松本市アニマル桃太郎事件簿

9月に家宅捜索、11月に逮捕された悪質繁殖業者、アニマル桃太郎、百瀬耕二事件の記録として書いてます。

松本市悪質ブリーダー動物虐殺事件の要因 2

2021-10-12 11:54:16 | 社会問題

その1、として記事を書いてから一週間も経ってしまいました。

今のところ何の展開もなさそうですね。 逮捕の知らせを聞きたいところですが、書類送検とかでおしまいでしょうか・・

要因その2、としてあげたいのは、百瀬個人の性格的な問題以外の、社会的経済的な問題です。

現代社会は、効率よく合理的に合法的に「弱者から搾取する構造」になっています。

動物は最たる弱者なので、虐待され搾取されている、ということです。

児童も、社会にあっては弱者なので虐待対象になる。 貧困国の移民もしかり、です。

搾取する側、とされる側がいる。 

不当に利益を得るためには、不当に搾取される対象が存在する、ということでもあります。

 

250年ほど前、産業革命から始まったとされる資本主義社会。

これが始まった時からこうなるのは宿命的なものであったのかもしれません。

なにもかもが、お金に換算されてしまう世界。 金に魂を売る人々が多く生まれる社会。

よくもわるくも宗教性が乏しくなって、唯物論が世界を席巻。 仏教が説いている<慈悲>なんて経済優先社会においては存在しない。 良心も、道徳も、倫理も・・。

何でもかんでも、効率。 利益が出るか否か、で判断される。

大きな利益を生もうという欲は、必ず不正と悪を生みます。 搾取構造を作ります。

あらゆる業界で同様です。 あまりにも通常に行われてしまって、それが普通になって

しまったのが、現代のゆがみです。 政治家をうごかしているのは大企業。

金持ちが正義になってしまったこの世の中、どうしたら変わっていくのだろう・・と

呆然とした気持ちになりますが、どんなシステムも永劫ではありません。

ただ、どういう風に変わっていくかは人間にはわからなかったりします。(話飛びすぎ)

 

動物は、弱者の最たる存在。常に、人間によって搾取され続けて痛めつけられてきました。

それでも、歴史をたどる、、だんだん<まし>になってきてはいるのがわかります。

 

かつて、「動物は痛みを感じない」と言った哲学者がいました。かの有名なデカルトです。

唯物思想の生みの親、つまりは現代社会の生みの親みたいなもんですが

動物は機械だ、と彼は言ったのですよね。 馬鹿ですかね・・

肉食がデフォルトのヨーロッパにおいては日本と違って(日本は長いこと肉食禁止の国でした。)動物の扱いはほんとに酷かったのですが、この思想は、その残酷さに拍車をかけることになりました。

キリスト教の悪用、でもあります。人間だけが魂を持っている。

よって、魂がないものは機械だ、というわけです。(やっぱ、ばかですかね)

その延長線に<黒人は動物だからどう扱ってもいい>という思想がありました。

愛を語るキリスト教が<奴隷貿易は可であると商人らにお墨付きを与えた理由がこれです。 黒人に、家畜のように焼き印を押し、鎖でつなぎ、船底に押し込め、死んだら海に投げ捨てる・・これを何百年もやってきた西洋の国々はなんとも罪深い。

眼をそむけたくなるような歴史です。 

商売、というのは、欲をかくとどうしてもそういう悪を生む素質を持ってしまうもの。だから、大昔は、商人はさげすまれ馬鹿にされた仕事ではあったのです。金貸しも同様に、卑下されました。 それが・・いまや銀行、ですからね。

金を持っていると強い。強い=正義。みたいな錯覚からこうなったのでしょうが。

人間ではないならどう扱ってもいい、という理屈。 日本古来の感覚とは相当違います。

でもこれが西洋思想のベースにありました。残酷な動物実験も平然と行われて、合理化されます。ユダヤ人虐殺や戦争時の拷問や無差別大量虐殺なんかを考えると、人は本当に怖い生き物だ、と思います。原爆もしかり。 戦争は人殺しを正当化します。

言い訳はなんにでも付けられる、ということです。正当化という偽りです。

アニマル桃太郎の百瀬耕二も、言い訳、してましたね。 家族や従業員を養うため、とか

笑っちゃいますけど。 そう言えば何してもいいんですかね。 

痛みで泣き叫び失神する犬を見て、「犬は痛みに強いからいいんだ」と言い放った男。

ホラーですね。 サイコパス。 は、さておいて・・

 

金儲けのためにはなにしてもいい、という思想背景がありますね。

これは社会全体に蔓延しているので、その影響を受けないのは難しい。

政治が企業の下請けになっている現在。 (自公政治はそれを加速させてますけどね)

金金金、金儲け第一主義。 命よりも、金儲けが大事。 という人間が増えているわけです。

いつから、と過去をたどると長いだろうけれど、日本で言うと高度成長期からずっとそうなんでしょうね。 なんたって、敗戦で貧困の極みにまで陥ったので、金儲けしないと生き残れなかった。そのがつがつした路線のまま現在に至る、ということでしょうか。

どんな手段を用いても金儲けに成功したものたちが、今の社会を牛耳っています。

なんか、政治の問題になってしまいましたね・・

ただ、政治を変えられるか、というとこれまた非常に難しい。

政治の背後に、悪行で成功した大企業が張り付いているから。

彼らに倫理観はありません。 あるように見せかけていますが、あったら、大企業にまでなってないから。 人より稼ぐ、ということは、誰かの分をもぎ取る搾取をしている、ということでもあります。

人件費を安くするために外国に工場をつくって、そこで現地の人間の労働を搾取。

それが難しくなると、今度は連れてきて安価で働かせる搾取。

奴隷だと思われてもいけないので、研修生、という名前を付けるあざとさ。

とまぁ、人間相手でもこんな感じです。 

あぁ忘れてた。外国人の前に、自国民に対しても派遣労働を合法化して搾取構造つくりましたね。 

そんな風に、金もうけのためならなんでも・・・な社会になってしまったわけです。

 

よって、アニマル桃太郎はそんな社会構造の末端。

実際、家宅捜索が入った途端、600頭あまりが県外流出。 運び出したのは

埼玉県にある「上原ケンネル」という企業。

ペットオークションを手掛ける、業界大手、だそうです。

政治家とも仲良しらしい。 おそらく、彼らも同様なことをしているでしょう。

一部を「ペット里親会」に流し、それによって同情と寄付を集める、という商売もする。

現場のボラはそんなことしらない。 救出した、と思ってる。 そう信じてる。

本当に闇が深いです。

上原ケンネルから、さらにどこかに流れた。 一部は殺してしまったのでは、と思います。

たぶん、彼らは平気です。 犬は商売道具だから。

使えなくなったら、在庫処分、で、何が悪い、と思っています。

動物愛護法改正にも大きな圧力をかけているし、なんか知らんけど

不可思議な協会つくってますね

https://petpark.or.jp/

こういうのに騙される人はいるんだろうなぁ・・ 

動物愛護を語る、命の売り買いで金儲けをする男。 うすら寒いわ。

オークションって・・・・ 。 競り、のことですね。

そういえば、黒人奴隷も、競りが行われてました。 

牛、もありますよね。 殺されるための牛か、繁殖のための牛か・・

牛なら、ありですか? 

動物はどれも同じ動物で、区別したり差別しているのは人間です。

食用、ペット、実験動物・・・ 区別して、扱いも変えてしまう。

なんともな話です。 実験動物のための犬の繁殖をしている企業もあります。

必要悪? 私は必要だとは思いません。即刻辞めてほしい。

余談ですが、加計学園獣医学部の学部長になった「吉川泰弘」という人物は

時代に逆らって大型動物実験がやりたがるサイコパスです。動物実験が好きらしい。

(税金をだまし取ってよくやり続けてるねぇ、安倍友の加計学園)

実験動物がどう扱われているか、知られることはまずありません。 

家畜がどう扱われているかも、知ることは難しい。

どんなに虐待まがいなことが行われていても、表に出ないのが恐ろしいです。

動物愛護の精神は、法があるなしにかかわらず、人間性の問題です。

無慈悲に扱っても心が痛まない人間の存在そのものが社会の病理なので、悪い細胞が全身に広がるように社会に害をもたらすでしょう。

虐待すること自体に喜びを感じる、という完全な病人ではなく

利益のためならなんでもできてしまう、というところに怖さがあります。

医薬品、化粧品やらケミカルな生活用品の販売のおいても動物実験がなされていたりします。知られてないだけで。 残酷です。 死ぬまで苦しむわけですから。

戦時中、捕虜を使った人体実験というのがありました。

日本軍が行った731部隊、というのが有名です。 でもそこで残酷な実験を行った医師の多くは、正当化したまま人生をまっとうしています。

地位や名誉や金銭欲等々で、人はあっという間に悪魔にもなってしまう。

そのくらいしょうがないよね、という人はいます。

そのくらい、の範囲を広げてしまいアニマル桃太郎の事件のようなこは起きるわけです。 犬猫をかわいがる人が増えたから問題になっただけで、そうでなかったら不問です。

ペット産業自体が悪の温床ですが、ペット、という概念が生まれたからこそ

動物愛護、という概念も公になっていく。 

今現在も中国や韓国や東南アジアでは犬食をするひとがいますが、

ペットとして飼う人が増えたから不快感を感じる人が増えた。なんとなく皮肉な話です。

何を食べても自由だろ、という人もいます。 食文化だ、という人も。

(文化とか伝統とか言えば全部正しい、と思われがち)

そう完全に開き直れる人は慈悲心と無縁な人です。 

でも現代社会は、慈悲と無縁な人のほうが数が多いし力を持っている。

対人間だけが問題だ、という人もいます。人間至上主義。動物の痛みや苦しみには無頓着。

その割切りはなんなんでしょう。 思い込みか、思考停止か、なにかでしょうか。

 

なんか、支離滅裂でまとまらなくなってきました(-_-;)

 

利益だけを追求すると、悪がはびこる。

その悪は相当社会のあらゆる場所にはびこっている。

これが現実です。

食品業界などは典型的にそうです。

虫が食わない作物をつくるために「遺伝子組み換え」が行われてる。

その方が効率よく栽培量が上がって利益が出るから。

健康被害? まぁないことにしておけ。ですね。 表示?そんなもんがあったら、売れないから消せ、と圧力。今後、表記が消えるらしいですね。 

添加物には毒物がたくさんありますが、どれもこれも認可される。

薬害エイズだって、許可してるのお役人ですからね。

害が出ているの知っていて、流通を止めなかった。 

これが、企業が動かしている日本というやつです。 役人が魂を売りまくる。

悪質な商売人は高く売れるならなんでもしますからね。 

霜降り牛(あぶらが多い)をつくるために、薬漬け。 牛は目が見えなくなるんです。

これは動物虐待ではない、とされてる。 なんですかね、これ・・

食べるための動物は、無麻酔で切ったりなんだりされてたり

動き回ることも歩き回ることも全くできない狭いところに短い一生閉じ込められてますが

これはいいんですかね。

アニマルウェルフェア、という問題になりますが

日本は金もうけに目がくらんでいて立ち遅れている。

農林水産大臣と官僚が賄賂をもらったあの、秋田フーズの問題がそれです。

鶏たちはA4サイズくらいのところに一生、ですよ。それも金網。

これをまねしてるようですよね、アニマル桃太郎。 金網、ですよ、金網。

犬たちは足が腫れてひどかった、と記事にありましたけど・・

OGPイメージ

アキタフーズ元代表は有罪、それでも鶏たちは一羽も救われないのか| 畜産動物たちに希望を Hope For Animals|鶏、豚、牛などのアニマルウェルフェア、ヴィーガンの情報サイト

2021年10月6日、鶏卵汚職事件のアキタフーズ元代表者の裁判が開かれ、有罪が確定しました。アキタフーズ元代表 […]

畜産動物のためのサイト:動物はあなたのごはんじゃない

 

利益、利益に目がくらむとこうなります

利益を上げることが、どこまでもどこまでも上げることが至上命題になっているなら

企業が動物虐待に走るのは自明です。

そして、票が欲しい議員が加担する。

接待漬けの官僚。でも、たいして処罰もされない。

みんなで渡れば怖くない‥の世界がリアルです。

(動物関係ない役所も、賄賂賄賂で忙しいよね、NTTとかさ)

 

全体の問題・・と大きくすると、途方に暮れるばかりなので

とりあえず、動物愛護法を改正するしかない、となるわけです。

法でしかどうにもできない。

でも、法は時代によって変わるし、人々の意識によって変わる曖昧なもの。

さらに関係企業の圧と役人の日和見が加わる。

よいことはカタツムリの速さで・・とガンジーは言いましたけども・・

どんなに心を痛めても、それが主流になるまで変化は起きません。

動物の虐待に心を痛める人は、太古の昔から一定数はいた。

今も一定数はいます。でも少数ではなかなかことは動かない。

動物問題を考えると、歯がゆくなったり虚しくなったり途方に暮れる気分になり

もうしらない、と背を向けたくもなります。

でも・・ それでも・・・

やはり少しでも変えていきたい、変わっていくのを願ってやみません。

久しぶりに色々調べて、勇気をもって辛いサイトを見たりなんかしました。

 

何が悪いの?という人は、常にいます。

でも、心が痛む人はいる。 知らないだけ、という人もいる。

そういう風に人間は進化していくのだろう、と希望的観測ももってはいます。

歴史を見ていても思います。 今行われていることが、正常なこと、ではないんです。

みんながしてきたから、正しいわけじゃない。

かつて保健所にいらなくなった犬を持ち込むことは、悪いこととは思われていませんでした。今は違う。

終生飼育の義務がうたわれており、安易な放棄は認められません。

だからこそ、犬殺しをする処分屋という悪商売が存在してしまうのだけど
(どのペット業界も関係しています。もちろん、上原ケンネルもね)

行政が、ホイホイ引き取る方が、ずっと悪いと思う。

それでいいんだ、と国民全体が思ってしまう方が恐ろしいからです。

いらなくなったら殺してもらおう、が問題なし、なんて・・。

 

10年前保健所に出入りしていたころに、捨てに来る人を何人か見ました。

バイバイと軽く手を振って去っていくばばぁもいたし

病気になったから、とそんな理由で捨てに来た人もいました。

飼ってくれるところなんでしょ、ってバカ娘が言ってたな。

(なんか知らんけど、身重な娘と父親と親戚のおじさんとで捨てに来てた)

「引き取り拒否はできない」って保健所が言ってたころです。

先のじじいは、「山とかに捨てたほうがよかったのか」と逆切れしてました。

職員でもないのに口出しするな、と。 

変な人がたくさん来るので、役所も大変は大変なところです。

事なかれ主義になってしまうのもわからなくはない・・。

でも、行政が「いらなくなったら捨てていいよ」と言ってはいけない。

公的機関は、公に正しいとされることを示す義務があるからです。

どんどん片っ端から殺していた時代から考えると、(意識の上でも)捕獲が保護になっただけですごい進歩です。 実際野良犬はいないので保護、なのですが。

かつて「不用犬」という言葉があったのですよ。

実際書かれている文字をみたことあります。 くらくらしました。

いらないなら、殺してしまえって・ アニマル桃太郎と同じメンタルですよね。

まぁ保健所もかつてはそうだったわけです。 殺すところ、ではあるから。

エサも水もいらんわ、凍死しても知らんわ、というところもたくさんあったでしょうね。

(今はないと思いたい。地域差と個人差がものすごくあるところだから)

 

今日明日では変わらないように見えても、変わっていく。

何十年、何百年単位でみたら相当な変化があります。

金儲けのために命が命として扱われてない時代が今ですが

この金金金の時代が、いつか終わっていくことを願ってる。

 

とりあえず、表に出ること、ですね。

悪事は隠れて行われるもの、都合の悪いことは隠されてしまうもの。

ネットで情報拡散がされる時代。

悪をどんどん公に出すことです。

どんな悪事でも

 

ブリーダーは、すべてオープンに見せること。

見せられない、としたら それは悪を行っている、ということです。

そして、消費者が賢くならないと無理。

ホームセンターなんかからは絶対買わないこと。

カインズホームなんてね、近いけど、いかないことにしました。

桃太郎からも仕入れていた模様。

売れ残った犬猫はどこへ?と聞いてみましょう。

桃太郎みたいなところで死ぬまで繁殖、生き地獄、か 殺されてしまうのでしょう。

そういう引き取り屋と悪質ブリーダーは組んでます。絶対に。

上原ケンネル・・・ ここはマジでやばそうですね。

なんたって、犯罪者アニマル桃太郎とお友達なんですから。

 

思いつくまま書いてるので脈絡がなく話が飛びまくってるかもしれません。<m(__)m>

めんどくさいので推敲しないでアップ。

 


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