アベノミクス危うし！

ロイターの企業調査によると
大手中規模４００社の内
安倍首相の賃上げ要請に応えて
賃上げを考えている企業は
わずかに１割しかないという。
設備投資意欲も２４％に留まる。
ほとんどの企業は
賃金を抑制して
価格競争力を維持することが
最優先になっておりやす。
賃金が上がり、消費が増え
企業が潤い、雇用が増える・・
というアベノミクスは
円安で食料品が、ガソリンが
電気ガス水道、公共料金が
軒並み値上げされて
庶民の生活を圧迫しますやろ。

デパートでは
宝飾品や高級腕時計が
売れはじめているという
報道がありやすが
景気が上向いてきた？
なんの、余裕が出来たわけや
おまへんやろ。
来年春に消費税が上がる、
世はインフレに向かっている。
今の内に
現金を物に変えて・・という
庶民のささやかな
防御本能なんですわい。

安倍内閣としては
参議院選挙を前にして
物価高だけが先行し
賃金が上がらないという
最悪の事態を
なんとしても避けたい。
せめて夏のボーナスだけでも
昨年以上の実績を・・と
企業経営者に
懇願するしかありまへんわい。
アベノミクス危うし、の
始まりですかな。