの活動記録です。

絶えざる追求過程への参加(より価値のある実践のために)

2014年11月24日 | Weblog
教育実践記録を書くことは、
まとまった教育実践の発表というより、
より価値ある教育をしたいという
絶えざる追求過程への参加である。
すぐれた実践の創造は教師全体に
課せられた共同の仕事であり、
幾世代にもわたって引き継がれていく
課題である。

 (向山洋一「絶えざる追求過程への参加」
『現代教育科学』1980年6月号)


【指導法の工夫】を集め、検討して、広げる
それがTOSS中学美技家事務局の
使命だと考えています。

それを具体的に行う場が
メーリングリストであり、セミナーであります。




第13回TOSS美術+技術・家庭科セミナーin新大阪
http://www.eonet.ne.jp/~toss-morikawa/goudou2013.html


●とき 2015年1月24日(土)13:30~16:30(受付13:15)

●ところ サムティフェイム新大阪 http://fame.hey.ne.jp/
      新大阪駅から徒歩9分。

●講座内容 (都合により変更する場合があります)

 ①誰でも参加できます「論文審査」「模擬授業」(公募)

 ②あなたの悩みに答えますQ&A

 ③成功体験を保証する授業のポイントを分析

 ④全員参加にこだわる実技教科の組み立て方

 ⑤熱中間違いなしのお勧め教材を紹介します

●資料代  申し込まれた方にメールで連絡します。

できない,わからない子どもにどう対処するか

2014年11月15日 | Weblog
向山洋一先生の論文から引用します。

教育の技術は,いかなるとき必要となるのだろうか。
またいかなるとき誕生するのだろうか。

ある教師は教育技術を求める。
ある教師は教育技術を求めない。
この差はどこから生まれるのだろうか。
これは,次の点に由来する。
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できない,わからない子どもにどう対処しようとしているか。

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「できない」「わからない」子供を前にして,まず自分自身の力の弱さを感じる。
自分が至らないから,子どもに痛みを感じさせてしまったのだと思う。
むろん,「その他への批判」をすることはある。
しかしそれは自分自身へまず批判をむけてから後のことである。
そして,私たちは「教育技術」を求めるのである。
「跳び箱は誰でも跳ばせられる」という教育技術は「全員を跳ばせたい」という
教師の思いとそのための具体的努力なしには誕生しなかった。
およそ,いかなる教育技術も,それが誕生するには「分からない・できない子」を
「分かるようにさせたい,できるようにさせたい」という
「教師の思い」と「教師の努力」が存在する。
教育の技術を求める教師こそ,一人一人の子どものことを思い,自分の弱さを省みつつ,
具体的な努力をする教師なのである。
教育の技術を求めない教師は,「跳び箱が跳べない子」がいても胸の痛みを覚えず,
平気ですごすことができる教師なのである。
         (『教室ツーウエイ』2002年1月号 10ページより引用)

美技家(実技教科)の
成功事例、失敗事例を集めて
教育技術を持った教師に成長しましょう。

冬の大阪で共に学びましょう。
お申し込みをお待ちしております。

第13回TOSS美術+技術・家庭科セミナーin新大阪
http://www.eonet.ne.jp/~toss-morikawa/goudou2013.html



●とき 2015年1月24日(土)13:30~16:30(受付13:15)

●ところ サムティフェイム新大阪 http://fame.hey.ne.jp/ 新大阪駅から徒歩9分。

●講座内容 (都合により変更する場合があります)

 ①誰でも参加できます「論文審査」「模擬授業」(公募)

 ②あなたの悩みに答えますQ&A

 ③成功体験を保証する授業のポイントを分析

 ④全員参加にこだわる実技教科の組み立て方

 ⑤熱中間違いなしのお勧め教材を紹介します

●資料代  申込者に参加者MLで連絡します。


●セミナー・メーリングリストへの参加は
morikawa754@zeus.eonet.ne.jp  まで

第13回TOSS美術+技術・家庭科セミナーin新大阪
http://www.eonet.ne.jp/~toss-morikawa/goudou2013.html