川内の功績

福岡マラソンで
３位でゴールした川内が
しばし肩を震わせて
泣いておりやした。
万全の体調やない出場で
まさかの好記録に
感慨無量やったのやろ。
企業アスリートなら
１００％出場出来んやった。
コーチもトレーナーもいない、
一介の市民ランナーやから
自分の判断で
出場に踏み切った！
マスコミは「手負いの川内」と
表現しておりやした。
どこの企業にも属さない。
各地のマラソンに参加することが
自らの練習、と
立て続けにマラソンを
走って来やした。
この型破りのマラソンランナーを
陸連やプロ解説者達は
所詮市民ランナー、
いずれ限界がある、と
冷ややかに見ておりやした。
ところが、でごわす。
福岡マラソンでは
解説の瀬古さんが
川内をベタ褒めしておりやした。
若い人も見習って欲しい！

世界最強のランナーと
堂々と勝負する
一介の市民ランナーに
プロ解説者も
脱帽するしかない

日本のお家芸出だったマラソンが
衰退して久しいけれど
市民ランナー川内が見せた
ハングリー精神は
企業内アスリートに
最も欠けているところやろ。
川内はアスリートの根源を
見せてくれやした
川内の功績は大きい
五輪に出るだけではダメ
戦えなければ・・・川内の名言でごわす。